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アスベスト禍が話題になっているが、建築現場で働いた実感としてグラスウールが最悪に体に悪そうだった。断熱材の一種だが細かい繊維が飛び散り、皮膚が非常に痒くなる。服にも繊維がささり、洗濯しないで着ると又痒くなる。風呂に入ってもこすって体を洗うだけではグラスウールは取れず湯船に入ってやっと取れる。汗を出す穴が湯の熱さで開いてグラスウールが抜けるのではないか?と現場で話し合ってたものだ。
今ネットで見たら安全との事だが、グラスウールの仕事は今でも断りたい。
http://www.mag.co.jp/gw/
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「亀は意外と速く泳ぐ」を観る。テアトル新宿の水曜1000円。面白かった。パンフも貝。
監督・脚本:三木聡 主演:上野樹里 冒頭パラパラ漫画:小田扉
観終わって、観客は皆一様にニヤニヤしてた。コメディ映画。
上野樹里の暗いような明るいようなモノローグがツッコミとなる。ツッコミに必要なのは安定感なのだあと気付く。正しく
蒼井優も目立たぬ共演という彼女のベストプレイスで好演。
林檎のシーンで意味もなく替え玉人形を使うトコやスパイ夫婦の部屋の積んである本がありえないカーブを描いているトコや映画の主色に合わせてラーメンの麺が緑(緑豆入りか)になっているトコとか見所。(でもないか)
あとアコーディオンみたいな音楽は浮遊感がある。ここは確かに「アメリ」との共通点。
ラストも上手い。
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上野樹里に好感を抱かないとつらいのかも、と一瞬想像した。
最後のラーメン屋の場面は少し削った方が良いと思う。「わざわざ、こんな努力してたんだぜ」と製作者が自家中毒気味にのたうち笑っているさまが妄想として見えた。
感想メモリンク そにさん 音甘映画館さん
上野樹里の舞台挨拶リンク 聖ミカエル学園野球部さん
↓公式ブログで監督の言語感覚が明らかにされていて面白い。
http://kamehaya.jugem.jp/?day=20050725
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「小説以外」恩田陸(図書館)を読む。面白い。
恩田陸のエッセイ集。他の作家の解説とか。こーいうのが出るというのは人気作家になったという事だ。(夢枕獏なみに)
ドラマ化された「ネバーランド」について「年末の話がなぜ真夏なんだ!」「男だけの話になぜこんなに女子が出てくるんだ!」「高島礼子だったらいいじゃないか!」とツッコミどころ満載だったと原作者の貴重なコメントが読めた。(俺は「ネバーランド」が恩田陸で最高と思ってながら泣く泣く視聴を途中放棄しました)
あと恩田陸が彼女自身の葬式で流して欲しい曲は
1位「君は薔薇より美しい」布施明 2位「ミ・アモーレ」中森明菜 3位「憎みきれないろくでなし」沢田研二 4位「古い日記」和田アキ子 5位「なんてたってアイドル」小泉今日子 6位「霧のめぐり逢い」 7位「個人授業」フィンガー5 8位「色づく街」南沙織 9位「OUR SONG」原田真二 10位「センチメンタルジャーニー」松本伊代 11位「想い出のスクリーン」八神純子 12位「ひまわり娘」伊藤咲子
だそうだ。派手!