okatakeの日記

2018-10-15

あわただしい一日。まずは午前中に「アカハタ」試写室、なんと「相棒」について視聴して書く。古ツアさんとのやりとりで、どうしても午前中に会わないと、『素描集』がまにあわないことがわかり、あわてて中央線阿佐ヶ谷まで。ブツを改札で受け取り、またすぐに帰還。再び帰宅し、「サンデー」のゲラに手を入れて送付。『素描集』の、最後の仕事を、ポンコツにむち打って仕上げ、古ツアさんに送付。再び外出。福生駅で、芸術新聞社の社長Iさんと待ち合わせ、西多摩霊園に、高田宏さんの墓参りへ同行する。Iさんは、ずっと高田さんと懇意にされていて、一度墓参りへとおっしゃっていたが、ぼくも高校の3年時の担任T先生が、京大時代に高田さんと親友だったと聞かされていて、高田さんの取材の際、そのことを告げると、奥にいらっしゃった奥様に「おおい、彼、田中の教え子だってさ」と言われたりなんかしたのだった。高田さんが「エナジー対話」を編集されていた時、ぼくは大学生だったが、「一緒に仕事をさせて下さい」と志願する手紙を書いたこともあり、あれやこれやで、高田さんの墓参りと聞いて、駆けつけたのだった。この墓参りは、私小説作家なら、作品化するようなできごとであった。Iさんと、高田さんを偲んで呑みましょう、となって、国立「ニチニチ」に案内するも休み。「小樽酒場」という地下の北海道料理の店で呑み、語り、締めにと御誘いしたのが、先日、高橋「白い扉」英幸さんに教えられて同行した「望月」へ行くも、こちらも休み。

弟と電話で30分ぐらい話す。京都で、弟がオーナーだったフォーク・ロックの音楽バー「ディラン・セカンド」が、18年目にして、力つきて11月末で閉めるという。「ごくろうさんだったなあ」と声をかけ、兄弟で話す。弟は人間的に、ぼくなんかより、遥かに優秀な奴で、周囲の人は、みんな弟のことが好きである。力になってやりたいが、あんまり力になれず、申しわけない気持ちでいっぱいだ。閉店までに、ライブや、いろいろイベントをするようで、関西在住の方は、最後の餞に、ぜひ行ってやって下さい。

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2018-10-14

そうか、もう14日ですか。今月は過ぎるのが早いぞ。『刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』(BS2)を、録画して見ている。おもしろい。1960年代オックスフォードが舞台。コリン・デクスター原作の「刑事モース」の、若き日の活躍を描くという設定。この名だたる刑事、探偵の若き日を描くというのは、すでに多くの例がある。みんな、挑戦してみたくなるのだろう。「刑事コロンボ」で、というのはどうだろう。シリーズの冴えない中年、というのではなく、若き日は、パリッとした二枚目刑事で、しかもキビキビしていた。若い女性が振り向くような美形で、見るからに敏腕。ところが、ある事件で、早まった捜査で、被害者を死なせてしまう。酒に溺れ、地に墜ち、しばらく隠棲していたが、そこから這い上がって、のちの「コロンボ」のスタイルとなる。誰か、やって下さい。

金曜日、角川春樹事務所の仲のいい編集者Nくんと、もと同僚で、現在柏書房編集者(こちらは初対面)と高円寺で呑む。九州料理の店だったが、いい店でした。たちまち満席に。ちょっと、話するのに、声が通らなくなってきたので、「コクテイル」へ逃げて、こちらでは、澄ちゃんと久住の卓ちゃんのグループが呑んでた。越川さんもいて、なんだ、知合いばっかりじゃないか。さすがは「コクテイル」であります。

J・ディーヴァー『ブラック・スクリーム』は四分の一ぐらいまで読んだ。今日中に読まないと、あとあと大変なり。

以下、古ツアさんが作ってくれた、今秋発売の古本本の宣伝文であります。よろしくお願いします。いや、ユニークで、面白い本に仕上っていると自負しております。古ツアさんとの弥次喜多コンビぶりも、ますます加速。限定1000部で増刷なしの売り切り、であります。盛林堂の神田古本まつりの先行販売、店頭初売り分などには、二人でサインを入れるつもりでおります。書店さん、古書店さんで販売して下さい場合、サイン入りの御希望があれば、その旨、仰って下されば、そうさせていただきます。

■「青春18きっぷ古本屋への旅」岡崎武志×古本屋ツアー・イン・ジャパン著

■B6版オールカラー全128ページ

■1500円(税込)

盛林堂書房発行

一ヶ月強の期間内に、五回だけJR全線乗り放題(特急新幹線急行列車・JRバスを除く)となるお得な切符「青春18きっぷ」を駆使し、古本屋を目指す旅に出る。酷暑の夏を乗り越えて生まれたのは、六十一才と五十一才の青春の尻尾をぶら下げた二人のポンコツ男が、優雅さとはかけ離れた、気ままで緩い旅路をたどる、奇妙でマニアックな紀行文集。一人旅あるいは二人旅で、古本を求め、車内読書を求め、古い建物を求め、トンカツを求め、立食いそばを求め、ボックスシートを求め、旅情を求め…。

常磐線の旅(岡崎・古ツア編)、総武線の旅(岡崎編)、常磐線の旅2(古ツア編)、神奈川の旅(岡崎編)、真岡鐡道の旅(古ツア編)、中央本線の旅(岡崎編)、東海道線の旅(古ツア編)に加え、『高崎線の旅+61才と51才の青春18対談』を収録。

