2.0 について考えてみた。
「DoCoMo2.0」に倣って、2.0 を付けても失敗するであろうモノを考えてみる。
- コカコーラ2.0
- 2.0L 入りなのかと間違えられて終わりそうです。
- 実質的に既に 2.0 どころではないものには付けても効果が薄いようです。
- MR2 2.0
- 既に「2」が名前に含まれているものは具合が悪いようです。
- 車の場合はエンジンの排気量にしか見てもらえないのも現実です。
- マーク2 2.0
- 「2」が本来の意味を失っていてもそれは同じようです。
- マークX はたぶん「たくさん」という意味で付けられたのではないかと考えています。
- クラウン2.0
- 「ではゼロクラウンはなんだったのか」と言われてしまいそうです。
- クラウンにしては無駄に小回りとか利きそうな雰囲気がします。
- 関係ないけど、「セルシオのアクセルは飾りだよね」と言った女の子に内心かちんと来たのは内緒です。
- 煮詰まっているブランドに付けるとある意味その煮詰まっている感をネタにはできるようです。
- セブンイレブン2.0
- 数字を名称としているものはわけがわからなくなるだけのおそれがあります。
- 初版2.0
- 「1」であることに価値があるものには通用しないようです。
- 二番煎じ2.0
- 既に 2つ目であることを宣言しているものについては新たな価値は期待できなそうです。
- ある意味 RAS症候群的ですらあります。
- 2.0 を最もよく言い表しているのかもしれません。
- 自然数2.0
- 整数であることにアイデンティティを見いだすべきものには不適当なようです。
- 自己否定的なのはいけないと思います。
- 眼力2.0
- 単に目がいい人だと思われて終わりそうです。
- でも本当に出そうなのが怖いです。
- 視力2.0
- 上記よりさらに言わずもがなです。
- 世の中には迂闊にバージョンアップしてはいけないものもあるようです。
- 東名高速2.0
- 既に失敗し葬り去られたものの名前をちょっと変えて出しても駄目なことが多いです。
- ドジョウ2.0
- まさに狙っても失敗するようです。
- 現実にはドジョウはそれなりの密度で生息していることもあります。
- というかドジョウ 1匹ってどんな食事ですか
- 兎2.0
- 結局得るものが無さそうです。
- 内申2.0
- 2 よりも大きいことに価値があるものについては付けるだけ無駄ということのようです。
- いずれにせよ低すぎます。
- 月齢2.0
- このくらいの頃は見ることすら叶わない場合があるようです。
- 奇数が縁起がいいとされている文化圏でしつこく偶数をさらすと嫌われることがあるようです。
- 七五三2.0
- 伝統を壊すことに意義が無いわけではないですが、限度というものもあるようです。
- 深い思慮もなく調和を乱すと怒られますよ。
- でも考えようによっては素数列ですが、だからなんだという。
- 三段跳び2.0
- 3 以上が必要とされているルールを有するものについては、失格となり歯牙にもかからないようです。
- だんご2.0兄弟
- 減らしてしまってはいけないようです。
- 仲がどんなに悪かろうとも兄弟をないがしろにするのはよくないといわれます。
- 食べ物の恨みも怖いと聞きます。
- 唯一無二2.0
- 舌の根も乾かぬ間に主張を翻すのは信用失墜の最有力候補です。
- オンリーワン2.0
- 意味もポリシーもアイデンティティもかなぐり捨ててしまってはいけないようです。
- おおさじ2.0
- シンプルを極めたものはバージョンアップの価値がない場合もあります。
- 世の中にはあまり正確でないほうが効率などの面で役立つこともあります。
- U2.0(アンダー2.0)
- 数詞が続くことが期待されている事象に付けても駄目なようです。
- それにしても低すぎます。それでは勝てないと思います。
- 君の瞳は2.0ボルト
- それにしても低すぎます。青色LED を点灯させることはできないと思います。
- 君の名は2.0
- 疑問形のタイトルに付けると答えと思われてしまう可能性が高いようです。
- ボーナス2.0
- 単に二ヶ月分と思われてしまうようです。
- 内容的に普通すぎてアピールするところが無いという気もします。
- 1.0 のままでいいから普通に出せ、というようなものに下手に付けると逆に顰蹙を買うようです。
- OS2.0
- 過去にうまくいかなかったものの名前を模倣することは縁起が悪いと忌避されがちです。
- 博士の愛した数式2.0
- 台無しというのはこういうことを言うのかもしれません。
- 具体的にはどこがどう台無しなのかうまく説明できないこともあるようです。
- プリズンブレイク2.0
- 1.0でぱっとしなかったものが路線を変えずにいては何も期待できないというのが正直なところのようです。
- 映画界では 4.0 が既出のようです。
- そんなのでは「24」に勝てないといいますが、勝つつもりなのが逆にすごいと思われます。
- そういえば「24 2.0」も駄目っぽいですがその理由は次項を参照してください。
- 24時間営業2.0
- やり尽くしている感のあるものには付けても厳しいものがあるようです。
- 地下2.0
- なんとなくでも怖がらせてしまってはいけないようです。
- 二度あることは2.0
- 嘘をつかなければいいというものではないようです。
- NTT2.0
- 子会社が失敗したものを親会社が模倣すると大変気まずいようです。
- 四次元ポケット2.0
- 3 より大きいことに必然的意味を有するものに付けてはいけないようです。
- 二次元ポケットは四次元ポケットよりもある意味ミステリアスかもしれません。
- 二刀流2.0
- 既に完成されたものは焼き直しのそしりを受けるだけのようです。
- 一期一会2.0
- 「2度は言わないぞ」と2度言うのと同じ風味があります。
- 意図せぬ再会には使えるかもしれません。
- 2.0次元萌え
- 整数で充分用をなすものについてはいたずらに有効数字を増やすべきではないようです。
- 簡単なことを難しく言うとそれだけで萎えてしまう可能性があります。
- 101回目の2.0
- それはたぶん 合計 202.0 か、若しくは 102回目だと思われます。
- 数字をたくさん出すと嫌われます。
- 二天2.0
- なにより駄洒落はいけない場合が多いです。
- 円周率2.0
- ある特定の分量であることに価値を見いだされているものには付けても無駄なようです。
- それにしたって不正確にもほどがあります。
- 車輪2.0
- 既にあるものを再発明すると揶揄されるので気を付けてください。
- ルパン2.0
- 既に 3 以上のものが世の中で認められている場合には効力がないようです。
- アンチテーゼはときとして自らを滅ぼす毒となりうるようです。
- 死ね死ね団2.0
- 失敗したものを焼き直してもたぶん駄目なんだと思います。
要するに彼が言いたいのはこういうことだ。
次男は「兄弟2.0」なんじゃないのかと。二郎は「息子2.0」なんじゃないのかと。