大友良英のJAMJAM日記

2015-01-21 アジアンミーティング・フェスはじまります!

otomojamjam2015-01-21

 アジアの様々な都市や地域に続々と生まれつつある音楽や、脈々と生き続けてきた音楽を前に、めまいがしそうなほど僕は興奮している。多様な音楽のありようを見ていくということは、ひとつ歴史軸や文脈だけでは読み取れない世界をどう見ていくかということだ。まずは互いを知ることから始めること、そしてそこから生まれてくるものを丁寧に見ていくこと、それをアジアの隣人達とともに探していくこと。そこでどう音を響かせていくか。ENSMBLES ASIAがはじまります。      大友良英

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これは「ENSMBLES ASIA」を始めるにあたって書いた文章です。

正直アジアの話になると、どこから書いていいものか。 

大前提として「アジア」って言葉でくくることへの違和感もあって、そこをどうしたもんかと悩みつつも、でも、そこでひっかかると、話がすすまないので、その辺は、違和感を抱えたままの保留でいつも書いてます


僕の最初リーダーアルバム92年に香港から出たものでした。映画劇伴も93年の中国映画「青い凧」(田壮壮監督)が最初で、今現在も、シンガポール、ソウル、北京在住のミュージシャン達とFENというユニットをやってるしで、アジアとは切っても切れない縁があります。このへんのことについては、最近出た相馬千秋さん、崔敬華さんとの鼎談に詳しいので、ぜひ参照してください。

http://artscape.jp/focus/10106671_1635.html


これまでも25年以上かけて、自腹でアジアのネットワークを作ってきました。震災が来て、しばらくはアジアとの交流もなしかなと思っていた矢先の2014年の春、ありがたいことに国際交流基金から声がかかりスタートしたのが「ENSEMBLES ASIA」プロジェクトでした。アジアの様々な地域のインディペンデントミュージシャン同士のネットワークを作ったり、音楽家ではない人たちによる誰でも参加出来るオーケストラを国境を越えて作ったり、音楽という領域からはみ出してしまいそうな音の表現にも目を配りながら、どうプロジェクトをすすめて行くか。その要となるのが、まだ出会ったことのないアジアのミュージシャン同士が集う今回の「Ensembles Asia / Asian Meeting Festival」です。


今回は信頼する音楽家シンガポールのユエン・チーワイと香港のDJ Sniffにキュレートをお願いしました。私自身も含め、まだ出会ったことのないアジア各地のインディペンデント音楽家同士が、東京や京都を舞台に、様々な演奏、初のセッションを展開します

2月5日から11日にかけて東京、京都でコンサートやトーク、インドネシアのを含む様々なイベントが行われます

金もかなり安い設定になっています


古い友人の音楽家ヲノサトルがTwitterで私の新著「学校で教えてくれない音楽」をあげてこんなことを呟いてました。

ライブ展覧会も、あるいは映画の封切り上映なども、たまたまその時その空間にしか存在ない「一期一会イベント」だ。そこに居合わせたかどうかが十年二十年後の自分ものすごく影響してくることはいくらでも強調しておきたい。とりわけ、ものをつくる人間には。」


「Ensembles Asia / Asian Meeting Festival」でいったい何が起こるのか、あなたの耳で、体で、ぜひ感じてください。ここから何かが始まる、この先何十年かかけて生まれる何かが始まる、わたしは本気でそう思っています

ぜひ、最初目撃者になってください。



Ensembles Asia Music Network

Asian Meeting Festival 2015 プログラム

 

 

Asian Meeting Festival 2015  

東京公演( 2 月 6 日〜 7日 )

 

【出演】

※2/6(金)、2/7(土)両日

dj sniff(香港) / ビン・イドリス(バンドン) / トゥ・ダイ(ジョグジャカルタ) /

イマン・ジムボット(バンドン) / コック・シューワイ(クアラルンプール) /

レスリー・ロウ(シンガポール) / ユエン・チーワイ(シンガポール) /

ユイ = サオワコーン・ムアンクルアン(バンコク) / グエン・ホン・ヤン(ホーチミン) /

ルオン・フエ・チン(ハノイ) / Sachiko M(東京) / 米子匡司(大阪) /  山本達久(東京)/

大友良英(東京)