10月21日(日)より通販サイト『書肆盛林堂』にてPM5:00より予約受付開始。

http://seirindousyobou.cart.fc2.com/

10月26日(金)神田古本まつり(AM10:00〜)盛林堂ブース一誠堂書店前)にて先行発売開始。

10月27日(土)より西荻窪盛林堂書房にて店頭発売開始。

※またこの本を、たくさんの場所でたくさんの方にお届けしたいと思っていますので、お取り扱いいただける古本屋さん&新刊書店さんを大募集しております。一点からでも構いません。お店に並べていただければ大変に幸いです!どうか、どうか、盛林堂までご連絡下さい。

◆問い合わせ先:盛林堂書房

メール:seirindou_syobou-1949@yahoo.co.jp

電話:03-3333-6582

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2018-10-13

盛林堂で補充と、素描集のことについて、小野くんと打ち合わせ。中とじを変更、背のある無線とじにしてもらう。紙も少しふんぱつして、いいものに。画集らしくなりそう。気持ちが高揚して均一で5冊買ってしまう。買わないようにしているんだが、止むに止まれぬ思いがほとばしる。この気持ち、大事にしたい。

夜は六本木ビルボードTOKYOで、アン様命の友人・晩鮭亭さんとアン・サリーライブをたっぷり満喫。ボックスの二人席で、いい席。天上の美声を聞き、まことにいい心持ちになる。飲食含め、9000円ぐらいの出費になったが、これはまったく惜しくない。予約、セッティングしてくれた晩鮭亭さんに、ひたすら感謝だ。小雨に濡れながら、帰途へ。ところが、中央線人身事故で大いに乱れ、混乱し、新宿からあたふたと高田馬場へ、東西線に乗り継いだり、中野でホームを行ったり来たりしたが(四番線で高尾行きが待機していたが、乗ってみると、一番線へとアナウンスで言われ、また移動。しかし、これが早く動き出したのだ)けっきょく最初に並んで待っていた便に、我慢して待ち続け、乗ったのと同じになった。あまりの時間と体力の浪費に、気絶しそうになる。これまでの経験がまったく生きていない。中央線がストップ、遅延した時は、いったん駅から出て、喫茶店などで30〜40分時間をつぶして、戻ったほうがいいのだ。なんで、同じ間違いを繰り返すのか。世を呪う。J・ディーヴァーのリンカーンシリーズ新作をカバンに忍ばせ、移動中は読む。帰宅したら、フルマラソンを走ったように疲れていた。

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2018-10-12

昨日、サンデーへ行くのに外出。思い立って、地下鉄早稲田」から歩き、目白台地を椿山荘の西側から上る(階段が長く息があがる)。野間記念美術館へ。横山大観展を見る。ここはアプローチといい、日本画収蔵作品の充実といい素敵な美術館。青聲社へ寄って、半分シャッターが閉まっていたが、挨拶して中へ入れてもらう。古道具類や紙類も豊富で、見応えある棚に長時間滞在。ジャズのCD一枚ほか、軽いものばかりを買う。これから、勢力的に東京さんぽをするつもり。富士塚も巡りたい。野口冨士男『私のなかの東京』をテキストに。

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2018-10-11

珍しく朝まで眠る。昼寝をしなかったのがよかったか。連日、夢を見る(というか覚えている)。古本屋からはようやく離れた。地方都市の通信局へ出向いて仕事の話をしている。つまらない街で、そうは言えず「静かで落ちついた街ですね」などとお追従を言う。そんな自分がイヤである。

昨日は夕方に「サン毎」送付。前は午前中に送っていたが、夏あたりからだんだん送付が遅くなっている。大出春江『産婆と産院の日本近代』(青弓社)は、もうちょっと、くわしくちゃんと紹介したかったが、字数の関係で尻切れとんぼに。

夏の疲れからか、一日の大半をベッドで過ごす。結核患者みたいだ。窓を開けると海、が見えるといいのだが。芥川龍之介が小学生時代か、先生に「美しいものを挙げよ」と言われ、ただ一人「雲」と答えて、たしなめられたというエピソードを読んだ。「雲」を美の対象とするには、コンセンサスが必要だ。もちろん「雲」は美しい。BSで、またまたまた「お茶漬けの味」を見てしまう。デジタル修復後の映像が驚く程きれい。昔、映画館で見たプリントは音声も悪く(セリフが聞き取りにくい)雨降りのひどいものだった。佐分利の妻、木暮三千代は最悪の伴侶で、いいところがまったくなく(きれいはきれい)、家の仕事はまったくせず(女中が二人いる)、夫を疎んじて(内緒で汁かけ飯を食べているのを「犬みたい」となじる)、ツンツンして金遣いがめっぽう荒い(列車は一等車、実家から援助を受けている)。こんな女、別れてしまえばいいのにと思うが、木暮の父が実力者で、どうも佐分利は、その縁で今の会社(社長は石川欣一)に入社したらしい。部長待遇にあるのも、背後に縁故関係がほの見える。勤め人はつらいよ。小津でとんかつと来れば「カロリー軒」。しかし看板と話だけ(これがうまいんだと鶴田浩二)で、向いのパチンコ店「人生道場」が映る。神田神保町のパチンコ店「人生劇場」を思う。配役で、女給「北原三枝」の名があったが、最初に出て来るバーの女店員がそうか。ちょい役。あの「北原三枝」だよな?

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