アウトランダー PHEV(中古)を購入した。その3

電気についてなのだが 電気工事をした。
主幹の分電盤に 漏電ブレーカを増設した。
200V20Aで 15mAの漏電対応のものだ。
そこからの配線は オレンジ色(実は色はどうでもよい)の2.6mmのVA線で配線してもらった。
一般的に言う 太い電線は2.0mmなのだが この場合3線で許容電流20Aとブレーカーぎりぎりとなる。
今回の充電に関しては 最大で5時間程度 15Ax2の電流が流れる。
2.0mmでも許容なのだが 車を買い替えた場合のことをや電線の劣化などを考えると心もとないので指定させていただいた。
もちろん、メーカーの工事仕様でもそうなっている。
 
興味のない人にとっては何を書いているのだと言われんばかりだが
電気を舐めてはいけない。
100Vのコンセントですら コンセントをさしたり抜いたりする部分にごみがたまるだけで発火するのだ。
200Vで大容量の電気を流しているという 非常に危険の多い状況であるということが大事なのである。
実際、延長コードを使って充電して火災になった(一般的な充電コードは1500W程度耐圧。100Vで使っていたので7A程度しか流れていないはず)実例もあるのでそれぐらいの電気を流しているという感覚は必要なのだ。
どこかの議員のように 100Vで使えるからといって 自動販売機のコンセントを借用してブレーカーが落ちたと言ってますが 屋外用の施設としてちゃんと漏電ブレーカーがついていたからブレーカーが落ちていたからよかったですが そうでなければ火災につながったかもしれません。
電気の盗電で済む問題ではなかったかもしれないのです。
 
1でも書いているのですが 照明器具用の簡易タイマーで使っているなどというのは 正直自殺行為になる可能性があります。
ちゃんとした工事をする人ならそれを使って リモートブレーカーやリレーを動かしてちゃんと工事しているのですが その記事の表向きだけを見てその程度の認識しかなく工事したら安くついたと書いている人がネットにはいます。
安くついて 家がなくなるという事態にならなければと思うわけです。
 
電気工事の人に依頼したから安心!! と言いたいところですが
家庭の中で そこまで電気を使う機器って実はあまりありません。
エアコンですらそこまで使わないのです。常時100%で動いているわけではないから。
故に、家庭の工事ばかりで経験がない工事な方も少なからずいらっしゃるので ぜひメーカーの推奨環境を一読し依頼されることをお勧めします。
 
我が家の工事は 前述通り
ある程度の余裕をもって 作られていますのでこれならというレベルです。
ちなみに、主幹となるブレーカーですが 我が家はオール電化で 75Aという大き目のブレーカーがついているので良いのですが 50Aぐらいで微妙 それ以下なら主幹の交換もしくは新たな引き込みが発生します。
で、なのですが このあたりで見積もりがガラッと変わってしまうので注意しましょう。
もちろん、電力会社との契約も変わって 基本料金が上がったりするので。
ただ、時代はスマートメーターに変わりつつあります。
これまでは、少なめに申告しておいて なんてのも15分に1回の利用料の監視がされるようになったので基本料金の変更が柔軟に行えるようになったとか。
これから 家を建てる人は大き目のブレーカーにしておいた方が後々良いかもしれません。
 
コンセントは鍵付きのカバー付き
それ以外に タキゲンのコントロールボックスホルダーとコネクターホルダーを購入しています。
充電用ケーブルは外して持ち歩くことができるようになっていますが 正直毎日外すのは・・・・・
で、置いときたいのですが 盗られたら5万円ぐらいするのでかなり悲しいわけです。
また、電気自動車でやってきて 電気を盗まれたら悲しいので 充電ケーブルを刺して 鍵を閉めると抜けないように。
コントロールボックスはずっしり来る重さで ケーブルで吊り続けるとケーブルやコネクターが痛みそうなので その台。
そして、コネクターに鍵を付けて 使うときだけ鍵を外して使う。
このコネクターホルダーはよくできていて ケーブルを巻いておく用途にも使えるようになっています。

