『収容病棟』トークイベントのお知らせ

シアター・イメージフォーラムにて公開いたしましたワン・ビン監督最新作『収容病棟』。
(タイムスケジュール:前編/11:30 後編/13:50 前編/16:05 後編/18:30)

トークイベントのお知らせです!

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1) 7月3日(木)の18:30〜(後編)上映終了後

■ゲスト:信田さよ子さん(臨床心理士

原宿カウンセリングセンター所長。お茶の水女子大学大学院修士過程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症摂食障害、ひきこもり、ドメスティック・バイオレンス児童虐待に悩む人たちやその家族のカウンセリングを行っている。
http://www.hcc-web.co.jp/

信田さよ子さんからのコメント:
精神病者の姿は驚くほど自由で個性的だ。中国社会を辺境から描き出す監督の手腕に脱帽。」

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2) 7月12日(土)の18:30〜(後編)上映終了後

■ゲスト:原一男さん(映画監督)

72年、ドキュメンタリー映画『さようならCP』で監督デビュー。74年、『極私的エロス・恋歌1974』発表後、撮影助手、助監督を経て、87年、『ゆきゆきて、神軍』を発表。日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞。http://newcinemajuku.net/index.php

原一男さんからのコメント:
「収容病棟とは、他ならぬ“この世の縮図”である。収容されている人々は、私たち自身である。だからこそ無性に愛おしい。このような人間観を持っている王兵監督は、信頼できる。」

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皆様、お誘い合わせのうえ是非ご来場ください!


※6月29日(日)の橋口譲二さん(写真家)のトークイベントは終了いたしました。

ツァイ・ミンリャン監督引退作『郊遊』公開記念イベ

ツァイ・ミンリャン監督の引退作『郊遊<ピクニック>』が8月下旬より
シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開となります。

来月には、ツァイ・ミンリャン監督とリー・カンションの来日が決定。
本作の公開を前にツァイ・ミンリャン監督とリー・カンションの来日&ファン交流イベントが開催されます。

ご入場につきましては、本日より、シアター・イメージフォーラム窓口にて、整理番号付き特別鑑賞券の販売を開始しております!
もしかしたら2人揃っての来日はこれが最後になってしまうかもしれないこのイベント、お見逃しなく。

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ツァイ・ミンリャン監督引退作『郊遊<ピクニック>』公開記念
今回限りの『河』特別上映+蔡明亮&李康生来日記念イベント

日時:6月16日(月)19:00開演(終演22:30予定)

会場:シアター・イメージフォーラム

19:00-20:55 『河』(1997)35mmプリント上映
21:00-22:30 ツァイ・ミンリャン&リー・カンションQ&Aとサイン会
       スペシャルゲストも参加するトークも予定

整理番号付き前売チケット:2,500円(税込)
※当日3,000円のところ(前売り券が完売した場合は当日券の販売はありません) 

シアター・イメージフォーラム窓口にて発売中!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140519-00000016-rcdc-asent

『収容病棟』公開初日、決定

いつもお世話になっております。

ワン・ビン監督最新作『収容病棟』、東京のシアター・イメージフォーラムでの公開初日が
6月28日(土)に決定いたしました!

映画『収容病棟』は前編 122分と、後編 115分で分かれており、前売り券も2種類あります↓

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○通し前売り券 2200円(当日一般通し券2500円の処)

○前編・後編別特別鑑賞券(1回券)1300円(当日一般各1600円の処)

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上映時間は下記になります。

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前編11:30/ 後編13:50/前編16:05/後編18:30

※各回入れ替え/整理番号順


また、公開後にはゲストを呼んでトークイベントを実施いたします。

☆6/29(日)橋口譲二さん(写真家)
☆7/3(木)信田さよ子さん(臨床心理士
☆7/12(土)原一男さん(映画監督)

※いずれも18:30の回終了後の開始です。

是非、ご来場くださいませ!

http://www.imageforum.co.jp/theatre/

ワン・ビン監督最新作『収容病棟』6月シアター・イメージフォーラム

精神病患者が1億人を超えると言われる中国。
その中国の雲南省にある精神病院を撮影した初の国際的ドキュメンタリーがついに公開されます。

《第70回ヴェネチア国際映画祭特別招待作品》
《第35回ナント三大陸映画祭銀の気球賞》

『無言歌』『三姉妹〜雲南の子』の
世界が注目するワン・ビン王兵)監督の最新作!

2009年に当局が「精神病患者が1億人を超えた」と発表した中国。急激な経済成長の陰で、その数はさらに増加の一途をたどり、
現在では日本の人口を超えているに違いないが、その精神病院の実態は謎に包まれたままです。
今回、『三姉妹〜雲南の子』などで知られる世界的ドキュメンタリー監督ワン・ビンが撮影したのは、雲南省の精神病院。
ここには200人以上の患者がいて、中には入院して20年以上になる者もいるなど、その実態は「入院」というより、まさに「収容」。
患者たちは多種多様で、暴力的な患者、非暴力的な患者、法的に精神異常というレッテルを貼られた者、薬物中毒やアルコール中毒の者、
さらには、日本では信じられないことだが、政治的な陳情行為をした者や「一人っ子政策」に違反した者までもが、“異常なふるまい”を理由に収容されているのだといいます。

しかし、そうした衝撃以上に、本作観賞後に印象に残るのは、収容者たちひとひとりの人間としての魅力です。
ワン・ビン監督と言えば、ファンが必ず口にするのは、その独特な被写体との距離だが、約3ヶ月半の撮影期間中、監督がほとんど毎日病院に通って記録した本作の映像は、
まさにこの誰も真似することのできない唯一無二のカメラ=“ワン・ビンの距離”を感じさせるもの。
そして、観る者が「まるで鉄格子の中に入ってしまったかのよう」な感覚になる作品です。

そんな感覚を、予告篇でいち早く体験していただけたらと思います。(下記URLより予告篇をご覧いただけます)

http://youtu.be/QUv2PrgcVUY


公開まで、どうぞよろしくお願い致します!


