ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

私はぜんそく持ちだった

 そ〜なんです!となにも勢い込んでいうことはないけれど、いつの頃からかわからないのだけれど、私はずっと喘息持ちだった。記憶の中でも、真冬に遊んだあと、走ってうちまで帰ってくる時に、往々にして咳き込んだ記憶がある。何回もそんな経験があった。幼いながらもそれを意識するようになっていた。
 最も辛い状況になったのは異国の地においてだった。夜中の発作が辛かった。背中がすっかり冷え込む状況だった。激しく咳き込む私も辛かったけれど、連れ合いはもっと辛かったに相違ない。自分が眠いながら咳き込んでいる旦那の背中を温めなくてはならない。本人は明け方になって不思議に寝付く。目が醒めた時には憔悴しきっていて動けない。仕事に行けない。断りの電話を入れてからまた寝付く。昼頃に目が醒めるともうすっかり何ともなくなる。
 こんな状況だから仕事場で理解されるわけがない。何しろ喘息発作を持っている人間はそうでない時には全く何ともない。そんな状況を見ている人間はいくら喘息だといわれても、信用できない。こいつはサボっているに違いないと思う。
 しかし、今の私には全くそんな発作が起きることがない。確かに風邪を引いたりすると呼吸器に深い影響がある。しかし、何ともない時に喘息発作が起きることは全くといって良いくらい、ない。
 あの頃の喘息が精神的な要因が引き起こしていたことがよくわかる。

阿部孝夫

 1943年福島市出身、東大法学部卒。元自治省官僚。北陸大、高崎経済大、法政大教授を経て2001年から川崎市長。
 まさかとは思うが彼がこんな発言をしたと新聞紙上で報じられているのだそうだ。新聞紙名、掲載日が不明。(twitterで拝見)。

セシウム検出食材 給食使用
市長「危険知ることが大事」
 川崎市の小学校給食で、放射性セシウムを含むとわかった県産冷凍ミカンや山形県産リンゴ缶詰を使うことについて、阿部孝夫市長は四日の会見で「危険の中で生活していることを子どもたちが知ることが大事だ」と語り、教育的側面からの使用を強調した。
 市の検査で、冷凍ミカンは一キログラムあたり9.1ベクレル、リンゴ缶詰は同1.6ベクレルの放射性セシウムを検出。市では、国の基準値(一キログラムあたり100ベクレル)を下回っていることから、冷凍ミカンは四月から給食で出しており、リンゴ缶詰は九月から使用。
 横浜市鎌倉市が冷凍ミカンの使用を見合わせていることへの質問に、阿部市長は「このレベルでビクビクする教育をすることが間違い」とし、「道路では車にぶつかる危険性があり、すれ違った赤の他人に指される可能性もある。だから人とすれ違うな、と教育しますか?」とも。
 納得していない保護者もいるが「ビクビクしなさんな」と話した。(山本哲正)

 東京大学法学部というのはこんな大馬鹿野郎でも入れる学校だったのかと私は至極驚いた。
 (新聞記者の名前から類推するに東京新聞の神奈川版ではないか。)

人たらし

 「女たらし」といわれる人がいる。これは大体、概ね男だと相場は決まっている。大体、遊び人のことを意味する。一方、「人たらし」という言葉には良い意味もあり、悪い意味もある。
 人を説得することのとても上手い人というのはいて、人をその気にさせるという意味では天才的な手腕を発揮するのである。そういう人は莫大な財産を持っているわけでもないのに、どこかから(もちろん具体的な相手はいるんだけれど)資源を引き出してきて自分が実現したい夢を実現していく。詐欺とはいえない。うまく人をその気にさせて、自分がやりたいと思っていることを本当にやれるようにしてしまうんだから、それは実力があるというんだろう。
 しかし、どうも実績が伴わないというところが腑に落ちない。結果としてのできがはなはだよろしくない。完成したものを見ていると、これはとてもプロが造ったものとはいえないだろうというような代物なのだ。
 ちゃんとやっているんだけれど、ろくなものができない。悩んだり、落ち込んだりすることは全くない。次から次に違う人たちを使って、大規模な自分の世界を造り出していく。しかし、結果はたいしたことがない。
 これは彼にその分野の才能がないということだろうか。それとも、たまたまな結果だろうか。

2012年09月10日のツイート