床にケーブルが付かないので 汚れずに毎日充電ができます。
 
PHEVやEVを買われた方は 自宅電気工事がある程度必要なので そのコストも結構馬鹿にならないので見越しておいた方が良いですね。
ちなみに、関西電力では 「はぴeタイム」という もともとはオール電化用の契約プランがあり 現在はオール電化でなくても契約できるようになっていますので 同様のプランを探されると夜間電力の恩恵を受けられるので 安く乗ることができます。
 
安く乗れるのは良いのですが 実際には高率悪いはずの電気で安く乗れるという秘密なのですが これは発泡酒みたいなものなのです。
ガソリンをビールとすると、電気で走るのは発泡酒みたいなもの。
ガソリンには おおよそ半分ぐらいの道路を整備するという目的でスタートした税金が課せられています。
だから、料金当たりの燃費の半分は税金です。
電気に色がついていないので 家庭用電気にはそういった税金がかかっていないので 安くなっているというわけです。
このままいくと電気自動車の給電には税金がかかってくるかもしれませんね。
不公平といえばそうですから・・・・・

アウトランダー PHEV(中古)を購入した。その4

最近の車がすべてそうなのかどうかはわからないが アウトランダーPHEVはちょっとモバイラーの心をくすぐる要素も持っている。
Smart Phoneを持っていると便利に使えるよって機能だ。
現行機種では Wireless Displayみたいな機能もあるようだが 旧型なのでそこまでではないが それでもいくつかの機能があって これがなかなか面白いわけです。
ちなみに、この機能は全部本体だけで使えるわけではなく 一部の機能には「ODB2」という規格に対応した Bluetoothレシーバー(前から持っているので 購入履歴不明)が必要です。
 
まず、MMCSと呼ばれるカーナビなのですが 標準でBluetooth機能を持っています。
プロファイルは まず オーディオとヘッドセット。
Amazon Musicをよく聞くのですが ペアリングして再生すると車の中で聞けます。
もちろん、パケットはストリーミングで消費しています。
もちろん、Amazon Musicだけでなく 保存してある曲も動画も音だけはカーオーディオから聞くことができます。
アウトランダーPHEVなのですが 私はこの中で音楽を聴くというのが結構気に入っています。
多くの場面はモーターで走るので ロードノイズは小さくないのですが エンジン音も振動も基本的にありません。
エンジンがかかっても 殆どがエンジンで発電した電気をモーターで駆動するモードが使われているので エンジンはアイドリングに近い回転数で回り続けるだけ。
きわめて静かなのです。
静かであれば 音楽の細かいところまで聞けるので 静かな曲が良いかなって
それとともに、あまり乱暴な運転も抑えられたらいいなって感じです。
音楽に関しては ボリュームと曲送りや戻すボタンがハンドルについているので カバンに入れたままでも使えるので SmartPhoneで音楽を鳴らしていると意識することがありません。
大き目のBluetoothヘッドフォンというイメージです。
 
ヘッドセットモードは 電話の発着信をサポートしています。
ハンドルの発話ボタンと 電話の受着ボタンでかかってきた電話を取ったり 音声で選択してかけることができます。
できれば ボタンを押すとSmartPhoneのマイクに制御が映ってくれると Siriなんかも使えると思うんのですが MMCS側が音声を判断する形になっています。
 
で、なのですが Bluetooth DUNもサポートしています。
DUNってなに?PANじゃないの??って言われそうですが DUNなのです。
ダイアルアップネットワークとはまた懐かしいとなるわけですが Vodafon時代に 月200Mまで 定額だった時期に ガラケーを経由して日本では通信機能が使えないSmartPhoneやPDABluetooth DUN経由で使っていたことを思い出します。
このBlogを見ていただいている方たちにとっては 懐かしい限りでしょう。
 
