ローマ字入力の使用者は偉大です。(かな打!さん経由です)

(言及:ローマ字入力の使用者は偉大です。さあ、あなたはどっち?…トラバするか否かを考え中)


 昨日はメモだけ残しておいて、「はたしてめざせ!カチガメさん宛にトラックバック・コメントしても大丈夫だろうか…」と悩んでいたのですが、jisx6004さんがコメントをされていたようなので、今日に移動しておきます。
 ただし、トラックバックして良いものかどうかについては未だに悩んでいるので、ひとまず放置させていただきます。


 私としては、「せっかくJISカナが打てるのならば、是非ともそのまま続けて欲しい」という気がします。
 JISカナって、3年くらい全く打っていないと、もうまるで打てなくなりますから…しかもその間にローマ字入力ばかりしていると、完全に最上段はタッチタイプ不能に陥りますし…。
 ですので、「仕事場ではローマ字入力、でも自宅ではカナ入力」などと併用することが一番良いのではないかと勝手に考えています。


 もう一つ、職場のPCに「カナ←→ローマ字の切り替え方法を書いた紙」を片っ端から貼っていく…というのも手かもしれません。
 ローマ字入力しか知らない人は、当然Alt+かなで切り替えできることを知らずに立ち往生しますので(誤操作してしまうことがありがち)、これを避けるために貼る(→カナ入力のまま席を立っても安心、というおまけも付く)というのは、案外にも有効ではないかと思います。


 しかし、データ入力専業の会社でローマ字入力が主体というのは少し違和感がありますね…M式のように拡張ローマ字系なら話は別でしょうけれども、Qwertyローマ字入力オンリーですよね、それって。
 なんというか、そう言うところでは「JISカナとQwerty配列英字を使える人」が重用されるものだとばかり思っていたのですが、現在はそうではないのでしょうか…

Re:かなの配列も枯れたよね。(かな打!さん)

(言及:Re:かなの配列も枯れたよね。)

でも「QWERTY配列ローマ字入力」がデファクトスタンダード orz アアドウスレバ

 このコメントでしめられている点がとても印象深かったので、トラックバックさせていただきます。


 Qwertyローマ字入力以外の入力方法を普及させようとするならば、子供にも大人にも解りやすい説明が必要ではないかと思います。
 極端な話、サイトメソッド・ツーフィンガーを否定しては始まらないのではないか、という気がするわけでして。


 ローマ字入力ですと、↓のような良質の資料があります。
  http://www.catch.jp/kb/index.htm


 私がワープロを買った当初(〜半年以上)はサイトメソッドで打鍵していまして、ワープロに付いてくるマニュアルには「真っ当な説明書きがなかった」気がします。
 その状態でJISカナを選んだのは、単に「キートップに刻印があり(JISカナとQweは刻印、50音と新JISはシール)、そのワープロではローマ字入力モードがあまりにも遅すぎてダメだったから」に他ならず、仮に新JISが刻印されていたならば新JISを使っていたかもしれません。
 #新JISが転けたのは、たぶんこれが唯一の原因だと思っています。


 また、私がPCに移行した当時(PC-9821系)はPCの操作に英字入力の要素がどうしても必要で(ほとんどがコマンドライン&ファイラー操作の時代ですね)、英字配列を覚えなければPCの操作はままなりませんでした…で、結局練習もかねてQwertyローマ字入力に移行して、そのままJISカナを打てない状態になるまで続けてしまいました。


 2005年現在、PCの操作はほとんどがマウスです。英字配列を知らなくとも、一通りの操作を完了できてしまいます。極端な話、カナ系配列も英字系配列も、サイトメソッド・ツーフィンガーで何とかなってしまう状態です
 そうしますと、(PCが既に普及していることもあり)大抵の初心者は周囲に当たって「カナとQwertyローマ字のどちらが打ちやすいか」と聞きますよね。
 周囲では「教える面倒を嫌って、より教えやすい」Qwertyローマ字入力を勧めてしまう、というのが現状なのではないでしょうか。


