夏の魔物

meltchoco2012-09-22

青森ロックフェス夏の魔物。今年は8月にフェス一つも行けなかったな…と思っていたら、これが9月に残っていた。他とは一線を画すマニアック寄りなラインアップ、でも(だからこそ)けっこう見てみたいなっていうのいるし、面白そう。遠いけど…旅行ついでに行っちゃう?ってことで初参戦。


見たもの(チラ見含む)

  1. ソンソン弁当箱

あと吉田豪×杉作J太郎加藤鷹トークショーは食堂に並んでる間に見物。
朝8時から夜1時近くまで。17時間?長かったー。ためしに番号振ってみたら、すごいなー。混沌。楽しかった!遠いとかいろいろ大変ではあったけど、時間も押したし、でも雰囲気も良かったし、基本的に快適だったし、充実のいいフェスでした。

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午前中

朝なのにみんな「こんばんは!」って挨拶してたw「こんにちは」でも言い慣れないだろうに、「おはようございます!」なんて言ったことないだろうw
合間に朝ごはん食べながらバーリで本格スタート。初めて見るバンドがいっぱい。

  • ソンソン弁当箱@バーリ・トゥードステージ

ボーカルの赤いジャージの彼、最後に「この後はそこの物販にいます。買ってくれなくてもいいので、俺にビールをおごってください!」と叫んでいた彼は、その後ビールをおごってもらえたのかな。勢いがあってなかなか良かった。

  • 撃鉄@バーリ・トゥードステージ

名前はけっこう聞いてたけど初めて見た。ボーカルの天野さんが初っ端からステージ脇から上へ登りだして、ほとんど屋根の上で歌ってた。でも途中MCで「今日はここで歌おうと思う」って言ったときにお客さんから「首が痛い」って声がかかって(笑)、そしたら「じゃあ降りるわ」と言って降りてきてくれたのでいい人だなと思いました。ほとんどそっちに目が釘付けで演奏陣を見てなかったかもしれない…。

最後はどこからか自動車が来てステージ前に乗りつけ、降りてきたのが次に出演する忘れらんねえよのメンバーで、撃鉄がまだ演奏しているステージに上がって手を振りながら奥へ入っていった。そして今度は撃鉄メンバーが車に乗り込んで去っていきました。なんかかっこよかったw

「10時間かけて来て持ち時間20分」って言っていたのは彼らだったような。音源では青春非モテ全開の印象だったけど、ここでのセットは比較的さわやか系だったような気がする。そうでもないかな。

名前しか知らなくてやっと本物見たけど、なんかメンバー脱退が続いたりしているんでしたよね…。こういうものだったのか、という感じで。ギラギラしてかっこいいという印象。

夏の魔物主催者、成田大致率いるバンド。プロレスラーのアントーニオ本多さんがコーラス参加していたり、大内ライダーが暴れまわってたり(ステージから降りてきて走り回ったりしてた。楽器持ってたけど弾いてたのか?)、かと思うとでんぱ組からねむきゅんがゲストで登場したり、何でもありのカオスなステージ。主催者だけあって、一つのバンドでフェス自体も体現していたのかも。サマーロマンサーはPVも予習してたし、送迎バスでも聴いたので覚えました。そこまで見てから食べ物とビール調達へ。

@ストロングステージ

けっこう久しぶり。4年ぶりくらい?前の出演者がめちゃくちゃだったのに、超王道な感じで(笑)。青春狂走曲とかやってた。ソガバンと言えばテレフォンラブな私でしたが、それはなかったのでちょっと残念。さすがに最近はやってないのかな。途中でロティカに移動。

