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Peepooblue’s Notebook

2017-03-22

[]早春都民の森(その3) 17:23

 東京都檜原村にある都民の森での自然教室アニマルウォッチングと冬の星座観察」(3月18日〜19日)の話。2日目の朝を迎えたところから。

午前5時過ぎの都民の森

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 だいぶ明るくなって、ミソサザイがさえずりだした。ヒガラコガラもさえずり、アオゲラの声も聞こえた。

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 カケスがやってきた。

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 亜高山帯の鳥、カヤクグリも来た。

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 いつもならこの時間帯にリスも姿を見せるのだが、今日は見なかった。ただ、この後、我々が野外観察に出た後に1匹やってきたらしい。

 朝から快晴。

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 7時の気温1℃。このぐらいなら大した寒さではない。

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 コガラがやってきた。

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 ヤマガラも来た。

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コガラ2羽。

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コガラ3羽。

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コガラトリオ&ヤマガラ

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さて、7時50分頃、朝の散策に出発。今朝は定番コースの三頭大滝方面へ。ウッドチップが敷かれた歩きやすい道で、昨日の朝は雪があったが、すっかり消えた。

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 奥多摩周遊道路を見渡す。空気が澄んでいれば、彼方に東京湾方面から房総半島まで見えるが、すでに春霞みの季節。クマタカを探すが、そう簡単には見つからない。

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 頭上にそびえるケヤマハンノキにマヒワが数羽来てわずかに残ったタネを食べていた。

針葉樹と落葉広葉樹の混交林。ここから眺める新緑はとてもきれいなのだが、一度紅葉も見てみたいものだ。都民の森には20種類ほどのカエデ類が自生している。

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 モミの木の赤ちゃん。

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 ノウサギの毛が散乱していた。猛禽にでもやられたのだろう。こういう毛はエナガなどの野鳥の貴重な巣材になる。

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 南秋川の源流・三頭沢の水が落下する落差33メートルの三頭大滝

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ここでもアオバトの古巣。

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 関東でアオバトというと神奈川県大磯に群れで海水を飲みにくることが知られているが、都民の森アオバト大磯まで遠征しているらしい。アオバトはつがいで抱卵や子育てをするので、交代で大磯まで行ってくるわけだ。海で波にのまれて命を落とすことも少なくなく、親のどちらかが海に行ったままになってしまうと子育てもほぼ失敗に終わる。

 同じ道を戻り、途中、キクイタダキのさえずりと姿を確認したり、ゴジュウカラを見たりしながら森林館に帰り着き、アンケートに記入したりしてイベント終了。

 しかし、もう少し山歩きがしたい気分だったので、ひとりでもう一度山へ。

 ミソサザイの声など聞きながら、昔の甲州道が通っていた鞘口峠まで登り、そこから尾根伝いに標高1,500メートルほどの三頭山の頂上をめざす。急な登りの連続で自然観察の余裕はほとんどなくなってきた。

 鞘口峠から少し登ると眼下に奥多摩湖が見える。

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 時折、雪が残っていたり、雪解けでぐちゃぐちゃの泥道だったりで、歩きにくい。

 それでも、大荷物は森林館に預けて身軽だったので、ほかの登山者をどんどん追い抜いて登っていく。追い抜くつもりはないのだが、道を譲られるので、仕方なく追い抜いてしまうのだ。額から汗がしたたり、目がしみる。

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 あたりがミズナラカエデなどが交じるブナの天然林になり、ダケカンバも現れた。青空に伸びる白い幹が美しい。

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 山頂が近づいた。

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 尾根の片側斜面だけ雪が残っている。

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 11時半過ぎに山頂に着いた。森林館から1時間半ほど。

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三頭山はその名の通り3つの峰からなる山で、この場所(西峰)の標高は1,527メートル(中央峰が1,531m、東峰が1,528m)。

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 この山に登るのは2度目。前回は2000年春のことで、世田谷区の自宅から標高1,000メートルの都民の森まで片道70キロ余りの道のりを自転車で来て、1,500メートルの三頭山に歩いて登って下りて、また自転車で家まで帰ったのだった。その時に入手した都民の森のイベント案内で夜行性動物の観察会があることを知り、その1か月後に初めて参加したのだった。

 17年ぶりの三頭山頂は全体が雪解けでドロドロのグチャグチャ状態だった。前回は富士山が見えたので、期待していたのだが、今日は残念ながら全く見えなかった。もう少し早い時間なら見えたのかもしれないけれど。

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(上の画面の中央に富士山がそびえているが・・・)

