Hatena::ブログ(Diary)

okatakeの日記

2017-03-27

善行堂のお客さんで、毎日新聞大阪の記者・Kさんが、ぼくが善行堂にいる時いらっしゃり『風来坊ふたたび』を買って下さったのだが、「憂楽帳」という大阪毎日の夕刊コラムで、取り上げて下さっている。ありがたい。簡潔に善行堂のこと、ぼくと善行堂の関係、詩集の中身、ぼくと山本の店でのやりとりを書いて下さった。

http://mainichi.jp/articles/20170325/ddf/041/070/017000c

今週発売「アエラ」から4週、「読書days」というコラムを書きます。第一回は吉田拓郎『気ままな絵日記』について。本の写真は自分で撮って送る。工夫して、いろんなところへ本を置いて撮りたい。二週目締め切りが今日で、これから古書通信社全国古本屋地図』について書きます。「ますく堂」「むしくい堂」へ、詩集を搬入せねばと思いながら、動き出せずにいる。そういえば「青春18」を使って日曜は、という件もパス。誕生日に、どこかへ出かけて来ようか。

新潮講座」第三期(全三回)は「新潮文庫読書会」。第一回(4月15日)は『伊豆の踊子』を読みます。まあ「読書会」といっても、堅苦しいものではなく、ざっくばらんに、どんなところが面白かったか、面白くなかったか、登場人物の行動をどう思うかなど、多少文学的ではあるが、大いに人間くさい読書会になればと思っております。第二回が『沈黙』(5月20日)、第三回が『三四郎』(6月17日)です。いずれも土曜の午後。あまり参加人数が少ないと中止になるかもしれません。それは仕方ないことだけど、できれば第四期も続けてやりたいので、興味のある方は「新潮講座」までアクセス、お問い合わせ(03-3266-5776)ください。開催可能になれば第四期読書会は平日夜になり、都内でお勤めの方も参加しやすくなると思います。学生の方は学割があるんだそうです。

雨上がりの午後、25日に八王子でオープンした「むしくい堂」へ行ってきた。まだ棚が空いているが、とてもいい店に仕上っている。ぼくがいる4,50分ほどのあいだにも、初めてのお客さんが次々入ってきて、むしくい堂さんと言葉を交わして行かれた。いい感じだ。くわしくは「古通」次号で報告します。詩集風来坊ふたたび』、『古本道入門』がサイン入りで置かれてます。また、岡崎武志セレクションの棚も作ってきました。ぜひ、見に行ってください。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/okatake/20170327

2017-03-26

寒い日曜。午前、ふたたび小平パラダイスへ。昨日は戦場だったが、二日目はおだやかな会場。落穂拾いをする。

昨日、第二期「新潮講座」3回目、神楽坂から白山文学さんぽ。7名が参加。新顔もお2人。ありがたい。3時間かけて坂を上り下り、小石川植物園も散策。みなさん、初の入園。ぼくもはじめて。宏大な敷地に、さまざまな花、樹が植わっている。子供づれ、カップルも多く、ここは都心の別天地なり。締めは白山「誠文堂」で銘々古本を買い、「庄や」で打ち上げ。飲み食いしながら、いろんな話をする。二次会へも全員参加。楽しい半日となった。担当者のMさんの尽力もある。つくづく、やってよかったと思う。こういう出逢い、つき合いを大切にしたい。このまま、4月からの読書会も、おなじメンバーでできればうれしいが、それぞれ事情もあり、そうもうまくは行かないか。人数は多くないが、その分、顔と声が行き渡り、とてもいい雰囲気の講座になった。参加していただいた方々には、心からお礼を言いたい。みなさんの心遣いがありがたかった。ぼくは天下無敵のいい読者を持ったと思う。

夜、ウィスキーを飲みながら映画「たそがれ清兵衛」を、3度目か4度目か、観る。ぼくは無条件に大好きな映画。いろいろ理屈をつけて、この映画をけなす人とは、つきあいたくない。竹細工で鳥かごを夜なべで作る父・清兵衛に、論語素読をする娘が「学問はなぜ必要か」と問うシーンがある。針、裁縫のようには、たしかに学問は役に立たないかもしれない。しかし、学問は自分で考える力をつける。自分で考える力があれば、世の中、どんなに変わっても、それに対処して、生きていける……というようなことを父が答える。「読書」もそうではないか。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/okatake/20170326

2017-03-25

これから小平パラダイスに出陣、あまり時間がないのだが、昨夜の「中川フォーク12 斉藤哲夫」の回、満席、盛況のうち終わりました。ぼく、斎藤さんのアルバム3枚持って、愛聴しているので、お目にかかれて生歌が聴けたこと、本当によかった。斎藤さんのマネージャー氏が、「おかざきさんのラジオ、聴いてましたよ」と言うので、オヨヨとうれしかった(馬鹿みたいな文章で申しわけない、急いでいるので)。斎藤さん、この日、昔のこともたくさん語り、歌もたっぷりうたい、打ち上げも短時間だが参加下さった。五郎さんによれば、「いやあ、こういう哲夫さん、珍しいよ」ということであった。詰めかけたファンの熱意も伝わったのではないか。「中川フォーク」をやってよかったと思えるひとときでした。持参した『風来坊ふたたび』も3冊売れた。これもうれしかった。

