おやつ新報blog このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016年09月26日(月)

[]当たってくだけてナンボでしょ

 5歳のケイをデリーまで送ったあとの午前7時45分、インド唯一となった日系美容院「TOKUMI HAIR」へ。ショートカットのため1カ月半おきのペースです。いつ電話してもすぐ出てくれ、希望通りの時間で対応してくれて、仕事も話が早いのが気に入っています。それにしてもココへ来るのは何か一山超えたあととか、次の一山に向かう前とかのエアーポケット時間だなあ。もう完全にお任せで、しゃべってばかりです。グルガオンに2店目をオープンさせようと頑張っていらっしゃるのですが、まだ椅子が届かない〜と明るくじりじりしていました。分かるわー、そのキモチ。オープンして3年余り、インドで続けられているのもすごい。

 デリー日本人学校夏祭りの打ち上げを拙宅で開いたのですが、特別ゲストがいました。インドで幼稚園を開こうと奔走したのですが、帰国を決めた友人です。期待していたので残念ですが、最後に連絡をくれたこと、本当にうれしかったのです。いろいろ、本当にいろいろあったようですが、してソンな経験なんて何もないわー。人生当たって砕けてナンボ、砕けた数だけ強くなる、ってなもんです。そういえば徳見さんも彼女も大阪人だな。心から次の道へのエールを送ります。

2016年09月25日(日)

[]デリー日本人学校夏祭り<下>

 日本人学校の夏祭り出店でも、たくさんの人に助けられました。相方不在で5歳のケイはほぼ放置プレーでしたが、気がついたら大声で泣いています。おもちゃゲームのブースで10ルピーでとってきたトミカの清掃車の中(ゴミを入れるところ)に指を入れたら抜けなくなったようです。痛がって泣き止みません。私が面白がって「一生、コレ、付いたまんまだよ」と言ったらますます泣いてしまいました。当たり前か。いろいろやってみたのですが引っ張ると痛がるし、やっぱり抜けないし…。だんだんあせってきました。しかしまあ、前もこんなこと、あったなあ。

 だれかに「石けんで滑らせたら抜けるかも」と言われてトイレに向かいました。ばったり会ったのがインドの知人パンダさんでした。「どうしたの?」とケータイを照らします。泣きじゃくるケイの手をとり狙いを定め、スポッー。わ、抜けたー。すごい。何度もお礼を言いました。戻ったら仲間に訊かれました。「どうやってとれたの?」。「インドマジックです」。きっぱり答えるのでした。

2016年09月24日(土)

[]デリー日本人学校夏祭り<中>

 夏祭りの出店代表者は午後1時までに集合、とのことで私1人でデリー日本人学校へ。5歳の丁稚ケイはこういうときに限って鼻水を出し、こんこんせきをしています。炎天下だし、あまり早くから連れ出したくない・・・と困っていたら、同じアパート内に住むラン友Sさんが預かってくれることになりました。何より助かります。

 どれぐらいすくえるのか試してみようと数日前、ボールすくいを私とケイでやってみました。2人とも1個すくっただけで網が破れてしまいました。意外と難しいかも…と思ったのですが当日、会場で仲間がやってみると、あっというまにひょいひょい、5個、6個とすくっています。私たちがヘタ過ぎただけか。「すくったボールを入れる器(私のタルト型ですが)は水につけない」「最低保証1個」「最多でも5個」にルールを決めました。

 決められた午後5時20分にスタート、何度もやってくれる子も(大人も)いました。最多賞は25個だったそうで、うまいなあ。午後7時15分に用意したすくい網がすべてなくなりました。のべ582人が来て下さった計算になりました。心から感謝いたします。私は声がガラガラになりました。「そんなに呼び込みしました?」と言われましたが、なぜだろう。

2016年09月23日(金)

