ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

またでた、絶対

 リニアカーの試運転で時速600km/時を超えるスピードが出たといって各紙が書いている。何しろ品川から名古屋まで40分で行くという。ほとんどがトンネルになるという。それだけトンネル掘ったら建設費は驚くほどのものになるんだろう。乗車賃は一体いくらになるというのだろうか。
 トンネルは掘ると地下水脈に必ずあたる。それをぶった切るので、その近辺の水脈が切れる。地下を公共空間と見なすということになっているんだから法的に問題はないといっても、その観点からいうと問題はある。人間社会が大丈夫だったとしても、自然環境にクラスタの生物にとってどんなことが起きるのか、わからないし、わからなくても良いというのが傲慢なる人間らしいという点だろう。
 地震が起きたらどうするんだろう。新幹線だって地震で事故が起きたことはないから大丈夫だという説明は全然意味をなさない。何しろスピードが違う。

「トンネルや高架橋などの構造物も全て阪神・淡路大震災級の揺れに耐えるよう、基準に基づいて設計されています。リニア新幹線には脱線という概念がそもそもないんです」(JR東海

 と新聞には書かれている。超伝導で車体が浮いているから大丈夫だといっても停電してしまったらそれはまったく意味をなさないだろう。電源供給が大丈夫だったとしても、構造的に地震によって破壊されてしまったらどうするのだろうか。トンネルが崩れたらどうするのだろうか。
 「いや、今の近代的な技術力によってそれは完全に防ぐことができます」と説明するんだろうか。
 喜んでいるのはかつての本四架橋や東京湾横断道でおなじみのメンバーだけじゃないのか?

もうどうしようもありません

東京新聞 2015年4月21日 13時27分
 東京電力は21日、福島第1原発の「K排水路」と呼ばれる排水路内に設置したポンプ全8台が停止し、放射性物質で汚染されている雨水などが外洋に流出しているのが見つかったと発表した。ポンプが停止した原因や流出量などは調査中という。

 で、政府の見解を求めます。

広告業界

 広告媒体を作るという仕事がある。新聞や雑誌等の印刷物として出稿する広告を作る、あるいは製品を説明する、あるいは企業活動を説明するために印刷物やら映像やらを作るという仕事といっても良いかもしれない。
 これを買うのはそういうツールの作り方としてはまったく頭に何も入っていない人たちだったりする。そういう人たちにどんなものを作るのかということを説明しなくちゃいけない。それが面倒なんだね。その人のセンスがどこまで何を理解することができるのかというところがわからないからだ。
 そのために様々な手段を考える。グラフィックの世界ではカタログを作る時にはダミーというものを作る。写真や文章の入れ方を示すために、まったく関係のない文章と写真を使って雰囲気のわかるものを作る。偽物だ。だからダミーという。
 しかし、説明を受ける側、つまりこの場合「客」はそうやって見せるものだとは思っていなかったものだから、それを見せられて「何をふざけたものを持ってきたんだ!」といって怒ったことがある。
 製品のプロモーション・ビデオを作っていて、ナレーターが説明を録音していたら、それを聞いていたお客が突然、ナレーターに「君はこの製品をひとつでも売り込もうという気概がない!」と叫んだこともある。
 そういうわけのわからんお客をなだめすかすのが営業の仕事だ。某大手広告代理店にはこういう営業に、聞いたら驚く様な縁故を持つ社員がいる。本当に驚いたことがある。そういう時代はもうとっくに通り過ぎていることを願うばかりだ。

日テレとフジ

 古賀茂明が日本外国特派員協会で記者会見をした時にその会見中にはなんの質問もせずに、終わってから古賀茂明を囲んでマイクを突きつけて質問する日本のテレビの異常さに自分たちはまったく気がついていないどころか、この男ならばどんどん叩いても大丈夫なんだからという思いが表に出ている囲み取材には心底情けない上に、この国の劣化振りに腹の底から怒りがこみ上げる。
 日本テレビの男とフジテレビの女がバカさ加減をさらけだす。日本のあたまはそっちにむいてしまっているのか。自分の立場、自分が何をしているのかもわかっていないテレビ局の手先。
 古賀茂明の根性を見損なっていた私は本当に彼に謝罪したい。


2009年1月
篠塚 浩編集長:テレビ朝日が放送するニュース・情報の責任者
Q.報道において大切なことは、どんなことですか?
A.「これがニュースだ」と我々が押し付ける時代では、もはやないと思います。番組それぞれの時間帯に見ていただいている視聴者の方々の興味関心に適切に答える形で、良質な情報を提供したいと思っています。
Q.これから、どんな報道を目指していきたいですか?
A. 非常に暗い時代になってきていますが、あまりネガティブにならないようにしたいです。これからの世界や日本を見通すためにも、個人の生き方を考える上でも、様々な材料や選択肢を提示できたらなと思います。見ていただいて「得をした」と思っていただきたいですね。

 いやぁ、確かに見て得をしましたよ。如何にテレビ朝日がバカヤロウか、よぉ〜くわかりました。

2015年04月20日のツイート