本日午後2時より、「新潮講座」で神楽坂から白山文学散歩をします。漱石荷風、「川口アパート」、手塚治虫徳永直寺田寅彦などの跡を訪ねる3時間ぐらいの散歩で、最後、参加者と居酒屋で打ち上げ予定です。当日でも参加可能なので、行ってみようかという方は直接、神楽坂新潮講座」までおこし下さい。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/okatake/20170325

2017-03-24

青春18」きっぷがまだ4回分のこっている。使用期間はあと半月ぐらい。どこで使おうか。日曜はどこかへ行こう。富士塚巡り、というのもいい。千葉にも多くあるのだ。ひさしぶりに内房線に乗るか。ただ、古本屋はほとんどない。なくても、西千葉で「鈴木書店」に立ち寄れば、古本熱は解消されるだろう。

風来坊ふたたび』の詩稿を書いたノート、手帖が出てきて、「あとがき」には「二十数編」なんて書いたが、軽く三十以上書いていたことがわかる。一日、四、五編書いた日もあった。何かに憑かれたように書いたのだ。ものにならぬまま放置したものもあり、いちおうかたちにはなったが、いまいちのものもノート、手帖に書き付けられている。「風来坊 30」と書かれた未定稿をここに写しておく。見つけるまで、まったく忘れていた。

「遅くなってもいいですよ/表のカギは開けておくから/部屋はアカシアの間を用意しました/お風呂を使うなら静かにね

バスが一便遅れ/思いがけず時間を食って/頼んでおいた宿に遅くなる

朱肉の匂いのする郵便局で電話を借り/なんとかそのことを宿に伝えたら/先の返事だ

着く頃には日付も変わっているだろう/月夜の歩行は慣れている/闇を背負って歩いていると/黒い森からフクロウの声が聞こえる

夜がわだかまっている

生きていくことに飽いたら/こんな森で暮らすのもいいなあ/小さな小屋を建て/小枝を拾ってきて煮炊きをするのだ(以下、欠)」

ここまで書いて、おそらくその後の展開が思い浮かばず放置したと思われる。

風来坊ふたたび』(古書善行堂)税込み1080円を置いていただける書店、古書店がありましたら、古書善行堂へお申し込み下さい。5冊以上7掛け買取りでお願いしております。よろしくお願いします。サイン入りは残部が少なくなってきました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/okatake/20170324

2017-03-23

昨日、国立まで買い物に出て、尿意を感じ「たましん歴史・美術館」へ。ここのトイレは大変きれいで、静かで落ち着ける。小貫政之助展をついで(といってはなんだが)に観る。大正14年東京生まれの画家で、戦後まもなく福生に転居して多摩の作家に。これは知らない画家だった。しかし、雑誌「新潮」表紙や、黒岩重吾の著書の装画をずっと手がけていたというから、どこかで目にしているかもしれない。油絵でもモノトーンで、画面を引っ掻いたり、ナイフで線を入れるなど、平面だが立体的な描き方をしていたようだ。女の横顔、正面の絵が多く、頭の上に鳥を乗せた絵も多い。長男が三島由紀夫を尊敬し、三島の死の後、自殺するなどの不幸を背負っている。年齢は違うが、同じ時代を生きた画家たちの展示もあり、香月泰男岡鹿之助宮本三郎鳥海青児などの絵も見られて得した気分。再婚した夫人が詩を書いていて、夫婦で詩画集も作っている。絵を描く、絵を教える以外に収入がない夫を支え続けた人のようだ。名を小貫妙子、という。大貫妙子と並べて覚えておきたい。

7月からの「新潮講座」の読書会で取り上げる候補(4月から6月は決っている)を、増田書店でもらった新潮文庫解説目録をにらみながら考える。安部公房砂の女』、大江健三郎『芽むしり仔撃ち』、幸田文『流れる』、庄司薫赤頭巾ちゃん気をつけて』、高野悦子二十歳の原点』、ブローティガンアメリカの鱒釣り』、フィッツジェラルドグレート・ギャツビー』などはどうか。みな、ぼくが青春時代に読んだ名作だが、参加者とともに読み直したいという気分である。

さるところで聞いた話だが、同年齢の知人男性が、家族内でまったく疎外され、彼だけ、妻子ともまったく口をきいてくれない、という。何か用がある時は、メモ書きを渡されるというからひどい。何か、彼がひどいことをしたというわけではないらしく、まったく不可解で、彼は家に帰るのがイヤだという。みんな仲良くしてほしい。

明日、中川フォーク・ジャンボリーは満席、とのことです。ありがとうございました。あとはキャンセル待ち、ということになります。どうしても、という方は粘り強く、国立ビブリオに連絡下さい。今日はいちにち忙しかった。変な話だが、自著の『風来坊ふたたび』(古書善行堂)を、カバンに入れ、何度も読み返している。西荻音羽館」でも扱ってもらえることが決まりました。1080円を7掛け卸し買取りで、5冊から、ご希望の店あれば、発送しますので古書善行堂へお問い合わせ下さい。まだサイン・イラスト・落款入りバージョンは残部あると思いますが、その点もご確認ください。 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/okatake/20170323