※2/6 (金) のみ

佐藤公哉(東京) / かわいしのぶ(東京) / FUMITAKE TAMURA(Bun)(東京)

※2/7(土)のみ

KΣITO(東京) / 渡辺愛(東京) / 小埜涼子(名古屋) /

 

【会場】アサヒアートスクエア

【日時】2015 年 2 月 6 日(金)

    ライブ( 1 st DAY )   [ 開場 ] 19 : 00   [ 開演 ] 19 : 30

    2015 年 2 月 7 日(土)

    ライブ( 2 nd DAY )     [ 開場 ] 18 : 30   [ 開演 ]   19 : 00

【料金】前売         2,000 円

    当日        2,500円

    2日間通しセット券 3,300円

【お取扱いプレイガイド

e+ (イープラス)  

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002146343P0050001P006001P0030001



映画上映

日時 2 月 7 日(土)13:00 ~ 14:10(12:30 開場)

「BISING ―ノイズミュージックフロム・インドネシア」 (日本語英語字幕付き)

上映終了後、15:00 までアフタートーク 

出演 アディティア・ウタマ(本作品監督)、リアル・リザルディ(本作品助監督)、ユエン・チーワイ、dj sniff、大友良英


2 月 6 日、7日どちらかのアサヒアートスクエアでのライブチケットを持っ ている方は無料でご覧いただけます。ただし予約制となっておりますので、 ea.ticket.2015@gmail.com まで、「映画 BISING 鑑賞希望」とし、お名前メールアドレス、 ご連絡先をお送りください。先着 180 名様限定

                       

 

Asian Meeting Festival 2015  京都公演( 2 月8日)

 

【出演】

dj sniff(香港) / ビン・イドリス(バンドン) / トゥ・ダイ(ジョグジャカルタ) /

イマン・ジムボット(バンドン) / コック・シューワイ(クアラルンプール) /

レスリー・ロウ(シンガポール) / ユエン・チーワイ(シンガポール) /

ユイ = サオワコーン・ムアンクルアン(バンコク) / グエン・ホン・ヤン(ホーチミン) /

ルオン・フエ・チン(ハノイ) / Sachiko M(東京) / 米子匡司(大阪) /

YPY(日野浩志郎)(大阪) / 大友良英(東京)

 

【共催】Asian Meeting Festival 2015 京都公演実行委員会

【会場】ゲーテ・インスティトゥート ヴィラ鴨川

【日時】2015 年 2 月8日(日)  [ 開場 ]   17: 00   [ 開演 ]   18 : 00

【料金】前売         2,500 円

    当日         3,000 円

【お取扱いプレイガイド

E チケットサービス  Peatrix 

http://asianmeetingfestival.peatix.com/



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さら2月5日には大友良英石川直樹開沼博による

アンサンブルズ・アジア・オーケストラ トークも開催します

https://www.facebook.com/EnsemblesAsiaOrchestra


2月5日(木)18:00より国際交流基金(東京都新宿区四谷4-4-1 最寄り東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅)にて、大友良英石川直樹開沼博による初公開トークセッションを開催します

フィリピン、インドネシアの調査の様子を紹介し、これから展望を語ります

入場は無料です。

申込は?氏名、?所属、?連絡先をご記入の上ea.ticket.2015@gmail.comまでお申込みください。

お問い合わせ先電話番号: 03-5369-6025

プロジェクトの全貌が明かされます。ぜひご参加ください。


このプロジェクト最初に行ったフィリピンのレポートというか旅行記「大友良英のJAMJAM日記、フィリピン編」があるので、興味ある人はそちらもぜひ。石川直樹開沼博レポートもあります

http://orchestra.ensembles.asia

 

 