 ということで、休むことなく下山にかかる。

 下山ルートに雪が残っていると、滑りそうで困るな、と思ったが、思ったより陽当たりのよい道で、歩きやすかった。

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 山歩きに備えて残しておいたアンパンを齧りながら下る。

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 日蔭には雪がかなり残っている。

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 三頭沢まで下ってきた。苔がきれい。最近、苔にもちょっと興味が湧いてきた。17年前にこの辺でコマドリを目撃したのを思い出す。

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 カツラの巨木。

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 説明プレートによれば「葉は秋に砂糖醤油を焦がしたような甘い匂いを放つので「香出ら(かづら)」と呼ばれ、これが変化して「カツラ」となったと言われている」とのこと。

 沢沿いに三頭大滝へ下り、先ほどみんなで歩いた道を再び通って森林館に帰り着いたら12時40分だった。13時過ぎのバスで山を下る。

 下界はポカポカ陽気だった。

(おまけ)多摩動物公園からみた三頭山。

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2017-03-21

[]早春都民の森(その2) 17:46

 先週末、檜原村都民の森でのイベント「アニマルウォッチングと冬の星座観察」に参加した話の続き。

夕暮れ迫る都民の森。朝は晴れていたが、午後からすっかり曇ってしまった。星空は拝めるのだろうか。

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 森の拠点施設・森林館の2階にある研修室から窓外の斜面に出てくる動物を待つ。いつ出てくるかは動物次第。すぐ来るかもしれないし、何も出てこないかもしれない。一応、パンくずが撒いてあるらしい。

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 それぞれに夕食を終えた参加者が集まってきて、観察を始めてまもない18時08分、ハクビシンがやってきた。

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 さらに18時半前後にテンが3匹相次いで登場。一家だろうか。ただ、まだハクビシンが居座っているので、遠巻きに見ている感じ。

 やがて、ハクビシンが姿を消して、ようやく餌探し。木に登ったり、木から木へ飛び移ったり、かなり活発に動き回る。

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 まだ冬毛のテン。顔が白いのは雪に紛れてネズミやリスなどの獲物を狙うためらしい。夏毛になると顔は真っ黒になる。闇に紛れて獲物を襲うのだ。その中間期には目の周りだけ黒いパンダ顔になる。

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その後、またハクビシンが戻ってきて、テンを追い払ったり、ハクビシンがいなくなって、またテンが来たりを繰り返す。そろそろ他の動物を見てみたい。可能性が高いのはタヌキだが、キツネが来ることもあるようだ。みんなが寝静まった深夜のことが多いそうだけど。

 テン。

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 ハクビシン

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一方、テラスでは天体望遠鏡をセットして星空ウォッチング。日没の時点では完全な曇り空で、今夜は星は見えないかな、と思ったのだが、いつのまにか南から西にかけて雲が切れて、星が光っていた。当然ながら寒い。

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 稜線の彼方に沈みかけのオリオン座

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ベテルギウスオリオン座)とシリウスおおいぬ座)とプロキオンこいぬ座)が作る「冬の大三角」やアルデバランおうし座)、リゲル(オリオン座)、シリウスプロキオンポルックスふたご座)、カペラぎょしゃ座)を結ぶ六角形「冬のダイヤモンド」を眺める。

 いつ超新星爆発を起こして消滅してもおかしくない老いた星ベテルギウスのオレンジ色の光やオリオン大星雲を天体望遠鏡で観察したり、おうし座プレアデス星団すばる)を双眼鏡で観察したり。「すばる」は視力が両眼2.0だった小学生の頃、肉眼でもはっきり見えたのに、今はぼやーっとしか見えないのが悲しい。

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研修室とテラスを行ったり来たりしながら過ごしているうちに雲がすっかりとれて、全天の星空が広がった。北東の稜線から北斗七星が昇ってきて、7つの星がすべて見えだした。

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 都心方面の仄かに明るい東の空には木星が昇ってきた。天体望遠鏡で縞模様や4つの衛星を観察。

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そうやって夜空を見上げていると、頻繁に飛行機が西へ向かって飛んでいく。東京都内とは思えない山奥だが、やっぱりここは東京なのだ。

 それにしても眠い。けさは早起きしたので、寝不足気味である。ということで、9時半ごろには自分の寝袋に潜り込む。都民の森には宿泊施設がないので、こうしたイベントは寝袋持参なのだ(予約すれば無料レンタルも可)。

 ちなみに僕の寝袋は20年ほど前に北海道知床半島に近い斜里のスポーツ用品店で見つけたバーゲン品である。自転車ツーリング中、知床半島のどこかで荷台から落としたのか、寝袋を紛失してしまい、仕方なく購入したものだ。でかくて嵩張るのが難点だが、意外に重宝している。