@王者の魂ステージ

5年ぶり4回目のロティカ、やっぱり夏はスーイカ!ちなみに前回も5年ぶり3回目で同じこと言ってますw
ソガバンから移動してたらスイカマンが見えたのでちょっと急いで行く。アッちゃんも「早く来いよー」って手招きしてた。全身緑でスイカかぶって、ステージを走り回り跳び回り。元気!変わってないね!次の曲に行く前に、ステージの隅のほうへ行って着替え…一応陰のほうではあるけどばっちり見えてる生着替えwおなじみの赤と青のピエロ衣装で再登場してまた盛り上がる。
曲はあまりちゃんとは知らないんだけど、何となく分かるような定番っぽいのが多かったのかな。ノリやすかった。タオル回せって言われたら回すし、コール&レスポンスも返すし(年代別に分けられたからちゃんとやったし)、手拍子もするし。なんか盛り上げなきゃ!って思って頑張ってみた、何となく(笑)
MCは相変わらず。「ラフィンノーズと一緒にずっとツアーを回ってるんだけど女っ気がない」ので、今夜のホテル名を出して「来てください」と、メンバー一人一人の部屋番号まで言う。ついでにラフィンは上の階(笑)。それからまたしばらく話した後、急にちょっと真面目っぽく声を落として「私事ですが、実は、先週金曜日に入籍しました…」一瞬えっ?てなりかかったけど、すぐ「わかりゃしねーよ」とか言ってて。またしょーもない嘘wそんで「戸籍は真っ白、お先真っ暗」って言おうとしてなんか間違えてたんだっけw
後半には「ニューロティカのバックダンサー」としてアリス十番の登場。アリス十番がロティカの曲で踊ってみた動画を出している縁ですね。ステージいっぱいに横に並んで踊っていた。2曲かな。そしたら狭くなっちゃってアッちゃんが動きにくそうだったりしたけどw一緒に踊ってみたり、間をすり抜けながらついでに「ちょっと匂いかいじゃった…いい匂いだったな」とかって言ってたw あと、アリス十番の踊ってる列の後ろで、ドラムの横のシンバルを跳び蹴りしようとして何回か助走つけて跳んで、でも結局当たってなかったり。さすがに体力落ちた?(笑)
メンバーも演奏しながら一緒に踊ったりしてて、楽しそうでした。カオスなコラボもありつつ、ベテランの安定したステージで、楽しかった!
アッちゃんはその後、夜のアリス十番のステージにも登場したらしいです。そこまでは見られなかったけど。

午後

ここでお昼休み。メインステージではプロレスが行われていたみたいだけど遠目にコールを聞いた程度…。食堂でカレーを待っている間に吉田豪×杉作J太郎をチラ見して、食べるのは外のリフト近くの木陰で。DJダイノジとスクービーが両側から聞こえてきた。
それから武藤昭平withウエノコウジのアコースティックデュオをちょっと見に。武藤さん渋い。ウエノさんの格好良さを把握しました。ウエノさんのギターが一回り大きかった。ビール飲みながら楽しげにやってた。
その後、暑いうちにかき氷食べよう!って調達しに行って、それを片手に在日ファンクSAKEROCKのハマケンさんのファンクバンド、生で見るのは初めて。ハマケンのダンスがすごくて驚いた!かっこいいー
ラフィンノーズ、最後のほうだけ。昔ロフトで見たことあったと思う。

@王者の魂ステージ

前のラフィンノーズが、最後ロティカや他のバンドのメンバーも入り乱れて大団円の「GET THE GLORY」で終了した後、隣のステージの0.8秒と衝撃をちょっとだけ遠目に見て、戻ってきて前方に。今回見に来たメインの一つ、嘘つきバービーです。
セッティングをしながら、ステージに残ってたらしいラフィンのセットリストの紙を二枚つなげてマイクスタンドに貼る岩下くん…(11曲並んでた。そんなにやってたのかぁ…という感じw)。サウンドチェックしながら、音楽ずるりを演奏、途中中断ありつつ、ほぼ一曲やってった。もう踊り出しちゃうよ。前に見たシェルターより断然見やすいし嬉しい。

  1. 新しい科学
  • バビブベ以外人間
  • 表太郎
  • どろろどっきんぐ

最後のどろろどっきんぐの間奏で、ジャンガジャンガジャンガジャンガ〜の合間に、岩下くん「いまから歌うよー」とかって言って、急に「あ〜した〜春がきたら〜 き〜みに〜会いに行こう〜」って歌い出す。何故松たか子。後半の歌詞は何か適当。リズムはジャンガジャンガのまんまwよくあれで合うなと。面白かったw
4曲だけであっさり短かった!きちっと時間に収めたってことなのかな。けど楽しかった!この妙ちくりんな世界とヘンテコリズムで踊ったよ!