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関連事業

アンサンブルズ・アジア シンポジウムコンサート

 

ICC で開催中の「大友良英 音楽美術あいだ」展の関連イベントとして開催されます

 

主催NTT インターコミュニケーションセンターICC

【会場】 NTT インターコミュニケーションセンターICC

【日時】 2015 年 2 月 11 日(水)

【出演】 大友良英、ユエン・チーワイ、dj sniff、Sachiko M米子匡司

【備考】 詳細は、 ICC ウェブサイトでご確認ください。

 http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2014/Between_Music_and_Art/events05_01_j.html

 

 

アンサンブルズ・アジア公式サイト: 

https://ensembles.asia/

 

Ensembles Asia Music Network / Asian Meeting Festival 2015 情報

https://ensembles.asia/topics/314/


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2015-01-01 『大友良英・ハイブリッド音楽館』はじまります!

otomojamjam2015-01-01

あけましておめでとございます

本年もよろしくお願いします


元旦の14時から16時45分はNHK-FM大友良英ハイブリッド音楽館』です。

ゲスト細馬宏通テニスコーツを迎えてうたの特集

じわっと考えさせられたり抱腹絶倒だったりの3時間です。

お聴き逃しなく!


http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/206352.html

 『大友良英ハイブリッド音楽館』ご視聴ありがとうございました。


大友良英ハイブリッド音楽館で流れた音源リストはここに上がってます

https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20150101-07-87169 … #nhkfm



世界ひとつ」とか「音楽ひとつ」てことばや発想が苦手なんです。ひとつじゃないから面白いのになあ。そんな思いを込めてやっているのが「ハイブリッド音楽館」です。なので副題は「音楽世界ひとつなんかじゃないぞ〜」。世界は把握できないもんにあふれている・・・それでいいと思ってます





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2014-12-25 新宿PITINN 大友良英4デイズ連続6公演はじまります

相変わらず体調不良ですが、明日からはそんなもんはねのけるべく新宿PITINN大友良英4デイズ6連続公演はじまります

第一弾昼3時からギターソロ

高柳昌行さんが実際に使用したGibson ES-175を使っての初演奏に臨みます

夜はISOとONJTの同時演奏。もちろん特殊セッティングを試みます

どちらも当日券あります

ぜひぜひお越し下さい。



新宿PITINN 大友良英4デイズ連続6公演


12月26日大友良英ソロ

    夜 ONJT+ISO 同時演奏

 (大友良英g、水谷浩章b、芳垣安洋ds

Sachiko M sinewaves、一楽儀光perc)


12月27日阿部芙蓉美大友良英

     夜 吉増剛造(詩)、鈴木明男(音具)、大友良英(g)

 

12月28〜29日 夜のみ  大友良英スペシャルビッグバンド

  大友良英G、江藤直子P、近藤達郎Org、斉藤Fl

  井上梨江Cl、江川良子Sax、東 涼太Sax鈴木広Sax

  佐藤秀徳Tp、今込 治Tb木村仁哉Tuba、大口俊輔Acc

  かわいしのぶB、小林武文Ds上原なな江Marimba

  相川 瞳PerSachiko M sinewaves


http://www.pit-inn.com/index.html

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2014-12-04 ENSEMBLES ASIAプロジェクトいよいよ始動!

otomojamjam2014-12-04

ずっと内緒にしてましたが、いよいよ情報公開です!


ENSEMBLES ASIAプロジェクトが本格始動ます

国際交流基金とともに、わたしを含む数名がディレクターを務め、いくつかのプロジェクトが同時並行して進んで行くなかで、最終的には様々な方向からアジアのネットワークを作りつつ、そこで出会った人たちとともに音楽を作って行く予定ですが、その中の要でもあるENSEMBLES ASIA ORCHESTRAのサイトが立ち上がりました。


サイトはまずはフィリピンの調査報告からはじまっています

いくつもの写真動画とともに、わたしの長文のJAMJM日記フィリピン版や、写真家石川直樹写真紀行文社会学者開沼博リサーチインタビュー等でていて、内容、デザイン含め素晴らしいサイトになってると思います