☆公式HP(http://moviola.jp/shuuyou/
☆公式Facebookhttps://www.facebook.com/shuuyou
ワン・ビン監督作品公式Twitter(@eiga_wangbing)

『フォンターナ広場ーイタリアの陰謀』12月21日(土)シネマート新宿

映画『フォンターナ広場ーイタリアの陰謀』が、いよいよ12月21日(土)シネマート新宿他にて全国順次公開します。

本作の舞台は、学生運動の波が高まる1969年のイタリア。

1969年12月12日16 時37 分。かの有名なミラノの大聖堂ドゥオモの裏、フォンターナ広場にある全国農業銀行が爆破され、死者17人、負傷者88人を出した<フォンターナ広場爆破事件>。
「イタリアを変えた」とまで言われ、歴史的な惨劇となったのにも関わらず、真犯人は未だに明らかにされていないというイタリア最大の未解決事件から44年ー。
この事件の完全映画化に挑んだのは、大ヒット作『輝ける青春』の名匠マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督。
監督は、当時まだ十代の頃に現場から300メートル程しか離れていない場所におり、実際に事件を目撃していました。「自分の目で見てしまった限りには、自分で描かなければならない」と、満を持して映画化に取り組んだといいます。
その演出は、全編緊迫感に溢れ、一瞬たりとも見逃せない映像の力はまさに圧倒的。
犯人はいったい誰だったのか?操っていたのは誰だったのか?イタリア政府はすべてを知っていたのではないか?
東西冷戦のさなか、事件を闇に葬った巨大な力の前に、翻弄されながらも真実を見いだそうとする人間の葛藤、信念、希望、絶望、そして愛を描きり、深い感銘を与える渾身の傑作となっております。

是非、ご覧ください!

公式サイト:www.moviola.jp/fontana/
Facebookhttp://on.fb.me/16LnrBz

『もうひとりの息子』公開が決定しました

昨年の第25回東京国際映画祭で、見事〈サクラグランプリ〉と〈最優秀監督賞〉をダブル受賞した『もうひとりの息子』の公開が決定しました。
晩秋、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開です。

本作の題材となっているのは“取り替え子”。
イスラエルに住むフランス系ユダヤ人の女性が、愛する一人息子が他人の子供であること(出生時に、病院でパレスチナ人の赤ん坊と取り違えられていた)を知るところからストーリーが始まります。事実を受け入れられない夫、そして両親の実子でないことに大きなショックを受ける息子。取り違えられた相手の家族にもその事実が伝えられ、2つの 家族は自らのアイデンティティをめぐって苦悩します。

本作は、絶えず緊張や衝突が続くイスラエルパレスチナの民族問題を背景に、
世界がいまだ解決できない困難な問題を、家族という小さな単位の身近な問題としてとらえ、揺れ動く人物の姿を繊細に描いたオリジナルストーリー。
そして、いま世界に必要な希望を感じさせる感動作です。

監督のロレーヌ・レヴィはユダヤ系フランス人で、本作が4本目の監督作。グランプリ受賞時に「この賞をイスラエルとパレス チナの子供たちに捧げたい」と語っています。出演は、揺れながらも母の愛の強さを自然に溢れさせるイスラエル側の母親に、現在のフランスで最も尊敬を集める 女優の一人であるエマニュエル・ドゥヴォス、その息子を『ぼくセザール 10歳半 1m39cm』(03)の子役だったジュール・シトリュックが繊細に演じています。

昨年の東京国際映画祭上映時は、審査員の評価のみならず観客からも広い支持を集めた本作品。
公開に向けて詳細が決まりましたらまたお知らせいたします。

『三姉妹〜雲南の子』大阪•梅田ガーデンシネマでも公開中

5/25に東京のシアター•イメージフォーラムにて公開がはじまったワン・ビン監督最新作『三姉妹〜雲南の子』ですが、おかげさまで初日から満席でスタートいたしました。
そして、6/1からは、大阪・梅田ガーデンシネマでも公開となり、下記のスケジュールで上映しておりますので、関西の皆様、是非この機会にご来場ください!

【梅田ガーデンシネマ】
■6月1日(土)〜6月 7日(金) …… 13:15 / 16:15 / 19:15
■6月8日(土)〜6月14日(金) …… 12:40 / 15:45 / 18:50
■6月15日(土) …………………… 時間未定

http://www.gardencinema.jp/umeda/


東京はシアター•イメージフォーラム(渋谷)で絶賛上映中です。

【シアター•イメージフォーラム
■連日 ……13:00/16:10/19:20

http://www.imageforum.co.jp/theatre/

6月9日(日)は、両劇場にて、『三姉妹〜雲南の子』ヒット記念「子どもの未来へ For Child Poverty Act」三姉妹のポストカード3枚セットを来場者全員にプレゼントいたします。


この6月の今期国会終了までに制定を目指している「子どもの貧困対策法」にもちなんだ今回のプレゼント、映画を通して少しでも子供の未来への関心を持っていただけますと幸いです。

ご来場、お待ちしております。