@ストロングステージ

嘘つき終わって移動してったらちょうど天馬くんの「セックスはお好きですかー?!」からだったようなw野外でも何でもやることは変わらないようで。コンドームも撒いていたようで。「ロキノン系ならぬロキソニン系バンド」って言ってたのがちょっとウケた。
相変わらずバンドはしっかり普通にカッコイイバンドの音出してるんだよね。でもなんかメンバーが一人、最後の曲の打ち込みの音出しがうまくいかなくて、さらに今朝も遅刻してきたとかで怒られていた、キーボードの人だったかな。浜崎さんがかわいい声で辛らつに「こいつまじふざけんな」みたいな感じで言ってたw
前方2列くらいは赤い小旗振ってたなぁ。赤い水玉の服着た人も何組か見かけた。コアファンが来てますね。

@ストロングステージ

メインのストロングステージでは、転換の間、プロレスラーのアントーニオ本多がつなぎのトーク?をしていて、人間椅子のセッティング中もアントンさんが、後ろのメンバーに気も遣いつつ、いろいろ話したりモノマネしたりしてました。で、アントーニオ本多の森羅万象モノマネって、芸能人とプロレスラー以外は何でもできるというモノマネ、お客さんからのリクエストでやってたんだけど、人間椅子前はけっこう人間椅子の曲名とかからお題を出すお客さんがいて、ふじつぼ人間とかがけっこうウケたw あと「神聖かまってちゃんのの子」って言われて「かまって〜、かまって〜」って歌ってたんだけど(笑)、そしたら和嶋さんが「それ、かまってって言ってるだけでしょ、知らないんでしょ」って真面目にツッコミ入れてて可笑しかった。最後にやってたのが「陰獣」で、ノブさんと和嶋さんが効果音つける中で顔と動きで陰獣を表現してたんだけど、それも後で和嶋さんがツッコミ入れて、マイク通さなかったから聞こえなかったけどたぶん、「陰獣の『イン』は『淫』ではない」ということを言ったんじゃないかと推察する(笑)わじー真面目だからな。
という前置きからの、人間椅子です。野外で見るのは初めて!それも地元青森で!
夏の魔物には二回目の登場だそうで。野外フェスは似合わないけど、魔物は似合うバンドでしょうって言ってた。

  1. 沸騰する宇宙
  • 洗礼
  • 深淵
  • 賽の河原
  • 針の山

最初にオープン!セサミ!でかけ声を上げつつ、人間椅子の重くてぶっとい音に一気に引き込まれる。特にベースが本当にすごくて。地の底から響くような。野外だからなおさら、地面が割れて地獄の扉が開くようなイメージ。ちょうど日が落ちる時間帯で、演奏が始まるときにはステージにも日が当たらなくなっていたんだけど、もうちょっと暗くなって黄昏だったらもっと雰囲気あっただろうな、それこそ魔物が出そうな…。
深淵の前にMC。隣のステージでPANTAさんの演奏が始まって音が聞こえてきていて、鈴木さんが「さっきPANTAさんとすれ違ったんですけど、気づいてもらえませんでしたよ」和嶋さん「えっ、どうして?」鈴「太ったからじゃないですか」って(笑)そういえば椅子の二人は長いこと一緒にやっているのにステージではお互い丁寧に話しますね。
それから和嶋さんが「大自然の中にいると、自分の中に自然があるような、自然の中に自分がいるような、自分自身の中に深く入っていくような感じがします」というようなことから「深淵」に入ろうとして、「イントロがすごく静かなんですよ…」と。隣の音が聞こえているから…。「でもそこを聴いて欲しい」と言って曲に入りました。この日一番音かぶりが残念だったのはここかな。でも和嶋さんの手元を見ながら真剣に聴いた。
それから、ドラムのノブさんの「兄貴って呼んでくれー!」があり(ノブさんは顔が広くてフェスの会場も知り合いだらけで、すれ違う人みんなと挨拶交わしてるとか)、あと鈴木さんから「青森に来たら、恐山を観に行ってください。バスで行くのがいいです、面白いから」とオススメされて、からの、賽の河原と針の山!このラスト2曲はやっぱりすごく盛り上がった!研ちゃんわじーの中合わせも見られたし、わじー歯弾きも見られたし!
青森の大自然の中での人間椅子!ほんと最高でした。見に来て良かった。

