okatakeの日記

2018-12-31

空の晴れ渡った、静かな年の暮れである。一年が、一度リセットされることはありがたい。こうして、一度重い貨車を切り離して、また走り始めるのだ。昼飯後、自転車でフラフラと、前に住んでいた町のあたりを巡ってみる。なんでもない街路が新鮮に見える。娘が通った歯科医は健在。怖い先生だが、腕はよかったのだ。治療が終わるまで、付き添いの親として、アンパンマンを見たりしていた。ドトールを附設したガソリンスタンドが廃業していた。スーパー「オリンピック」、ここへもよく来たなあ。一階は駐車場と自転車売り場のみで、地下一階、二階に売り場がある。高さ制限があったのか。前は不思議に思わなかったが、よく考えると、不思議な作りである。本日でブログは一度閉じる。再開の予定はなく、しばらく仕事に専念する。非公開の日記は書こうと思っている。年賀状も、今回は事前に準備せず、届いたものだけ、返事を書こうと思う。これも一度リセット、という感じか。チェーン店でない、町の喫茶店へ入って、ゆっくりコーヒーを飲む時間を増やしたい。いつか、また外国へ旅行できる日が来るだろうか。72時間スペシャルで、成田空港近くの公園で、飛び交う飛行機を眺める人たちを見た。なかに、飛行機に乗ったことがない、という人がいて、そういう人生もいいんじゃないかと思う。ジャンボ機が燃費の問題で、あまり飛ばなくなったと知る。知らないことが多いのだ。長らく応援して下さってありがとうございました。引き続き、応援、よろしくお願いします。非常に心細く生きておりますので。

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2018-12-30

昨日、OKストアへ年末年始の買い出し。うちも段ボール2箱+αで1万6000円ぐらい出費したが、ほかの人はそんなものではない。セルフ籠2つがあふれそうなほど。この世の終わりのように買っていた。冷食の鍋焼きうどん2ケ確保。やっぱりOKがいちばん安いようだ。

夜は八王子。むしくい堂トーク。古ツアさんと、むしくい堂高橋さんに教えてもらった上高地珈琲で打ち合わせ。あまりに立派な外観に、「コーヒー800円とかだったら、コンビニで100円コーヒー買って済まそう」と言っていたが、メニュー見ると400円(+税)。雰囲気もいいし、店員の接客もいい。簡単に話の流れをおたがい、確認する。むしくい堂にはこの夜、13名が駆けつけてくれた。29日という押し詰まった日程に、よくぞとうれしくなる。感謝、感謝である。三つのテーマを30分ずつ、打ち合わせ通り、話が進む。まあ、古ツアさんが相手だから、どこから、どんなふうにでも古本話が転がっていく。あっというまの90分で、むしくい堂さんにも加わってもらい、2人であれこれ訊ねるが、なんだか2人で糾弾しているみたいになり、むしくい堂さんが固まってしまった。申しわけない。応援しているつもりだったんだが。

八王子は言っておくが、寒いです。国分寺でも、中野、高円寺あたりより寒いが、まだ、なお寒い。有志を加え、6人で、駅前地下の老舗居酒屋「多摩一」へ。やんややんやと、暮れの飲み会が花盛りで、われわれが占めた席の隣りの集団が、若い不動産業系の集まりで、なんだか無駄に元気でうるさい。困ったなあ、店を変えたいなあ、なんて思っていたら、途中、隣りに座った若者に話しかけられ、これがじつにそつなく、礼儀正しい若者で、こちらの集まりがどんなメンツかを喋ると、「なんだか、雰囲気が違うと思っていました。センスがあって、うらやましいです」などと持ち上げてくる。営業モードに入ったのだろうか、驚くべき接客で、おじさんを持ち上げる。すると、うるさいと眉をひそめていたのが、なんだか、元気を微笑ましく思えるのだった。単純な男だよ、おまえは。

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2018-12-29

本日6時より、八王子「むしくい堂」で、古ツアさんとトーク

http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/463399155.html

今日、時間が空いたから、いきなり行ってみようかなという人あれば、いきなり来て下さってもだいじょうぶなようです。出だしのテーマのメモを作る。これで流れをつかめば、よく気心のしれた古ツアさんと、なので、そのまま喋れそう。

武田鉄矢昭和は輝いていた」で、ラジオ時代の紅白歌合戦を取り上げる。なんと、第一回出演の菅原都々子がスタジオへ。90を超えているはずだ。そこで流れた「憧れの住む町」にしびれる。いい歌だあ。タイトルがいい。ぼくの連作詩「風来坊」みたいだ。これを覚えてレパートリーに加えたい。作詞・清水みのる/作曲・平川浪竜