[]デリー日本人学校夏祭り<上>

 ランニングサークル・インド走友会としてデリー日本人学校の夏祭りに出店しました。初めての参加だった昨年はS副会長の仕切りで「ヨーヨー釣り」をしたのですが、準備が大変で泣きました。前夜に集まってヨーヨーに水を入れてふくらませ、ゴムを縛ったのはいいのですが不良ロットが大量発生、当日また必死で作り直し、開店後も釣るための「こより」が足らなくなったため作り…。Sさんは本帰国してしまい、今年は私が引き継ぎました。たいして人数もいないことだし、もう少し省力化できるものを…と、サタデーラン後の朝食会でだれが言い出したか「スーパーボールすくい」に商売替えです。出張で日本に帰る仲間がスーパーボール1200個を買って帰ってくれました。

 何やかんやでもたもたして結局、引き継いだ段ボール箱を開けたのが前日です。ボールを浮かべる子ども用プールをふくらませようとしたら、空気入れが壊れていてふくらみません。あれー。早めに開けていれば日本から持って来てもらえたのに。こういうちょっとしたものを探すのに結構、骨が折れるのがインドです。真っ先に道ばたのプール売りに行き、壊れた空気入れをみせて「これない?」と訊きましたが、「ノー」の返事です。プール売ってんのにー。

 さあどうしよう、スーパーに行くかー。そう思っていたら「ガソリンスタンドでバランスボールを10ルピー(16円)でふくらませてもらった」とM子さんが言います。おお、その手があったか。ドライバーに頼んで行ってもらいました。ちゃんと30ルピーで、ふくらんだプールになって帰ってきました。よかった、このテで行こう。

2016年09月22日(木)

[]行方不明、そのあと

 タクシーUberでの学校帰りはメーンゲートで車を降り、アパートの敷地を歩いて部屋に戻ります。が、5歳のケイが遅れています。「もう歩けない」。眠そうにしていたので仕方ないのですが、私もINAマーケットで買った野菜にケイのリュックもあり、両手がふさがっています。早くおいでよー。そう声をかけたのですが、ついにベンチに座ってしまいました。ちょっとカンベンしてよ〜。「もう無理ー」。って言われても、抱っこできないし。行くよー、と声をかけたのですが動く素振りをみせません。しゃーない、先行くよー。荷物を部屋に置いてから引き返そう。いままでも敷地内のコンビニに行く間、1人で遊ばせていたこともあったし、大丈夫だろうと思ったのです。

 26階の部屋に荷物を置き、ベンチのある場所に戻ってみたら、こつ然と消えていました。姿がありません。成田や久留米のモールでしょっちゅういなくなるのですが、そのたび肝を冷やした感覚がよみがえってきました。日本ならまだしもインドだから、ちょっと心配になりました。遊具のあるエリアやゲート、駐車場、2カ月前まで住んでいた棟にあるコンビニまで行きましたがいません。神隠しにあったみたい。守衛にも尋ねましたが「見ていない」といいます。どこいったん。

 ノーテンキ母も青くなってきました。悪いほうへ想像はふくらみます。ゲートの中とはいえ、いろんな人が入るし…。こういうときに限ってケータイが充電切れで、コードも車に置き忘れてしまいました。ケイは学校からもらったばかりのIDカード(父母の名前と携帯番号が書いてある)を首からぶらさげていたので、ひょっとしたら見つけた人が電話してくれているかもしれないのに。

 20分ぐらいして万事休すの気分で、自力で戻ってきてくれたら…と部屋に戻りました。玄関に、ちゃんと黒い靴が並んでいました。うそー。ケイは何食わぬ顔をしてトミカで遊んでいました。どうやって戻れたのー。ベンチから棟までは1人で歩き、エレベーターでは顔を覚えている守衛さんが、ケイには手の届かない「26」のボタンを押してくれたようです。「オカーサンのおともだちもいた」。どうやらお隣さんがたまたま、乗り合わせていたようです。守衛さん、お隣さん、おそらくロビーの扉もだれかが開けてくれたのでしょう。本当に目線があること、ありがたく思います。ちょっと前だったらじっとその場を動かなかったのに、成長したってことかなあ。しかも私がいない間、ハウスキーパーに頼んだのでしょう、カルピスを飲んだ形跡がありました。靴がキチンと並んでいたのも、キーパーがしてくれたのでしょう。これまたありがたい。「ケイ、また行方不明になったね」。そういうとケイに返されました。「いなくなるの、オカーサンでしょ」。そうだねえ。