夕方

  • THE☆米騒動@バーリ・トゥードステージ

初。名前だけ聞いたことあったけど、予習で音源聞かせてもらって普通にカッコイイ!と。で、見てみたら女子だった!的な。3曲見て、ライブもかっこよかった。
最後になぜか袋入りのもやしが客席に振舞われ…というか袋が投げられて飛んできたんだけど、最初の一つ(?)がわりと後ろのほうへ飛んできて、ちょっと一人離れて立っていたお兄さんの胸に当たってパーンと袋がはじけ、もやしが飛び散ったのがなんか絵になって残っている(笑)。そのお兄さんは両手を肩の高さに上げて「何が起きたのかわからない…」という顔をしていた。他にもいくつか飛んできて袋からはじけ飛んでたんだけど、最初は何が投げられてるのか分からなくてみんなけっこう逃げ惑っていたけど、もやしならまぁ害は少ないかwしかし何故もやし。

1曲目にいきなり深夜高速だもの!通りすがりに思わず足が止まる。もう一曲見てから離れたんだけど、戻ってきたらラストの曲はまたフェス定番の真冬の盆踊りで、また通りすがりながら「ヨッサホイノホイ!」と踊っておいた。

@王者の魂ステージ

この日最大級の伝説を残したのはきっとこのバンドでしょう、キンブラ。何があったか、ぐだぐだ書くより、Togetterのまとめを読んでもらった方が生々しくていいんじゃないかとも思うので、とりあえず貼ってみる。
キングブラザーズ @ 夏の魔物 '12 - Togetter
それでも書くんだけどねw
まず登場がめっちゃ格好良かった。ステージにはドラムとベースだけで始まって、ベースのシンノスケが後ろを指さすので見たら、ワンボックスカーの上にパイプ椅子のせて座ったマーヤとケイゾウが!グラサンしてどーんと座っているのがカッコイイ。車自体はけっこう離れたところで動いてるのが見えた(そのときはこっちのステージに関係あるとは全然思わなかった)から、おそらく向こうのステージのほうからずっとその体勢で乗ったまま移動してきたっぽい。後ろのほうにいたので、けっこう近くまで車が来ていったん止まり、二人が立ち上がってパイプ椅子を投げ捨てる。そして寄ってくる人波に、マーヤが道を空けろと手で合図。モーゼの十戒のように分かれて道を作る客。どうするのかと思ったらそのまま車で通っていった!そしてステージのすぐ近くまで乗り付け、そこで今度はお客さんを手招きして呼び寄せ、ダイブ!二人ともダイブ!ケイゾウさんはふわっと受け止めろって感じの降り方だったけど、マーヤは思いっきり跳んでたよ。お客さんに運ばれて、ようやくステージに4人が揃う。おわかりと思いますが、ここまでで既にけっこう時間とってるw
キンブラ見るのは二回目、前回は春のKAIKOOで、そのときもマーヤがダイブしてお客さんに騎馬戦みたい乗っかって後ろまで走ってきたりしてたので、また来るんだろうなと思ってた。その通りにマーヤはまた飛び込んできて「俺を運べ!」とお客さんの上を泳ぐように渡っていって、何度か後ろまで来てた。クロールするみたいに前へ腕を出して、人がいない方へもどんどん来ようとするので、思わず支えに行った。ちょっとだけだけど手をがっつり握ったよ。近くにお父さんに肩車された小さい女の子がいて、客の上を泳ぐマーヤとがその子と握手しようとしててかわいかったw
曲とか全然分からないんだけど、ていうか、ライブで見る限り曲とか歌とかよりパフォーマンスに目が行っちゃうし、何曲やってるとか曲の切れ目とかわかんないくらい…。「終了の合図がでてるんだけど、もう一曲やってもいいか!?」って言ってからも、そこからさらにすごい長いw「ロックンロールが飛び込むぜ!」とバンド自体が全部ステージから客席に下りてくる。ドラムもみんな下ろしてくる。演奏は続いたまま。客の中で演奏してる。「少しの間見えなくなるけど、見えなかったら自力で見えるところまで来るのがロックのマナーだろ!?」空いたステージには他の出演者達が続々やってきて笑いながら見てたり写真撮ってたり(空く前から乱入して踊りまくったりダイブしたりしてる人もいたけどw)、さらには次の出演順のavengersがセッティング始めたり、もうカオス。客席も当然カオス。下りてきたバンドが見えるところまでは行かなかったけど、マーヤはまたお客さんの上にいたので(お客さんが支える脚立の上に乗ったりしてた)見えてて、「ニシノミヤー!」を絶叫。クライマックスを迎え終了。終わってもしばらくざわざわしていた。
この間隣のステージは静かだったのですが、なんと内田裕也さんのバンドが、キンブラが終わるのを待っていたらしい…。音が被るのを嫌って、ということらしく。次のavengersは裕也さんが終わってから始まったみたい。それにしても裕也さんを待たせるキンブラ…。また他のフェスならあり得ないんだろうけどねぇ。すごかったわー。面白かった。

