okatakeの日記

2018-01-17

早起きして早出して、通勤満員電車で(中央線15分遅れ)早稲田へたどりつき、夏目坂からテクテク坂を上り、戸山公園内の生涯学習センターへ。受付で、本日の講師の岡崎です、と名乗ると、「あれ? 今日ですか。明日のはずじゃ」と言われ、もらったハガキを確かめると、本当だ、明日だった。あちゃあ。スケジュール帳への転記ミスなり。長いライター生活で、この一日間違いは3度目か4度目。まあ、仕方ないですねえ。どこへも寄らず、さっさと帰宅。

昨晩はnegi邸で、木村紅美応援団8名ぐらいで、ニコ動の実況を見ながら、吉報を待つ。7時に早々と発表があり、木村さんも宮内くんもダメだったと知る。ああ残念。編集者や身内と発表待ちをしていた木村さんから電話が入り、それぞれ電話を代わりながら慰めと激励を言う。しかし、本当は慰めようがない。結果は残念だったが、こんな臨場感のある芥川直木賞発表は、角田光代さんが候補になり受賞した時、取材築地新喜楽に詰めてた時以来。ワインをけっこう飲んだのがいけなかったか、ぼくとしては非常に珍しく泥酔一歩手前で、帰りは駅からタクシーで帰還。

ひさしぶりに「王将」でギョーザ定食(720円)。午後、午睡。「さらば冬のかもめ」の録画、途中まで見ていたのを最後まで見てしまう。無実に近い罪で(ただし盗癖あり)8年という重刑に処せられた18歳の海兵を、はみだし者海兵二人がポーツマスまで護送する話。ジャック・ニコルソンは、ちょっと真似手のない、独特な演技。般若心経を唱えるグループが出てくる。

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2018-01-16

10時間ぐらい眠ってしまい寒い朝を迎える。猫に餌やり(ミャアミャア待っている)、ストーブに火をつけ、自分の朝食。作って置いて、目の前にすると、まったく食欲起きず、しばらくコーヒー飲んでボーッとしていたら、結局食べつくすことに。年齢のせいならん。ゲラ数種の処理。今週、戸山生涯学習の講座の準備。先日、平塚で聞いた荒川洋治さんの講演、大いに参考にする。具体的な作品を挙げ、紹介しつつ、味わいどころを解説する。その作品が読みたくなる。ユーモアまじえ、リズミカルに、感動的にガイドするあたり、荒川さん、読書界の淀川長治ではないか。学びたい。

寝床で、未読だったブローティガン『鳥の神殿』、数編ずつ読んでいる。詩を読むように読む。あいかわずヘンテコなストーリィ。牧野伊佐夫さんたち、美術の仲間で作っている会員雑誌「四月と十月」(年に数回、不定期)で連載を持つことになり、これは牧野さんの案で、「『四月と十月』にないジャンルが『彫刻』で、岡崎さんに『彫刻』について書いてほしい」という依頼。まったくこれまで自分の頭になかったテーマで、逆に「おもしれえや」と思う。第一回は、「西郷どん」で話題の西郷隆盛像を。近々、上野へ調査、見物に行く。

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2018-01-15

寒い朝である。一月ももう半分過ぎた。今週は芥川直木賞の発表あり。月末には大阪へ。大阪で、どこか古本屋をチェックしたい。どこがいいだろう。呑み鉄旅の再放送、弘前鉄道などを見ていると、冬の東北へ行きたくなるが、雪で立ち往生、というのも困る。あと、町歩きもままならぬことを考えると、二の足を踏む。

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2018-01-13

新潮講座」のオカタケ文学散歩は、3月24日(土)早春の大森山王へ。6月16日(土)は幸田文流れる」の読書会をやって柳橋さんぽと洒落込むつもり。いずれも古本屋へ立ち寄り、打上げ付き、であります。ご興味のある方は「新潮講座」へアクセス下さい。秋には田端を歩こうと思う。あと、トキワ荘跡「松葉」でラーメンを食べて椎名町「春近書店」というコース、中落合「林芙美子記念館」から新井薬師というコースもある。なんだ、いくらでも作れるじゃないか。http://www.shinchosha.co.jp/blog/chair/