「丘を越え 山を越え/あこがれの住む町に/夢をだいてゆくよ はるばると/鐘が鳴ります 遠い遠い空で/旅ゆく身はやさしく しみじみと」が一番。感激して足を踏み外し、スタンゲッツのCDを一枚、踏み割ってしまう。

これを「風来坊」にアレンジすると

「丘を越え 山を幾度も越えてきた

もうすぐだ 憧れの住む町は 

いつ頃からかまでは たしか夢を抱いてきた

はるばると来るうち失ってしまったのだ

失うはずはないと思ってきたが……

鐘が鳴る音が聞える 遠い遠い空の彼方で

さいしょ耳鳴りかと思ったが だんだん近くなってくる

これはいいや 

旅行く者の身には やさしく 

しみじみと染み渡ってくる

あたたかい湯のような

鐘の音だ」

司馬遼太郎のエッセイ、対談を引き続き、ラインを引きながら読んでいる。

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2018-12-28

来年1月の仕事と遊びが少しずつ埋まってきた。取材書評、文庫解説、中川フォーク、落語会、コンサートなど。これでもまだ少ないが、それでも、何かしら、スケジュールが埋まると、ほっとする。本日、今年最後の原稿は、「赤旗」試写室。来年の大河「いだてん」を紹介。いや、これは面白いですよ。今年の「西郷どん」も、ふだん、まったく大河を見ないぼくとしては珍しく、よく見た。しかし、視聴率は悪かったようである。「いだてん」は近現代。前から提案しているが、谷口ジロー関川夏央『「坊っちゃん」の時代』を原作にした大河も、ようやく射程に入ってきた。

明日は八王子「むしくい堂」での、古ツアさんとのトークhttp://furuhonya-tour.seesaa.net/これが仕事納めかと思ったら、30日に一件、打ち合わせが入る。もう少し働かないといけない。新日本紀行演歌」をおもしろく見る。ぼくはほとんど演歌をうならない。フォークソングがすでに懐メロ化している部分がある。今年ももう終わり。除夜の鐘だけは、京都で聞きたいものだ。学生時代、銀閣寺の下宿にいても、除夜の鐘は聞えた。それから、闇の哲学の道を散歩したりしたものだった。京都で学生生活を送れたことはよかった、と思っている。昼は「西友」でアルバイトしていたので、31日まで働いた。

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2018-12-27

25日は快晴。表参道「HBギャラリー」へ牧野伊三夫展を見に行く。代々木で降り、「吉そば」で昼食(大盛り無料とは初めて知った。しかし普通盛りで自重)。歩いて明治神宮へ。じつは足を踏み入れるのは初めて。広い参道は外国人客だらけ。鳥がさかんに鳴き交わす。牧野伊三夫を見終わり、上島珈琲でお茶。いろんなソファ、椅子があって落ちつく空間演出がなされている。「ドトール」の倍はするわけだが、いやここはいい。ついでに、と言っては何だが、本当に久しぶりに「日月堂」を訪問。佐藤さんといろいろ楽しく喋る。もっぱら古本、古本業界の話。「日月堂」は、いよいよ、いわゆる「本」の量が減り、圧倒的な紙ものと古道具的なものが増える。ちょっと手が出ない。お寺の和尚が、女性に贈るため、せっせとあれこれスクラップした小型帳が目をひいた。海外渡航のキップなども貼付けてある。おもしろいなあ。何も買わないで悪いと言うと、「おかざきさん、クリスマスプレゼントです」と言って、1900年初頭にフランスで発行されていた風俗グラフ誌を3冊、ちょうだいする。色がきれい。イラストが巧い。一万歩になったので、そのままおとなしく帰る。

少しずつ書斎を片付け始めている。歪んだ本、踏みつぶされた函、割れたCDケースなど、次々と発掘。これは、いかんなあ。昔の写真なども出てくる。出てきたメモで、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」にレギュラー出演したのは2012年春まで。7年間やったことを知る。辞めてしばらくは、朝5時半とかに目が覚めていた。朝の高速道路の渋滞情報も気になっていた。定期的な仕事がずいぶん減って、細々と生き延びている。年末から1月いっぱいまで、書き下ろしの仕事に集中する。このブログも、はてなダイアリーの終了と以降がうまく行かず、今年いっぱいでいったん閉じる。再開の予定は今のところない。フェイスブックからも、だんだん消えて行く。

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