 これを変えるためには何が必要か…となると、おそらくは「ただ渡せばすむくらいに簡単で解りやすい、良くできたマニュアル」が最も必要だと思います。
 もちろん、最終的には毎回印刷する手間はかかりますが、それを惜しむことなくやってみようと思っていただけるくらいのマニュアルが出来れば、現状のQwertyローマ字一辺倒な状態を、もしかすると変えることが出来るのかもしれない…などと楽観視しているところです。


 そういえば…

かなの配列は歴史が浅いからね。そのうえ、いろんな配列を試行錯誤してつぶし合い。

 この件についてですが、現状ですとQwerty配列ローマ字入力以外の全ての入力方式に当てはまることでして、「カナ系・ローマ字系・漢直系などの分別なく、全部ひっくるめて持ち上げていかないとダメだ」と感じています。
 今まで、各配列ごとの宣伝方法が「類似の新配列との比較」とか「既存の配列との比較」を元にしたものを多く含んでいましたが、

 人は誰しも今使っている(or気に入っている)モノ・方法論・手段を否定されるとかなりイヤな気分になる(=比較対象を拒絶しようという気になる)

 ものですので、こういうつぶし合い的宣伝方法は、永遠に放棄されないといけないのかもしれませんね…
 なにか、他のものを拒絶せず、かつ胡散臭くない宣伝方法を発見できればよいのですが…


 ちなみにこの「胡散臭さ」に関しては、個人的に一番マズいと思う例はNICOLAコンソーシアムの打鍵例フラッシュだと思います。
 アレは、全く同じ打鍵間隔で打鍵するべきではなく、全く同じ時間で打鍵完了するべきモノだと思います。
 作るときには苦労するけど、なぜQwertyローマ字入力がせわしない感じを受けるのかを表現するには、総打鍵時間を揃える以外に方法はないはずなのですが…こういう事って、作っている人は気づかないモノなのでしょうか。


 #前回のコメントにも増してピンぼけなトラックバックですね…すみません。

親指シフト兼用キーボード案

(自家言及:2分割スペース対応キーボード案…コンセプト。)


 昨日2分割スペース対応キーボード案…コンセプト。を書いた後に、tree3yamaさんより再び可視化画像を提供いただきました。どうもありがとうございます!
 

 http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/keyboard/layout/minikey3-yfi.png


 キートップ自体を差し替えて、実際に自分が割り当てたとおりのキートップを実現できるようにしよう!というのが一つのコンセプトです(ノート機のそれに類似する形)。従って、多くの機能キーが文字キーと同じ幅になっています


 こうやってならべていただいた図を見ると、やはり「コンセプトだけでは足りない部分」が色々と見えてきますね…。


 現状で気づいた分だけを書き出すと、

  • 案では「CapsLockは1キー幅」と書いていたのですが、図のように4/3キー幅として、Ctrlキーも同じ4/3キー幅にした方が良いのかもしれません。CtrlとCapsLkをひっくり返す人は多く、Ctrlが1キー幅では左手小指伸ばす操作が危なっかしいかもしれませんし(ctrlキーを親指側に置く人が多くいるかどうかで決まりそうですね)。
  • 同じく案ではtabキーを打ち決めしていませんで、ワープロモードにはタブキーが2つ存在します(すみません、すっかり抜け落ちていました)。以前提案いただいた分割位置変更案(http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/keyboard/layout/minikey3-m-wp2.png)と比較すると、「一つキーが増えた分をどうするか」を考えないといけない事になりますね。CapsLkとCtrlはそれぞれ1キーずつあればいいとして…やはりタブキートップが2つある方が収拾がつきそうです。

やっぱり「俺には」Qweローマ字が向かないらしい。

(言及:現状ではなし)

 かな打!のshinoさんより、かな打!(blog版ではなく本家)をご紹介いただきましたので、こちらに引用させていただきます。


 ソフトウエアの構成がJavaScriptとのことで、時間精度の問題が気になるところですが、actbemuさん謹製のオンライン版Touch31(こちらはJavaアプレット)とは少々視点を異にするスタイルとなっています。
 もちろん、「どちらがよいか」と言う話は無しということで。