DJ掟ポルシェ@道場ステージ

メインステージが押してて時間がちょっとできたので、どうしましょうか、とふと建物のほうを見たら、窓から楽しげに踊っている掟さんの姿が見え(笑)、DJやってるわーと行ってみる。中ではアイドル曲をかけていて、掟さんと一緒に立って踊っているお客さんもいるし、時間的にちょっと疲れて休憩に来て座っている人もけっこういて。私らもちょっと休憩がてらに見てたのですが。DJっていうか、掟さんの奇行を眺める会と化していた(笑)。踊ってたかと思うと、急にガムテープを会場の端から端にびーっと貼って仕切っちゃったり(しばらくして剥がす)、食堂のラーメン用に置いてあったボウル入りの刻み長ネギをおもむろに取って食べ、その後お客さんに振る舞う、またしばらくすると割り箸を配る、ミニボトルに入った醤油を配る、などなど…。楽しんで見てるお客さんだけじゃないんだけど、後ろのほうにいても油断できない。逃げる女子を追い回してたり、まぁ後ろでも記念撮影しちゃう子もいたり反応も様々ですが。あと突然外に走り出して行っちゃって、何人かお客さんも踊りながら追いかけて行っていた。しばらくして列になって戻ってきた。
ちなみにこのとき掟さんは既に泥酔していて記憶が部分的だと、のちにツイッターで言ってました。

このフランクフルトを奪われた女性のくだりは目撃していないのだけど、やられたらトラウマだわマジで…w 掟さん、ツイッター上で謝ってましたよ。でもこのときやってる最中の掟さんは、何より本当にものすごく楽しそうでしたw 最後までは見ないで途中で外に出ちゃいましたけど、面白かったです。

@ストロングステージ

7年ぶりで活動再開したのは知りながら、まだ見る機会のなかったヘルマンをここで!
ライブ見るのって何年ぶりなんだろう、休止前最後までは見てないから10年ぶり4回目くらいかなぁ…?音源も昔は聞いていたけど既に手元になくて、曲覚えてるかなぁ?くらいの感じでいたんだけど、始まったらあっという間に記憶がよみがえった。1曲目「東京湾」で懐かしすぎてキャー!ってなって「ベイオブトーキョー」一緒に歌ってた。まぁちゃんと分かるのはそれと、中盤でやった「言葉の果てに雨が降る」と最後の「アクション」くらいだったんだけど。他もなんとなくは知ってる曲だったと思う。あーそうだ、これがヘルマンだわ、ってすごい懐かしかった。ありそうで意外と似たものがない個性だと思う。
演奏が始まってから満を持して、ウルフ大旗を持って登場!初めてヘルマンのステージ見たら大体注目しちゃうのがこの人。楽器は持たず、ボーカルでもなく(たまにコーラスはする)、しかしフロントに出ずっぱりで動き回り、踊り、盛り上げる。再始動を聞いたときも「え、ウルフは?」ってまず思ったwちゃんと変わらず健在でした。やっぱりウルフいないとヘルマンじゃないよね。「おっさんになったウルフ」とかも言われているらしいですが、まぁそりゃなりもするだろう7年なんだし。でも普段もっと年上のおじさん達も見てるから私はあんまり感じないかなwキレのあるダンス、変わらないね!って感じだった。最後にメンバー紹介して岡本さんが、ドラム、ベース、キーボードって紹介した後、「僕の親友です」って紹介していて、なんか笑ってしまったけど、胸を打つものもあるね。すごくいい表情をしていました。
オリジナルメンバーフルではないけど、サポート陣もしっかりしているから、演奏はすごく良かったです。「言葉の果てに〜」が聴けて良かった、染みた。そして何よりも楽しかった!年末CDJへの出演も決まっていて、また見れたらいいなー。