松岡みゆきのブログ

町田市議会議員 松岡みゆきのブログです

愛石会に出展しました。

武相愛石会35回石展が開催されました。

武相愛石会、会長は 堀 泰洋氏です
堀 泰洋氏の著書(共書)に愛石社の「愛石事典」があります

その「愛石事典」から引用すれば、愛石とは次のように述べられています
「石を愛し、めでる。室町時代に盆山、盆石との言葉が使われ、明治時代以降に、水石と言われ、愛石という言葉は昭和時代に使われるようになった」としています

又、なんと古来日本の多くの歴史上の人物が、石を愛でているのには驚かされます。
南北朝時代後醍醐天皇徳川美術館蔵の「夢の浮橋
室町幕府の3代将軍、足利義満は盆山「士峯石」。
戦国時代の武将、織田信長西本願寺寺宝「末の松山」。豊臣秀吉西本願寺寺宝「残雪」。徳川家康臨済寺寺宝「雨生山石」。他にも多くの歴史的武将が石を愛でているのです。
それに江戸時代の外科医、華岡青洲の京都八瀬産「峻岳」
明治時代の実業家、岩崎弥太郎の遺愛石として加茂川石「紫山」
まだまだ数多くの時代の著名人が昔から石を愛でています
それだけ石の持つ何千年前から何億年という気の遠くなるような時間を超えて今ここに自然界の石たちが私たちの目の前に姿を見せてくれます。
それはなんとも時間を超越した石たちが永遠の時を運んでくれていてとても神秘的です。
http://www.ai-seki.com/exhibition.html


8月2日に皆さんで市民ホール4階ギャラリーで準備をしました。
3日から4日に展覧会で200名の来場者がありました。
暑い中ありがとうございます。
 
次の写真は、私の多摩川で探石した、題名「晩秋」です。

この石の金色をしている模様を「金梨地」といいます。
来場者の方からよく、「展示された石は不思議な色形をしていますが加工されいるのですか?」と聞かれます。
探石は一切加工はしないのが原則です。
目的の石を探石したら、その石の形に合わせて台座を作ります。
材料は、木材・紙粘土です。
この台座を作るのが大変技術を要します。
次の写真は、私の酒匂川で探石した題名「東風吹かば」です。