現在、Bluetooth DUNをサポートしているSmartPhoneは私の知っている限り数機種。
多くのSmartPhoneは対応していません。
また、Bluetooth DUNを経由したネットワークの接続にたいする良い料金プランが無いために本来あまり実用的ではありません。
ですが、やはり世間には面白いことを考える人がいます。
BluetoothのDUNをエミュレーションで実現した人たちがいます。
いくつかあるのですが 基本有料ですので日本語的にわかりやすいのを買いました。
Navi GatewayというAndroid用アプリケーションです。
BluetoothでSmartPhoneをペアリングして このアプリケーションをばっうくグラウンドで実行しておくだけで Bluetooth DUNがあるとカーナビが判断してくれて接続に行ってくれます。
設定は簡単で 本体ナビはペアリングしているだけで基本的につながります。
電話番号やユーザー名・パスワードを登録できるようになっていますが これらは実は必要ありません。入れないと動かないので電話番号は入れますが ダミーです。
入れてもらったおかげで接続したと見せかけているだけで 実際のネットワークはパケット通信に直接つながっています。
つながらないという方もいらっしゃいますが、パケットを外部に開放するプログラムなのでセキュリティ上の制限を受けているパターンと 最近のSmartPhoneには 省電力の為にバックグラウンドのアプリを規制する仕組みがあり このあたりが強制的に動作を停止させている場合があるので気を付けましょう。
正体不明のアプリケーションが だらだらとバックグラウンドでパケット通信し続けるわけですから 怪しいと思われても仕方がないわけです。
 
で、DUNでつなぐとなのですが
まず、カーナビの地図のアップデートができます。
ただし、提供されるのは ナビの購入後1年だけ
2013年の地図が入っている私のMMCSは2013年の地図に 新たに開通された道路が付け加えられるだけの動作でした。
それから、充電スポット情報
これは昨年10月のものがダウンロードされてきました。
あとは、音楽の取り込み用のデータ
CDなどを読み取った時に 曲タイトルなどを自動的に表示する機能のデータのアップデートファイルです。
各自、選択しないと落ちてこないので 接続したら全部OKというわけではありません。
 
で、なのですが 接続してうれしいと思うのは VICSの機能です。
FM及びビーコンなどはよくある話なのですが 渋滞情報をインターネットからダウンロードする機能も持っています。
ナビの設定メニューから 定期的に受信する設定を行うと SmartPhoneを範囲内においてNavi Gatewayが動いているだけで 自動的に受信されてきます。
インターネットの情報には 渋滞予測や駐車場の詳細情報などが含まれているので どこまでルートに反映しているかはわからないのですが ないよりは良いはずです。
ただ、この機能だけでいうなら いまさらDUNはないだろうと・・・・
DUNを使える人 アプリケーションを入れてまで対応できる人がどれだけいうのだろうと心配になってしまいます。
 
Bluetoothはこんなもので 次はWifi
Wifiがあるならそれを使えと 前項のところに対して突っ込みたくなりますが このWifiWifiネットワークのサーバー機能なのでちょっと違います。
SmartPhoneから Wifiのネットワークとして車につなぎに行くのです。
何ができるかというと これは三菱自動車の純正アプリ 「Remort Ctrl」というソフトを使います。(年式によって 3種類あるので注意)
このアプリからは実は結構なことができます。
 
一つは現在の状況の確認 バッテリーがどれぐらい残ってるかな?っと 車の外から見ることができます。
私のように タイマー順でしていると 今どれぐらいかなとみることができます。
そして、そのタイマーをセットすることができます。
タイマーは充電に関するものと 空調に関するもの。
充電に関しては私のように深夜電力しか使いたくない人が その時間までケーブルがつながっても充電しないような設定ができるようになっています。
それも、曜日ごとに開始時間と終了時間が決めれる細やかさ
空調に関してもそうで 乗る前に空調を入れておくとかの設定もできます。
毎日 車に乗ったら快適ってのも設定可能なのです。
もちろん、リアルタイムで今すぐに外からつけるということも可能です。
他には ドアが開いているかどうかとか ヘッドライトやポジション灯をつけて 自分の車を見失った時に探したりもできます。
他にも 動作設定の項目があって 例えば鍵を閉めた時に自動的にミラーをしまうかしまわないかなどの設定ができるようになっています。
私のような標準ナビの場合 ナビからも可能なのですが、そうでない場合はSmartPhoneかディーラーでの設定以外ないのでこの機能はおそらくすごく便利な機能となるでしょう。
 
ここまで 二つは標準の機能(それを使うために700円ほどのアプリは買ったけど)なのですが SmartPhoneを持っているので できることがあるって なんか ちょっと前なら考えられない時代になったと素直に面白がっているわけです。