実は、すでにオーケストラは2回目の調査も始まっていて、わたしは、あさってからインドネシアに飛んで、先行部隊と合流します

この子ども達と作って行くENSEMBLES ASIA ORCHESTRAの動き以外にも、音楽美術境界領域にかかわる表現リサーチネットワークを作って行く「ASIAN SOUNDS RESEARCH」や、新しい表現を追求するアジアのミュージシャン達のネットワークを作る「ASIAN MUSIC NETWORK」の部門も既にマレーシアやインドネシアでリサーチを開始していて、こちらの動きも年内にはお伝え出来ると思います

また2月にはアジア各国からミュージシャン達を日本に呼ぶ「ASIAN MEETING」の企画も進んでおります。詳細は今少しお待ち下さい。


ここまで書けば、以前からわたしの活動に興味を寄せていた方にはピンと来るかもしれませんが、以前から個人的にやって来たアジアンミーティングフェスティバルFEN(Far East Network)の発展形のプロジェクトでもあると同時に、わたし個人の手を離れて、様々な人々が関わる中で、よりひろいネットワークを生んで行く、そんなプロジェクトでもあります


まずはENSEMBLES ASIA ORCHESTRAのサイト、ぜひぜひチェックしてみてください。

この先、このプロジェクトが何をやってくのか、読んでとれると思います


http://orchestra.ensembles.asia


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2014-11-30 大津幸四郎さん

otomojamjam2014-11-30

現在ユーロスペースで公開中のドキュメント映画「三里塚に生きる」の監督カメラマンの大津幸四郎さんが11月28日午前0時9分肺がんのため亡くなりました。

大津さんとはこの映画音楽制作過程でお会いしたのみになってしまいました。録音終了時に涙をためていらっしゃったのが忘れられません。


恐らくは、ある時期に三里塚に深く関わってこられた監督自身人生のけじめとして撮影に臨まれた「三里塚に生きる」。私には映画の中に出てくる人たちと大津監督がほとんど同じような存在としてかぶって見えていました。なのでラストにつけた音楽は三里塚の人たちだけではなく大津幸四郎監督に捧げた讃歌でもありました。

から冥福をお祈り致します。


そして、

ぜひ映画見て下さい。

よろしくお願いします。

http://sanrizukaniikiru.com/index.html

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2014-11-20 「音楽と美術のあいだ」 22日オープンです!

otomojamjam2014-11-20

 気づいた方もいるかもしれません。実は今回の「音楽美術あいだ」というタイトル、昨年の暮に突然この世を去ってしまったギャラリー「梅香堂」のオーナーキュレーターの後々田寿徳さんの恐らくは最後文章となった「美術(展示)と音楽(公演)のあいだ」(芸術批評誌REAR 29号所収)を受けたものなんです。


 ここでは梅田哲也、Sachiko M、そしてわたしを例にだして、普段僕ら音楽家音楽美術境界活動する作家が、美術世界へ抱く違和感がどこからきているのかが丁寧に綴られていて、かつそれは批判的な視点ではなく、むしろ、そこから先への展望模索するようなものとして読める文章で、僕は本当に大好きなテクストでした。


 これを受けてなにか書こう、そしてこの先のことをなにか一緒にやれないか、そう思っていた矢先の2013年12月29日、後々田さんの訃報が飛び込んで来ました。51歳でした。




 後々田さんのキャリアICC学芸員から始まっています。 だからというわけではないけど、後々田さんの文章へのアンサーを、文章ではなく、ICCの展示でやることにしました。それが今回の展示です。

 この展示は、すっと再演の機会をさぐっていた作品「quartets」と、新作の「guitar solos 1」、そして、様々な人に書いてもらった「音楽美術あいだ」というタイトルテクストの展示で構成されています。後々田さんのテクスト美術(展示)と音楽(公演)のあいだ」も会場で読むことが出来ます


