仕事がGW休みなのをいいことに、東京に一泊二日で行ってきました。メインはももクロちゃんのFCイベントに参加するためですが、その間に遭ったことを断片的に記録しておきたいと思います。ヒマな人は読めばいいと思います。
浪漫飛行(米米CLUB・1990)
金土日と3日間行われたももクロちゃんのFCイベント。金土は仕事だったので当然行けるわけもなく、GW休みに突入した日曜の朝から東京へ飛び、そしてそのまま西武ドームまで行くという強行軍。久々の東京だし、時間もタイトなジーンズにねじ込む私という戦うボディなので内心ちゃんと着くのかどうかハラハラしたが、そこは腐っても30代。ちゃんと着いた。うーん、大人だね。順調すぎるくらい順調に着いた。
江古田(山崎まさよし・1999)
西武ドームへ行く途中に江古田の駅が。江古田といえば日大藝術学部、なんていう風に爆笑問題カーボーイリスナーである自分は教育されているので、なんとなく降りてみたい衝動に駆られたわけですが、当然降りるわけもなく。
まつり(北島三郎・1984)
西武球場前駅を降りるとそこは5色の大量の人だかり。正確に言えば既に電車内は5色に染められていたわけだけど、そこに集まっている人の量と熱気、そして盛り上がり方を考えればこれはFCイベントというレベルではなく、ひとつの「祭り」なのだと、ぼっちのハトヤさんは瞬時に理解したのであります。いそいそとグッズやら食事やらを済ませたらあっという間に時間になっていたとさ。寂しさ感じるヒマもなし。
Party Queen(浜崎あゆみ・2012)
イベント開始に先駆けて、先日骨折したあーりんこと佐々木彩夏プロがトークショーをkwkmこと川上マネージャーと展開。浜崎あゆみの曲に乗せてお姫様の恰好で車いすに乗せられて登場したあーりんはぷにっぷにだけど完全に美しい。「浜崎あゆみさんが出ると思った?」とあーりん。誰も思いません。
ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッデイ!〜(芦田愛菜・2011)
いつもの登場曲「overture〜ももいろクローバーZ参上!〜」からの1曲目はまさかの芦田愛菜の曲。タイトルが「日曜日」なことと、親子席があったのを意識したのと(今年は「子供祭り」を5月5日にやらないので、気を遣ったんだと思わせるような流れ。次の曲もポケモンの曲「みてみて☆こっちっち」だったし)、高城れにが以前本人の前でワンコーラス真似しながら歌いきって芦田に気を遣わせたというエピソード諸々が重なって自分は腹を抱えて笑うしかなかったわけだが、そりゃ周囲はキョトンとしますよね。
会いたかった(AKB48・2006)
れにちゃんを狙撃する役として「ゴルゴ13」のモノマネ芸人ジョーク東郷が登場。ゴルゴの替え歌でAKB48の「会いたかった」を熱唱。メンバーに「ここでやるかその曲」と突っ込まれていた。それ自体は完全にギャグなので全然問題ないのだが、自分はジョーク東郷を見て「ああ、以前にリアルスコープ(フジ系。現「超潜入!リアルスコープハイパー」)で見たときと何も変わってない!素晴らしい」と、これまたおそらく会場のモノノフとは全然違うことを考えていた。
堂々平和宣言(ももいろクローバーZ・2014)
新曲のカップリングで映画「偉大なる、しゅららぼん」の主題歌。国立(のLV)でも聞いたはずなのだが、何度か聞いたせいもあってかすげえカッコいい。カラオケで歌いたい、とこれまた全然関係ないことを。
泣いてもいいんだよ(ももいろクローバーZ・2014)
新曲で映画「悪夢ちゃんTHE 夢ovie」の主題歌。中島みゆきが作詞作曲。こちらももう何度も聞いているはずなのに、ライブでのパフォーマンスと歌詞が自分の中で変にオーバーラップしてしまい、この曲を聴きながら本当に泣いてしまった。気持ち悪いオッサンの誕生である。
ニッポン笑顔百景(桃黒亭一門・2012)
日曜の17時30分ごろなので「笑点」のテーマ、からのこの曲。最初の芦田愛菜もこの笑顔百景も、この後のフリだ、と考えれば非常によくできたセットリストだなあと思う。本当に。どこまでメンバーが決めたのかは分からないが、ここまでの構成がメンバーによるものだったならば、それはもう普通に称賛できるレベル。
Chai Maxx(ももいろクローバー・2011)
いままでLVで何度も踊ってはいるんだけど、周囲がちゃんと踊ってなかったりして若干歯がゆい思いをしてきた。しかしやはりFCイベントだけあって、周囲もちゃんとみな完璧に踊っている。「来てよかった」と思えた瞬間。なんだかんだでこの曲は楽し過ぎた。
サザエさん(宇野ゆう子・1969)