 午前2時ごろ、目が覚めた。こんな時間に目が覚めたら、また眠ることに専念すればいいわけだが、外の様子も気になるので、いったん起きて研修室に行ってみた。まだ起きている人がいたが、テンがうろちょろしているだけで、タヌキなどは出ていないようだった。結局、この夜はハクビシンとテンが出ただけらしかった。

月が昇っていた。

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 もうひと眠りして、4時過ぎに起きる。あと1カ月もすれば、この時間帯は山全体が野鳥のコーラスに満ち溢れ、感動的なのだが、今は静かなものだ。ただフクロウの声を聞いたという人もいたようだった。

西の稜線に近づいた北斗七星

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4時半の月。

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5時。日曜日の朝がやってきた。

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 つづく。  

 

 

2017-03-20

[]早春都民の森(その1) 22:20

 3月18日〜19日、東京都檜原村都民の森で開催される自然教室アニマルウォッチングと冬の星座観察」に参加してきた。もう何度も参加しているイベントで、そのたびに当ブログでも紹介しているので、毎度同じような内容、写真になりますが、あらかじめご了承願います。

 5時40分頃、家を出て電車を乗り継ぎ、武蔵五日市駅へ。ここから8時10分発の都民の森行き急行バスで檜原村の最奥、つまり東京で一番の山奥にある都民の森まで約1時間。まだ行楽シーズンには早いのかな、と思ったが、3連休初日ということもあり、バスは2台運行だった。

 村の一番奥の集落・数馬を過ぎて、奥多摩周遊道路に入ると、標高が上がるにつれて道路沿いにうっすらと雪も現れたが、大した積雪ではなく、山歩きに影響はなさそうだ。

 標高1,000メートルにある都民の森のバス停に到着し、駐車場の売店の裏でさっそくミソサザイの姿を確認。急坂を登って森の拠点施設「森林館」へ向かう。もう何度も参加しているが、この道を登っている時はいつもワクワクした気持ちになるし、トチノキなどの巨樹を見上げたり、小鳥たちの声を聞くと豊かな気持ちにもなる。

 都民の森のマスコット(?)キツツキの「まもる君」。

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 雪景色も予想していたのだが、こんな感じ。

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 気温は4℃。このぐらいなら大丈夫。

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 でも、テラスのテーブルには雪も残っている。

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 遊歩道にも雪。

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 受付にはまだ間があったので、しばらく野鳥観察。

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 カケス。

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 コガラ

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 このあと手に乗った! 一瞬だったけど。

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 ヤマガラ

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 さて、受付で参加費というか保険料として200円を払い、10時過ぎからイベント開始。今回は参加者が多く、老若男女40人ぐらいはいるだろうか。

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 午前中は富士山麓を拠点に活動している動物写真家中川雄三さんのレクチャー。

 昨日撮影したばかりという動画も含めて貴重な映像を見ながらの話で、いろいろな知識を得る。

 今年2月にNHK-BSで放送された「ワイルドライフ」の奥多摩編は中川さんや都民の森のガイド浦野さんが撮影協力でクレジットされていたし、最近放送されたNHKの「さわやか自然百景」の三頭山編もすべて都民の森の映像で中川さんたちが関わったものだった。ちなみにNHKは今もここでエナガの長期取材中らしい(放映は来春?)。

昼食後、浦野さん、中川さんの案内で野外観察に出発。

森林館の軒下にあるスズメバチの古巣を苔などで補修したミソサザイの巣。

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 つらら。

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 林の中でリスの巣を見つけて、あれは古巣か、それともまだ使っているのか、などと話しているところにリスが現れた。古巣を補修して使っているようだ。

 都民の森にリスはたくさんいるが、こうした山歩きの途中で遭遇するのは貴重な経験だ。ただ、動きが速すぎて写真は撮れず。

 これはカケスの古巣。

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 都民の森では数少ないハリモミの木。

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 山の中にはクリの大木があちこちにある。カケスが冬に備えて土に埋め込んだ栗がそのまま食べられることなく残り、育ったもの。その栗の木にアオゲラが穴を開け、その古巣をムササビやモモンガフクロウその他の小動物や野鳥が利用する。このような穴はキツツキ(特にアオゲラ)にしか開けられない。つまりキツツキがほかの獣や鳥に住まいを提供する役目を果たしているわけだ。あの穴にも何か潜んでいるのかもしれない。

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 シカかノウサギが草を食べた痕。この食べ方はノウサギっぽい?

