攻めた割には点数がとれず
アテナ五輪アジア最終予選日本ラウンド・第2戦「日本U-23 対 レバノンU-23」は2-1で勝ち、勝ち点を10に伸ばした。
同日に行われた「UAE U-23 対 バーレーンU-23」では0-2とバーレーンが勝ち、勝ち点で日本とバーレーンが並ぶことになった。
とりあえず勝てて良かった・・・・。
発表されたスタメンは結構意外でした。大久保嘉人、平山相太の2トップに真ん中に松井大輔、前田遼一、今野泰幸は考えつきませんでした。
両サイドには石川直宏と森崎浩司で、DFは近藤直也、阿部勇樹、茂庭照幸にGK林卓人。
田中達也を起用しなかったのは次戦の起用に向けて累積警告を避けるためでしょう。
これを聞いたときは山本監督の意図は先取点を早い段階で取ることだと思いました。
選ばれた選手達も意を汲んで、試合開始からどんどんプレスをかけて攻めて行きます。特に目立ったのが石川の突破。
ですがチャンスが作れてもCKが取れても、相手の人数をかけた守備に得点にはならず。
しょっぱなから飛ばしていたので、このまま行くと息が切れたところにカウンターでやられるかも・・・なんて思っていたら阿部のFKで先制。
相手GKの位置が左によりすぎていたような・・・。気のせいですかね。
それ以降は森崎のクロスから平山がヘッドをしたり、大久保の突破や前田、石川のクロス等などチャンスはつくるが今一歩足りない。
レバノンはロングボールしか攻め手がない状態。日本DF陣の連携の悪さからの数少ないCKのチャンスも生かしきれず前半終了。
後半開始からも日本はがんがん攻めに行きますが、チャンスはつくるが得点は奪えない時間が続きます。
するとなんでもないロングボールの処理を阿部と近藤が連チャンでミス。あっというまに相手MFアトウィに決められ同点にされてしまいます。
すぐさま「OUT 松井 IN 田中」のカードを切った山本監督。すると1分後、前田のクロスから大久保がヘッドで決めて勝ち越し。
田中もフリーだったんですが、前田の見事なドンピシャのクロスでした。
その後も3本連続のCKを得るのですが、茂庭、近藤のヘディングはゴールを捕らえることは出来ず。
レバノンもパスミスから得たFKから抵抗するがそのまま試合は終了となりました。
この試合はチャンスをたくさん作ったという点は評価できるでしょう。
この点に文句をつけるならば、課題である左サイドからの攻めが少なかったこと。森崎・・・・頼むよ。
個人では大久保の攻める姿勢や今野の守備が目立っていました。平山は手を使ったファールを取られすぎ。
GKを含めたDF陣には次戦に向けて不安を残しました。ここは修正すべき点。
山本監督の策「前田、松井の同時起用」ですが、評価の難しいところ。ですが今野の負担が大きいことを考えると、次戦では使用すべきではないと思います。
後半あまり目立っていなかった平山、前田を交代しなかったことには不満ですね。
チャンスを采配でゴールに結びつけることのできた場面もあったと思います。
と、いうわけでUAE戦を勝たなくてはならなくなった日本の先発メンバー予想と私案を聞かれてもないのに公開。
--大久保---平山--- (← 予想) ---田中---平山----
-------松井------- --大久保---松井---
森崎----------石川 --------------石川
---今野----鈴木--- ---今野----阿部---
-那須--阿部--徳永- (私案 →) -茂庭--那須--徳永-
(GK) (GK)
スイマセン。ラインを併せるために石川が浮いてしまいました。
向こうも攻めてくると思われるのですが、あえてこちらも攻めてみました。
左サイドは・・・もういいや。恐らくここからチャンスつくられるんだろうけど、ガンガンいっちゃえ〜ってことで。
田中達也は今回の途中出場の出来を見ると、不安があるんですけどね。ヒールでのはたいたパス以外はほとんど消えていたし・・・。
茂庭は不安があるんだけど、私案の阿部の位置に鈴木が入ったほうがもっと不安だから起用。
平山はよほど確変して爆発しないかぎり途中交代を視野にいれて起用。
この予選、ギリギリ感があってたまらないです。おもしろいですね。
簡単にはいきそうもないですが、このチームはこれぐらいのプレッシャーがないといけません。
なんにせよ関係各位の方々、がんばってください。
「蹴閑ガゼッタ」さんの戦評、早すぎ。スゴイなぁ〜。
最近のドラマ評
フジ「僕と彼女と彼女の生きる道」。
裁判に負けて案の定、親権が渡っちゃいました。
乱交パーティ東幹久とりょうが影で付き合っているという設定を期待していたんですが、どうやらなかったようです。
映画「クレイマー、クレイマー」へのオマージュということで、最後にバナナジュースぐらいを作ってほしいところでした。
手を引かれながら、ランドセル越しに振り向いた凛ちゃんの顔。玄関の扉がゆっくりと閉まっていって見えなくなる・・・。
寂しい感じがでていて良かったと思います。映画の最後のエレベーターのシーンに比べると個人的には足りないものがありますが。
予告編をみると草磲クンと小雪は娘のベットのところではヤッていないようです。
・・・それはどうなんでしょ。女が恋している時はしたたかなはず・・・・って、そういうキャラ設定じゃなかった。
でもオッサンから言うとリアリティが少し足りません。願望が少し入っていることは許してください。
阪神優勝で「燃えよドラゴンズ」メロディで替え歌「燃えろタイガース(仮)」を作ろうとした坂東英二も所属し、多くのドラマ主役級の俳優を抱えるスターダストプロモーションが今、イチオシの山田孝之、ミムラが主役にも関わらず、安直なネーミングセンスにクソ演出と脚本で原作の良さを台無しにした「め組の大吾」は今回でおわりですが、「僕と彼女・・・」は次回が最終回。
どのように終わらせるのでしょうか。
次のクールに同時間帯で放送されるのが「アットホームダット」というドラマだそうです。
おっ、貧乳大好き阿部寛。NTV「最後の弁護士」以来の主役ですな。
なんでも専業主夫とテーマのドラマみたいです。
・・・・これって、数字的にヤバイような。コケるんじゃないですかね。
キャストから推察するに、ターゲット層は主婦なんでしょうけれど、中途半端だと思いますね。
恐らく「伊東家の食卓」的なちょっとオトクな情報も演者に言ったりしているのでしょう。
男は滝沢沙織目当ての方以外は見ないんじゃないかと思います。