今日は午後から、「古書通信」新春第一発原稿、昨日巡ってきた「目黒」弘南堂について書く。たくさん歩いて、盛りだくさんの内容になった。立ち食いソバ「田舎」「目黒シネマ」「弘南堂」「読み聞かせ母子像」「梶井下宿跡」「寄生虫館」「目黒競馬場跡」「目黒エンペラー」「行人坂」といったアイテム。けっこう楽しく2時間ぐらいで書いた。そろそろ連載分が3年分くらい溜ってきた。ここいらで一度本にまとめたいが、どうだろう。付随する古本エッセイなどもからめれば、悠々一冊分ぐらいありそうだが。

目黒西口駅前の立ち食い「田舎そば」は汁も好みの味。天ぷらのかき揚げが、揚げたてカリカリのサクサクではなく、作り置きでしなっとなっているやつ。ぼくはこっちの方が好き。カリカリサクサクは汁にしみて広がると、そばにからまって、重たくて箸で持ち上がらなくなる。油も浮くし。一度、神保町某店で、食べ始めてすぐイヤになり、8分目ぐらい残したことがある。器を返す時、まったく減ってないので、店の人が変な顔をしていた。へなへなで、紅しょうがが入っている「田舎」のやつは、汁にも合っていてうまい。370円としかも安い。目黒で降りる楽しみが出来た。

目黒の帰り、「ささま」経由、「盛林堂」で、首をいためたという小野くんを見舞う。ちょうど店に来ていたご高齢の老人が、本の買取の相談をしていたが、度肝を抜く話が出てきた。店にいてよかった。いい話が聞けた。

家内が風邪でダウンし、買い物等、ぼくがする。お野菜が高いんで困ってしまいますの、ほんと。白菜なんて、4分の1で160円超え(税込み)なんざんすよ。それじゃあなた、ひと玉買えば600円ってんでしょ。イヤになっちまいますわよ。宅は安月給でざんしょ、やりくりで頭が痛いですわよ(沢村貞子の口調でお読みください)。

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2018-01-11

おだやかに始動する新年。もう年賀状も届かない。なるべくもらった人には返信したいが、自分で出したかどうかが、どうも。年賀状だけでもう20年も会っていない人もいる。こういう人こそ、年賀状で近況のやりとりをするのは大事か。くれた人にだけ出すという方針の方もいて、これはなかなかの名案。ぼくは中高時代から、手書きによる年賀状に熱心に取組み、力を入れていた。高校の担任の家を卒業してから訪ねたとき(あれはどういう用事だったか)、先生の奥さんから、「まあ、いつも楽しい年賀状下さる方ね」と言われたこともあった。いまのところ150枚くらいで収まっているようだが、これをどうしていくか。

昨日は「サン毎」初本えらび。帰り、盛林堂へ補充精算。「音羽館」、「ささま」や「水中」へもと思ったが、まったく元気がない。盛林堂小野くんは、連日、買取りで不在、忙しそう。盛林堂店頭で、阪田寛夫『戦友』(文藝春秋)を見つけ買う。娘による回想を読んでから、阪田寛夫を何か欲しいと思っていたのだ。歌にまつわる探索を短編連作とした『戦友』の標題作は、日露戦争で歌われ人口に膾炙した「戦友」の作曲者・三善和気(かずおき)の物語。年に何度か、集まってのみ語る毎日のJ氏が、昨年末の忘年会で、「戦友」の作詞者の方、真下飛泉についての数奇な探索をしていると聞いたが、もちろん本書にも真下についても触れてある。これはいいものを見つけた。1986年の刊だが、後ろ見返しにエンピツで、古本屋の「1200 初版・帯・S61」という書き込みがある。1500円定価が、古本屋で1200円と、今では高く感じるが、1980年代、新刊が古本屋へ下りて来た時、こんなものだった。大学生協の書籍部が5分引き。2割安けりゃ御の字、という感じだったのだ。刊行から一年以内ぐらいの新刊で、1500円定価が1000円になることはほぼなかった。1150円という渋い値付けをミナミの天地書店でつけていたのを覚えている。これなら1500円定価の本を500円で客から買い取っても商売になる。1980年代ぐらいまで、古本屋さんは、買取りと売りの甲斐のある、いい商売だった。

坂本龍一京都に土地を買ってあって、将来、最後を京都で送りたいと考えている旨、発表があった。松本隆京都へ移住。世田谷ピンポンズくんも「世田谷」ながら京都へ移住。「なのにあなたは京都へ行くの 京都の街はそれほどいいの」というチェリッシュの歌を思い出す。もちろん、京都はいい。金のある人にとっては、の話だが。

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