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 シカが皮を剥いだ痕。幹の周囲をぐるりと剥かれてしまうと木は枯れてしまう。こうした食痕は至るところで見られるが、樹皮がシカの好物というわけではない。数が増えすぎて、こんなものまで食べないといけないぐらいの食糧難なのだ。シカは増えすぎた結果、全体的に体が小さくなる傾向にあるらしい。

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 アオバトの古巣。

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 中川さんによれば、アオバトの巣は全国でも50例も見つかっていないという。キジバトなどもそうだが、その巣は粗末な作りで、葉が茂ってしまうとまず発見できない。その貴重な巣が都民の森でいくつか見つかり、アオバトの子育ての様子が昨年、NHKダーウィンが来た」で放映された。その撮影にも中川さんや浦野さんが関わっていたのだった。

 恐らくコルリの古巣。

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 2月の「ワイルドライフ」でオオルリの巣にカッコウの仲間ジュウイチが託卵する場面があったが、あの貴重な映像も都民の森で撮影されたそうだ。

 イタヤカエデの幹にアオゲラが開けた穴。

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 まるで機関銃で撃たれたようだが、こうして幹に傷をつけ、沁み出した樹液(メイプルシロップ)を飲むのだそうだ。それはほかの鳥たちにとってもご馳走であり、この後、コガラが樹液を飲んでいるのを目撃できた。

 冬の朝に樹液がツララになり、それを小鳥たちがホバリングしながら飲む映像は午前中に見せてもらった。

 雪の上に残るリスの足跡。ほかにキツネの足跡もあった。

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 この付近で倒木の下に出入りするミソサザイを目撃。ミソサザイは先ほどからあちこちでさえずっている。日本の野鳥界でもナンバー1の歌い手だと思う。

また、上空をイカルの群れが飛んでいた。鳥が群れをなして飛んでいるのは見えてもそれがイカルだと分かるのは都民の森の名物ガイド浦野さんのおかげである。

 シカの糞。この後もあちこちにあった。植物の被害が深刻なので、駆除もしているそうだが、まったく追いつかないらしい。しかし、僕は都民の森では一度もシカを見たことはない。食痕はそこらじゅうにあるのだけど。

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 シカに食べられた笹。葉っぱはほとんど食べ尽くされ、先端に食いちぎられた痕が残っている。

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 老朽化で廃止されたフィールドアスレチックのコース(スポーツ歩道)を抜け、展望テラスに出た。標高1,162メートル。

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 ここで遠い稜線上のモミの木に止まっている日本最大の鷹、クマタカを浦野さんが発見。フィールドスコープでバッチリ見ることができた。野生のクマタカを見るのは初めてなので感動した。

 「ワイルドライフ」でもクマタカの子育てがストーリーの主軸になっていたが、奥多摩は国内でもクマタカの生息密度が高い地域らしい。それだけ餌になる生き物が多いということなのだろう。東京の自然は実はとても豊かなのだ。

 写真はないので、参考までに上野動物園クマタカの写真を載せておきます。

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 さて、あとは森林館へ向かって下っていくだけ。

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林の中でシカが鋭く警戒の声を発したが、姿は見えず。でも、確かに近くにいた。我々からは見えなくても、さまざまな動物がこちらの存在に気づいて、息をひそめているのだろう。

 キツツキが虫を探して木をつついた痕。まだ新しい。アオゲラアカゲラか。

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 まだ新しいノウサギの糞。図上ではエナガが賑やかだ。

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 テンの糞。テンは今晩見られるだろう。

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 森林館近くの斜面の木々。ことごとくシカに齧られている。今年に入ってからのもので、人のいなくなった夕方に群れでやってきたらしい。

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 3時間ほどの散策を終えて森林館には16時頃に戻った。

 この後、天体観察のボランティア、ナミキさんによる星や星座についてのレクチャーがあって、その後、夕食。

 すでに都民の森は閉園になっているが、本日は宿泊イベントのためのレストランが延長営業していて、僕はとんかつ定食を食べる。

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 日も暮れてきて、都民の森はすっかり静かになった。

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 これから夜行性動物の観察および天体観察の時間だが、空はすっかり曇ってしまった。果たして星空は見えるのか。

 つづく。

2017-03-17

[]キタテハ 11:24

 ひと冬を越したキタテハを見つけた。

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まだ寒さの残る今の季節に見かける蝶はなにか貴重なものを見つけたような気分にさせてくれる。

2017-03-16

[]アスパラが出てきた 11:17

 植えつけてから11年目のシーズンを迎えたアスパラガス。いつのまにか今年の1本目が土の中から顔を出していた。

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この先、気温が高くなれば、ぐんぐん伸びるが、今の時季だと収穫できるまでにはしばらく時間がかかるかな。まだ2本目が見当たらないので、1本だけ収穫できても、困るのだけど。

 キジバトのカップル?

 昨年は庭で繁殖したが、今年はどうなるだろう。

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