 ちなみにこれらはblog上からも起動できるようで(blog外に窓が開きます)、「日本語を大切に」と「干物」については是非とも一度お試しいただきたく。
 かな入力と、ローマ字入力(表示方法3種)に対応しています。


 ちなみに私はこんな感じでした。

「干物」 1373点 名無 ローマ字 74秒 97% 268打/分 146文字/分 .05/04/17 20:28:48

「日本語を大切に」 1752点 かえで ローマ字 16秒 99% 310打/分 180文字/分 .05/04/17 20:16:41

 …文が長くなるに従ってやる気がなくなってきているのは…気のせいですorz

飛鳥×繭×ATOK2005、無事に運用できるようになりました!

(言及:飛鳥)


 延々とjisx6004さんにご迷惑をおかけしつつ、ようやく飛鳥×繭×ATOK2005の組み合わせで真っ当に運用できるようになりました。


 ひとまず、躓いたところを一通り記録しておきたいと思います。

  • 変なキーボードドライバが入っていると動きません。

 動作がおかしいな…と感じたら、キーボードドライバを一旦削除してから再起動し、キーボードドライバが再認識されるのをおとなしく待つといいかもしれません。
 ウチのノートでは、かつて親指ひゅんQが動かなくなったり、最近繭の調子が悪かったり…などしていたのですが、これが原因だったのかもしれません。
 キーボードドライバの削除方法は、スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システム→ハードウエア→デバイスマネージャ→キーボードと辿って云々という行程を辿るアレです。
 しかし、この方法を採るととんでもないキーボードドライバが導入されるおそれがあるので、注意が必要かもしれません。
 ちなみにウチのノートには元々「日本語PS2キーボード(106/109キー Ctrl+英数)」ドライバがあてられていたのですが、これをやってからは「101/102英語キーボードまたはMicrosoft Natural PS/2キーボード」にすり替わってしまいました…ホントに良いのかこれで…いや、確かに動いているけどさ…。

  • ATOK側の「ひらがな」「変換」キーに対する機能割り当てについて。

 繭は「キー入力を入れ替えるソフト」です…で、飛鳥×繭では、IME側で設定を行うことによって、「ひらがな(かなモードへの移行に使用)」・「変換(英字モードへの移行にに使用)」キーを使って、かな・英字モードを勝手に切り替えつつ文字入力を代行する仕様となっています(いや、普通は気づくはずなのですが、俺はその挙動に気づけなかったので…念のため)。
 つまりは、「自分の手で押すかわりに繭が勝手にこれらのキーを押す…そうやって、繭はIMEに意志を伝える」という動作をするわけです。ここだけ覚えておけば、今回私がはまった間抜けなミスには陥らずにすむはずですし、別キーにこれらを割り当てる場合でも迷うことはなくなるはずです。

 やるべき事は次の通り(飛鳥@月は空き地でいっぱいさんより、孫引用)。

・・・Atokの場合
・ctrl+F12等でプロパティを開き、「キー・ローマ字・色」タブを選択。
・右側の「キーカスタマイズ」を選ぶ。
・かなモードにしたいキーに「入力文字種全角ひらがな(あ)」を割り当てる。
・英数モードにしたいキーに「入力文字種半角無変換(A)」または「入力文字種全角無変換(A)」を割り当てる。

 この「かなモードキー」と「英字モードキー」は、「文字非入力時には、ユーザー操作をIMEに伝えるために必要」で、「文字入力時や変換時には、繭の操作をIMEに伝えるために必要」なので、可能な限り常に機能を割り当てる必要があります。
 ところがATOK2005では、「記号入力」モードで文字入力種を打ち決めすることが出来ないらしく、これを含めて一括指定をしようとしても、リスト中に「文字入力種〜」は出てきません。そのため一つずつ設定する必要があり…って説明では大変なので、ひとまず操作手順を書き出しておきます。

・ctrl+F12等でプロパティを開き、「キー・ローマ字・色」タブを選択。
・右側の「キーカスタマイズ」を選ぶ。
・Altキーを押しながらKキーを押して、キー基準での設定画面にする。
 (機能基準での設定画面を使用とすると面倒なので)