2016年09月21日(水)

[] まんまとサロン・デュ・ショコラ

旅行ガイド「るるぶパリ'15」でスイーツ特集ページの監修をさせていただきました。好評につき(なのかどうか)2016年版でも使用され、少しでも拙著の宣伝になれば‥と掲載を快諾したのでした。小さく「パリのチョコレート レシピ帖」の書影(とワタシ)が掲載されていますので。

2017年版はテロの影響もあり、るるぶの通常版より小さいサイズの「ちいサイズ」でのみ発行することになったそうです。引き続き私のページは掲載されるとの連絡がありました。今年12月に発売だそうです。パリにもお菓子にも私より詳しい人はゴマンといるなか、お声がけいただいたこと、心から感謝します。

東京マラソンに外れて決めたパリ行きですが、およ?この時期って、チョコレートの見本市「サロン・デュ・ショコラ」をやっていたような。日本でもバレンタインシーズンのデパート風物詩と化していますが、パリはもっと見本市、という感じです。

さっそく調べました。開催期間は10月28日から11月1日でした。私の到着は29日の早朝です。どんぴしゃー。行く理由ができました。

パリのサロン・デュ・ショコラに行くのは留学していた10年前以来です。当時は入場料も高いし、試食も年々、減るし、街の店で好きなものを買ったほうがいいと思っていたのですが、たった3泊の身、名だたるショコラティエを一網打尽にできます。インドにごっそり持ち帰って、アトリエで報告&試食会を開こう。楽しみです。

サロン・デュ・ショコラhttp://www.salonduchocolat.fr/accueil.aspx

2016年09月20日(火)

[]*[チョコレート]デリー〜パリ、AFビジネスがオトク

デリー発パリ行きのエールフランス(AF)はあっさり、席が取れました。インドの正月・ディワーリー(今年は10月30日)時期だから混んでいるかなと思ったのですが、テロの影響でしょうか。復路(パリ〜デリー)はビジネスクラスにしました。デリー〜成田のJALエコノミーよりも安く、72363ルピー(11万円)です。もちろん往復ともエコノミーならもっと安くて39833ルピー(6.4万円)ですが、荷物が23kg1個だけです。荷物は1個追加で4029Rs=6500円、2個追加だと14772Rs=2.4万円です。プラス2個だと高いのね。

さらに調べました。勝手にミサオを立てて貯めているJALマイレージがたまるかなー。AFはJALが所属するワンワールドグループではないのですが提携していて、ウェブで予約したエコノミー料金カテゴリー(class V)だと加算されないのですが、ビジネス(Class Z)は加算されるとJALのホームページにありました。ビジネスにすれば荷物は32kg×2個になり、11万円で乗れ、JALマイルもたまる(ただし「FLY ON プログラム」のFLY ON ポイント積算と搭乗回数はカウント対象外)‥お得感ありありです。

パリには毎年、行っていますが、ここ2年は日本経由で丁稚ケイを預けてからパリへ行く、という必殺ブーメラン旅だったので、金銭的にも時間的にも、ものすごくラクに思えます。

5歳のケイの学校はハロウィンもあって4連休、よって3泊です。ひとりオフィスで休みも何もあったもんじゃない相方ユウさんも、おそらく休まざるをえないでしょう。腹黒チカコがほくそ笑んだのはいうまでもありません。探さないでくださいと置き手紙して、1人で行こう。4日ぐらいええやんか。南の島ならともかく、パリだし。仕事のためー。

と、こっそり私だけのチケットを予約してから良心がとがめ‥たわけではないのですが、いちおう「パリ行くけど来る?」と尋ねました。3人なら32kg×6個、食材だけでなく、鍋かまも買って帰れるし。答えはイエスでした。一人旅の妄想はかないませんでしたが、パリでバックレよう。ヤンキーか。