 「quartets」は今から6年前の2008年、わたしにとっては本当に大きな転機となったYCAM(山口芸術情報センター)での展示「ENSMBLES」の中の作品で、8人の即興演奏家のシルエットが会場中央のキューブ投影されランダム組合わさって行く音楽作品です。アイディアそのもの10年以上前からあったもので、音楽とも美術ともつかないような領域作品という意味では「without records」とともにわたしの原点とも言えるものです。

 完全な形での再演は今回が最初になりますが、ただの再演ではなく、ICC場所にあわせて、テクニシャンアーティストの平川紀道、YCAMテクニシャンの濱哲史、伊藤隆之、そしてSachiko M等とともに、映像、音ともにかなりの調整を加え作り込みなおした作品になっています


 出来ることなら、この作品、ちょこっと見るのではなく、コンサートのように、じっくりと聴いてやってください。3ヶ月間の会期中、一度として同じ瞬間はありません。通常の音楽であれば、始まりと終わりがありますが、この作品の始まり、そして終わりは、見に来た人が自由に決めることができます。それ以上のことは、あまり事前に言うと野暮になってしまうので、あとはどうか会場で楽しんでいただければ。



 今回は「quartets」に加え、ICC階段部分に16本のスピーカーを設置した「guitar solos 1」という、音だけの作品も展示しています。こちらは100近いわたしのギターソロの断片の録音ファイルをある方向性を持たせてランダムに組み合わせるもので、テクニシャン作曲家でもある松本昭彦にシステムを作ってもらいました。録音はGOK SOUND。使ったギターは、わたしが心から敬愛するあるギタリストが、生前実際に使っていたGibson ES-175です。ギャラリーではなく、階段という半分公共のスペースというか、通路に設置した作品なので、こちらはじっくり鑑賞するというよりは、もう少しアンビエント性格をもった作品になっていると同時に、わたしにとっては、この先つくっていく展示作品の習作的な意味ももっています。こちらも会期中同じ瞬間はありません。常に変化し続けます


 

ということで「音楽美術あいだ」展は今週土曜11月22日オープンです。

お見逃しなく!


でもって年内にICCでやる関連イベント情報です!

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オープニング・トーク1

11月22日午後2時より

出演:大友良英×畠中実(ICC


オープニング・トーク2

11月23日午後2時より

出演:大友良英Sachiko M毛利悠子,藪前知子(東京都現代美術館学芸員

司会:畠中実(ICC


大友良英 音楽美術あいだ」展のオープンに際し,この展覧会テーマである,「音楽」と「美術」という,ふたつの異なる芸術表現における相違,関係,関連などについて考えるトーク・イヴェントを二日間にわたり開催します


一日目は,大友良英氏とICC主任学芸員 畠中実との対談を行ないます.ここでは,展覧会の企画意図や展示作品の成り立ちなどを通して,「音楽美術あいだ」について,また,それらふたつの表現制度あいだにある問題点などについてじっくり話しあいたいと思います


二日目は,大友氏,音楽家 Sachiko M氏,美術家 毛利悠子氏,東京都現代美術館学芸員 藪前知子氏をお迎えしてシンポジウムを行ないます.異なる立場から大友氏を大いに触発する方々とともに,それぞれの状況から照らし出される「音楽美術あいだ」について議論をしたいと思います


会場:ICC 4階 特設会場

定員:250名(当日先着順) 入場無料


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Filament live

12月23日(火・祝)午後7時より

出演:Filament(大友良英Sachiko M

会場:ICC 4階 特設会場

定員:300名

入場料:1500円

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大友良英ギターソロ

2015年1月24日(土)午後7時より

出演:大友良英

会場:ICC 4階 特設会場

定員:300名

入場料:1500円

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2月11日2月20日にもライブを予定。詳細は後日発表!