FCイベント3日目の最大の見せ場がここ。日曜18時半ということで、サザエさん。そのOPとEDを歌う宇野ゆう子本人が登場しての歌唱。それこそ「HEY!HEY!HEY!」でしか歌うのを見たことがなかった宇野を生で見ることが、そして生歌が聴けるとは夢にも思わなかった。これはこれで非常に贅沢な体験だったと言える。現役のシャンソン歌手でもある宇野の歌声は健在すぎた。ちなみにHPを確認すると27日は「所沢シャンソン教室」が16時まで行われていたらしいのだが、それが終わってから駆け付けたのだろうか。ちなみにワカメちゃんの扮装のれにちゃんはクレラップのCMの子そっくりだったことを書き添えておきたい。
労働讃歌(ももいろクローバーZ・2011)
3日目のタイトルが「Sunday Stand Up Let's Go カンパニー」という、社会人泣かせのタイトルだったので、最後に「労働讃歌」やるんだろうな、と思ったら最後までやらず。そこは少し残念だったかも。ちなみに自分の席は非常に見やすく、良い席だったのでメンバーと目があったような気がする瞬間が何度かあり、ちょっと嬉しかった。本当に目が会ったかどうかなんて関係ないんだけど。ももか小さい。オッサンは気持ち悪い。
Danceでバコーン!(℃-ute・2010)
イベント終了後、大勢の人にもまれた電車で東京へ戻り新宿へ。今回唯一迷った新宿駅。「℃-uteホリックもいいとこ」なこの人と久々にお会いして酒飲みながらアレコレと話す。とりあえず新宿に降り立ったので新宿アルタ前まで行き、「いいとも」の冥福を祈って合掌しておきました。いい供養が出来た気がします。
shots(LMFAO・2009)
今「アルコ&ピース」及び彼らのラジオが面白いというところで意見が一致。前日には日比谷公園でラジオ絡みの彼らのイベントがあり、実はそれにとても行きたくて、会場で「everybody!」と叫びたかったという話*1。その他色々話したのですが、そういや「ファンキー加藤っていけすかないですよね」という話をするのを忘れていた、と今になって思う。
地平を駆ける獅子を見た(松崎しげる・1979)
宿泊場所は品川プリンスホテル。といっても殆どビジネスホテルのような部屋なので格安。しかも運営会社である西武HDが株式上場したので宿泊施設内で使える500円のチケットくれた。ありがたく翌日の朝食代として使う。ラッキーである。そういやプリンスホテルで西武といえば石毛だな、とか30代以上じゃないと分からないことを思い出しつつも、西武線乗って西武ドームでプリンスホテルと西武HDに金払いまくってるんだから500円のキャッシュバックくらいしてもらってもいいわな、と思い直して就寝。
罪と罰(椎名林檎・2000)
二日目は東京観光を兼ねて押上、東京スカイツリーへ。もちろん単純に「スカイツリーでけえ」という感想を言うためだけの観光でもあったのだが、子持ちの人妻と密会*2というふしだらなことをしていたわけです。そんなことをしていた同時刻、実は渋谷(NHK)ではスタジオパークで「紙ちゃん」こと平岩紙が生放送をやっていたわけです。全く知らなかったのです。知っていればこんなことにはっっ!!という忸怩たる思い。最近紙ちゃんのネタやらなくなったので神様(紙様)が罰を与えたのだと思います。反省します。
君にマニョマニョ(パール兄弟・1992)
人妻と別れ浅草へ。浅草寺を参拝。呟きのほうでは完全に混同していたが、れにちゃんがぶらりしたのは柴又だよなあ。間違った。*3仲見世を歩いたり煙を浴びたりして浅草寺ライフを満喫していたのもつかの間。おみくじで「凶」を引き当てる。まあ凶だから仕方ないのだけど、書いてあることがあまりにひどい。「生涯、災いが尽きず、ただ危ういことのみ多いでしょう」だってさ。100円のおみくじに生涯の災いを宣告された日にゃ泣けてくる。しかもこれ英訳してあったりして*4、外国人が読んで気分悪くならないのか。一応日本語では「誠実に過ごせば吉に転ずる」とかフォローがあるんだけど、英訳フォローなし。外国でこんなの引いたら自分なら泣く。あと「凶はちゃんと結んで帰れ」とあったが、あまりに面白い、いや畏れ多いので持ち帰ってネタにしました。
Let it be(The Beatles・1970)
でまあ失意(ウソ)のまま浅草をフラフラしていたら、かの有名なプロマイド専門店「マルベル堂」を発見。興味本位で近づいてみたら「笑ってはいけないプロマイド」と称してガキの使い「笑ってはいけない」シリーズに出演する人たちのプロマイドが。中でもジョンレノンそっくりの岸部シローがこれでもかと言わんばかりに並べられ、ついつい手が出そうになる。買わなかったけど。店の中には掟ポルシェや杉作J太郎、和泉元彌・節子親子のプロマイドなど、昔のものだけではない「珍プロマイド」も結構あって、案外面白かった。しかし面白いの勢いのまま買ってしまうと後悔する値段なので(一枚500円税抜)今は心底「買わなくてよかった」と思っている。でも和泉節子プロマイドは魔除けに効きそうだったな。
というわけで無事札幌帰ってきましたが、案外予定もきっちり詰まっていて有意義な二日間だったなあ、と。次東京に行くのはいつになるのやら。