2016年09月19日(月)

[]名古屋がダメなら香港

 8年連続で東京マラソン落選が分かった瞬間、本業の研さんでパリ行きを模索しつつ、すぐ申し込んだのが名古屋ウィメンズマラソンです。ちょうど3月、一時帰国の時期と重なっているので、もともとコチラが本命といえば本命でした(負け惜しみ…)。申し込みは19日に締め切られ、届いたメールによると倍率2.7倍です。東京の12倍ほどではないにしても微妙な数字です。当たる気がせんー。発表は23日です。

 で、これまた「外れたら妄想」が始まりました。インド走友会のラン友Sクンが「香港、出ましょうよ〜」と悪魔のささやきです。2月12日とのこと、デリーから週末2泊で行けそうだし、よーし、名古屋がダメなら香港だー。と調べたら香港も抽選と判明、じゃあ香港もダメだら…と妄想スパイラルに。こうやってグルガオン〜デリー、毎日4時間2往復をやり過ごしているのでした。

2016年09月18日(日)

[]インド走友会コーヒー部

コーヒー部と称して18日、13人がアトリエおやつ新報に集まりました。生豆を自家焙煎して飲もうとの試みで、2ヶ月ぶりです。「バリスタよしき」ことSさんが東京・浅草橋の「ワイルド珈琲」やインドのアマゾンで求めた6種の豆を2人一組になり、洗い、専用の網(ギンナン煎りのような蓋つき)で煎りました。2回目だから上達したはず‥が、豆の洗い方が足りなかったせいか豆のカス(チャフ)が飛びまくり、キッチンはすごいことに。自分でするときはちゃんと洗おう。部屋中がコーヒーの香りで満たされ、幸せ過ぎる日曜の朝です。

煎りたての豆はドライヤーの冷風をあててからSさんに淹れてもらいました。黒いギャルソンエプロン姿で細口のコーヒーポットを操り、サマになるー。しかしまあ、淹れ方の勉強を兼ねて、私たちも代わりばんこで一緒に淹れるべきでした。次はそうしよう。

私とN子さんが選んだのはキューバ産の豆で、すっきり濃くてうれしい。合いの手には私のブランチです。パンに鴨のリエット、卵ディップ、ヒヨコマメのマリネを添えました。おやつとしてコーヒーにはカラメルがあう‥と、8年前に開いたイベントを思い出し、キャラメリゼしたアーモンドスライスをのせ、プラリネ味のクレーム・ディプロマット(カスタード&生クリーム)を巻いたロールケーキをお出ししました。もっとコーヒー、飲みたかったー。いや、話してばっかりを反省、飲みたければお手伝いしなくちゃー。

2016年09月17日(土)

[]東京マラソン落選、転じてパリへ

 翻訳させていただいたレイチェル・クー著「パリの小さなキッチン」は、NHK・EテレでBBC制作の番組シリーズが再々放送された効果で増刷が決まりました。NHKさまさまー、そしてご購入くださったみなさまのおかげです。私は100%黒衣で何の貢献もしていませんが、ありがたいことで、心から感謝いたします。

 福岡の姉に「<パリの小さなキッチン>が増刷されたら、東京マラソンに出るために帰国する」と言っていました。「え、そっち〜?」と首をひねられたこともあり、慌てて付け加えました。「ハズレだったらパリに行くつもり」。もちろんパリマラソン…ではなく、ネタ仕込み&自己研さん&食材めあてです。5歳の丁稚ケイのスケジュール表をめくると、ディワリ(インドの正月)あたりが4連休です。よっしゃ、ここだ。

 いろいろ妄想していたら無事に増刷が決まり、あとはマラソンに当たるだけ…と念じつつ当選発表の日を待ちましたが、幸か不幸か8年連続ハズレでした。ゲンキンな私は半分がっかり、半分ウッキッキー、です。落選メールが届いた瞬間から、エールフランスのサイトでパリ行きのチケットを探し始めたのでした。マラソンは道楽、パリは本業ですから、使いみちとしては正しいよねえ、うっしっし。