 ・かなモードにしたいキー(例えば「キー」欄に表示されている「ひらがな」)をダブルクリックする。
  ・Altキーを押しながらSキーを押して、「□記号入力」のみチェックを外す。
 (この操作をしないと「文字入力種〜」が出てこない)
 ・「機能一覧」欄の中ほどにある「入力文字種全角ひらがな(あ)」を選択。
 (これで「記号入力」以外の全状態に「入力文字種全角ひらがな(あ)」が割り当てられる)
 ・OKを押す。


 ・英字モードにしたいキー(例えば「キー」欄に表示されている「変換」)をダブルクリックする。
  ・Altキーを押しながらSキーを押して、「□記号入力」のみチェックを外す。
 (この操作をしないと「文字入力種〜」が出てこない)
 ・「機能一覧」欄の中ほどにある「入力文字種半角無変換(A)」を選択。
 (これで「記号入力」以外の全状態に「入力文字種半角無変換(A)」が割り当てられる)
 ・OKを押す。

という感じになるでしょうか。

 以上、再度環境を構築するために必要となりそうなことをメモしてみました。

あの○○シフトって、一体どういう意味?

(言及:現状ではなし)

 jisx6004さんの「月は空き地でいっぱい」にて、シフト絡みの話が書かれていました…私も悩んでいるので、これはひとまず書き出してみようかと。


 逐次というと思い出すのは「バッチ処理」とか「シーケンシャルアクセス」ですよね…どちらかというと、月や花やローマ字入力、あるいはJISカナ系の濁点・半濁点などのようなシフト方法を指す(プリフィクスシフトは逐次シフトの一種であり、ポストフィクスシフトもまた逐次シフトの一種)ではないかな…と感じています。


 http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/touchtype_asuka.html#20041212
 に書いた感じで、私も(去年末あたりからですが)悩んでいます。


シフトの種類より引用、行頭★と括弧内と「....」以降は全て私の追記です。

1.いつ押すか
・先に....プレフィクス
・後から....ポストフィクス
★いつでも良い(多少前後しても良い。常に同時/同期)....シンクロナス


2.押しながらかどうか
・同時に押している瞬間が必要(同時)....シンクロナス
・同時に押している瞬間が不要(逐次)....シーケンシャル/シリアル


3.続けて押したときシフトし続けるか
・連続シフト
・一回だけシフト
再帰的にシフト(多段シフト。常に逐次(同時に何キーも押すのはあくまでも同時シフト))


 単に組み合わせると、こんな感じでしょうか。
 

先に・同時・連続 =連続シフト?(小指シフト・SandS・飛鳥のプレシフト区間)
先に・同時・一回だけ =ワンショットシフト?(NICOLA)
先に・同時・再帰的 =×(定義不能)


先に・逐次・連続 =モード変更(シフトとは言わないかも。飛鳥×繭での「非トグル式の機能指定キー」など…それとツキノアスカも。いや、トグルでも良いのか)。
先に・逐次・一回だけ =プレシフト?(濁音月・標準月(濁音・半濁音キーは別として))
先に・逐次・再帰的 =文字めくり?(シフトとは言わないかも。かなめくり・漢直・ローマ字入力・拗音月)


後から・同時・連続 =連続シフト?(飛鳥のポストシフト区間)
後から・同時・一回だけ =ワンショットシフト?(NICOLA)
後から・同時・再帰的 =×(定義不能)


後から・逐次・連続 = ×
後から・逐次・一回だけ =ポストシフト?(逆月)
後から・逐次・再帰的 =文字めくり?(かなめくり・漢直・ローマ字入力・拗音月・標準月(濁音・半濁音キーは別として))


いつでも・同時・連続 =連続シフト?(飛鳥の全区間)
いつでも・同時・一回だけ =ワンショットシフト?(NICOLA)
いつでも・同時・再帰的 =×(定義不能)


いつでも・逐次・連続 =×(定義不能)
いつでも・逐次・一回だけ =×(定義不能)
いつでも・逐次・再帰的 =×(定義不能)


 うーん、とんでもない間違いを含んでいそうなので、ひとまずトラバは無しで失礼します。