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大友良英 音楽美術あい

OTOMO Yoshihide: Between Music and Art

会期:2014年11月22日(土)─2015年2月22日(日)

会場:NTTインターコミュニケーションセンター [ICC] ギャラリーA

開館時間:午前11時─午後6時(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日

(月曜が祝日場合翌火曜),年末年始12/29─1/5),保守点検日(2/8)

入場料:一般・大学生500円/高校生以下無料

主催NTTインターコミュニケーションセンター [ICC]

協力:山口情報芸術センター [YCAM]

FOSTEX

制作協力:Sachiko M&

住所:〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階

フリーダイヤル 0120-144199

E-mail:query@ntticc.or.jp

http://www.ntticc.or.jp/




展示作品


《quartets》2008年YCAM委嘱作品

大友良英木村友紀+ベネディクト・ドリュー+平川紀道+石川高+一楽儀光+ジム・オルークカヒミ・カリィSachiko Mアクセル・ドゥナー+マーティン・ブランドルマイヤー

共同開発YCAM InterLab


展示室中央に設置された白いキューブの各側面にミュージシャンのシルエットが投影され,キューブの内部からミュージシャンたちによる演奏音が聞こえてきます.このシルエットと演奏音は,8名のミュージシャン個別即興演奏を行なった様子を事前に記録したものです.各シークエンス時間的な配置がコンピュータプログラムによって制御されることで,相互に干渉し,にじみあうようなアンサンブルが絶えず生み出されます

キューブの各側面と正対する展示室の壁面にはスクリーンが設置され,木,鉄,液体などで作られたオブジェディテールが映し出されます.これらの物質映像は,キューブ投影されたミュージシャン演奏に合わせて振動/流動していきます

観客は,キューブの4面,さらにそれを取り囲む壁面を同時にすべて見ることはできないため,すべての演奏者の音を同時に聴くことはできても,全貌を見渡すことはできないしくみとなっています


ディレクション/サウンド・コンポジション大友良英

アートディレクションキューブスクリーン):木村友紀

ヴィデオ/オブジェクツ(アウタースクリーン):ベネディクト・ドリュー

アルゴリズム・デザイン/プログラミングシステム:平川紀道

録音/音響調整:伊藤隆之(YCAM

撮影:大脇理智(YCAM

撮影アシスタントキューブスクリーン):村田宗一郎

テクニカル・サポート:濱哲史

ギターターンテーブル大友良英

ヴォイスカヒミ・カリィ

シンセサイザーギタージム・オルーク

笙:石川

パーカッション:一楽儀光

トランペットアクセル・ドゥナー

ドラムスパーカッション:マーティン・ブランドルマイヤー

サインウェイヴス:Sachiko M



guitar solos 1》2014年 ※本展のための新作

ギャラリーAに通じる階段で展開されるサウンド・インスタレーション.8―10対のスピーカー階段の両側に設置されます

それぞれのスピーカーからは,事前に録音された大友演奏によるギターの音がランダム再生されますが,全体を一度に聴くことはできません.

通りすぎたり,立ち止まったり,または階段を上り下りしながら作品を鑑賞します

プログラミングシステム松本昭彦

機材協力:FOSTEX


音楽美術あいだ」についてコメント

音楽家美術家批評家キュレーターなど,音楽美術のそれぞれの領域活動する人々のコメントを集めて展示します.あわせて「音楽美術あいだ」に関する論考なども掲載する予定です.



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2014-11-19 資生堂マキアージュCF音楽演奏メンバー

otomojamjam2014-11-19

資生堂マキアージュCF音楽演奏メンバーです。



大友良英CFスペシャルビッグバンド 

feat 武田カオリ

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作曲 大友良英

ストリングスアレンジ 江藤直子

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武田カオリ(vo)

斎藤寛(fl) 織田祐亮(tp )

後関好宏(sax) 東涼太(sax) 青木タイセイ(tb)

江藤直子(p) 近藤達郎(org) 大友良英(el-g)

相川瞳(vib) 堀米綾(harp)

水谷浩章(b) 芳垣安洋(ds)

ストリングス 徳澤青弦グループ

柴田晶子(口笛)

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