Diary of a rail fan in Kansai,Japan(Ver.2)

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2008年9月3日の旅行記

朝起きて宿を後にします。


長万部駅に着くとどうやら寝台特急北斗星」が来る様子で、「特寝」と表示されていました。
「寝特」ではないんですねw


僕が青春18きっぷで入ろうとすると、「まだ扉開いてないよ」と言われました。
いや、普通に寝台特急北斗星」を撮りたいんですが…


寝台特急を撮っている

と、いつの間にかsonshi1507氏もホームに入ってきていました。
次に函館方から何か近付いて来るので「?」と思うと、DF200系牽引の貨物列車

でした。
霧濃過ぎて、何写ってるか分からんww


停まっていた東室蘭行きに乗り込みます。
しばらくして、小幌に到着。何しろ普通列車でも停まらないやつが多いですから、ちゃんと停まってもらえるか心配でしたが、停まりました。
僕等の乗った列車は小幌駅を出ると警笛を鳴らして出ていきます。


小幌駅構内を色々撮ります。

↑駅構内



↑下の方が薄くて見えない運賃表


待合室みたいなものがありましたが、開いてませんでした。
もう1つ、事務所のような感じの廃墟がありましたが、こちらも入れませんでした。
誰かガラスを割って入ったのか、3ヶ所が木の板で塞がれていました。


駅前から山道を歩いていきます。
少しすると、「岩屋観音 小幌洞穴遺跡」という看板があります。


その近くに「ウニの密漁をするな」的な看板がありました。


獣道を進んでいきます。

最初は普通に歩けましたが、雨が降っているので途中から坂がキツくなると滑って転びそうになります。


そして、とんでもない坂に出てきました。

そこは獣道にロープが張ってあり、どうもそれをつたって降りるようです。


僕は片手に傘、もう片手にカメラ*1という状況なので、そこから先に行くのは諦めました。
sonshi1507氏だけ先に行くのもアリでしたが、sonshi1507氏も諦めたようで、2人で戻る事にしました。
戻る途中で雨が激しくなってきます。


と…


僕が転んでしまいました。幸いにも上の服は殆ど汚れませんでしたが、ズボンとカメラは泥だらけになってしまいました。
まぁ、カメラはその後も正常に動いたのでいいもののズボンがヤバい。


小幌駅に戻ってきます。
更に雨が激しくなってきました。雷も鳴っています。


そんな中、東室蘭方面の線路を貨物列車(DD51系牽引)

が通過していきました。
次に、特急「スーパー北斗」が長万部方面の線路を通過。
天候が悪過ぎて辺りが暗いからか、なかなかピントが合わず、ちゃんと撮れませんでした。
次は特急「北斗」が通過しましたが、まともにシャッターが降りませんでした。


11:10過ぎぐらいに雨が小康状態になってきました。
今度は、長万部方面の線路を特急「北斗」が通過するのですが、駅のすぐそばがトンネルになっているので、風圧が凄いです。傘がひっくり返る程の風でしたから。
その特急「北斗」は何とか撮れました。


ちなみにsonshi1507氏は小幌駅では、動画で特急列車を撮っていたので、そちらをご覧になった方が分かりやすいと思います。


小幌駅に長万部行きの普通列車が到着。
これに乗り込みますが、僕はズボンがヤバいので、座りませんでした。


長万部に到着します。駅前でズボンを買わないといけませんが、そのような店はありません。
sonshi1507氏は駅で蟹飯を買って*2、それに舌鼓を打っていましたが、僕はオドオドしていました。


ズボンが売っている店が確実に駅前にある最寄りの駅は函館駅です。
ここから函館まで110km*3以上!
まぁ、北海道の広さを実感できるトラブルと言えばそうですがそんな事に感心している場合ではなく、何とかしないといけません。
ちなみに普通に乗って行くと、函館に行く余裕がありません*4


仕方無く、僕だけ特急「スーパー北斗」で函館に行く事に。しかし、泥だらけのズボンで座席に座るのもどうかしているので、パンフレットを取ってそれを座席に敷いて座ります。
最初は間違って指定席に座ってしまいましたが*5←あほ
後で自由席に移動しました。


長万部を出るとかなり高速で走ります。途中駅を高速で通過するのを見ると、普通に乗って行くのがアホらしく感じてきます。(ぉぃ


北豊津を出ると単線区間に入るので、ポイントの関係で微妙に減速します。この後はややこしいので、いちいち「単線に入った」やら「複線に入った」やら言いません。


八雲に到着。
ちなみに長万部〜八雲で車掌さんが来なかったので、この区間特急券がなくとも乗車出来たわけです。


八雲を出ると、車掌さんが来ましたが、僕の切符を見る様子がなくスルーしていきかけたので、急いでこちらから見せました。
石倉では特急「スーパー北斗」とすれ違います。
この後、大沼公園の手前まで寝てたので景色を覚えていません。


大沼公園に到着。駅前にはそれほど施設がなさそうでしたが、お客さんがかなりホームで待っていました。
向かいの前の席に中国語を喋る若い女性が2人と男性2人座ってきました。


大沼では、ポイントの関係か、結構減速して通過します。
次の仁山や、その次の渡島大野では、構内が1線スルー化されていないので、駅で減速して進みます。
渡島大野北海道新幹線新函館駅の候補地らしく、その旨を書いた看板が2、3ありました。
ここを出ると、かなり飛ばします。
左手から単線非電化の線路が近付いてきて、それが高架でオーバークロスして右側に降りて来ると七飯です。
この駅もやや構内配線がややこしいですが、そんな事にはお構いなく、僕の乗った特急「スーパー北斗」はスピードを落とさず高速で通過します。
七飯通過直後に特急「北斗」とすれ違います。
大中山、桔梗と通過し、電気機関車ディーゼル機関車が多数留置されているのが見えてきます。
減速して五稜郭を通過。
通過後はまたスピードを少し上げますが、函館運輸区が見えてくると、減速して函館駅に進入。


函館駅ホームに降りると、ホームの端で多数の方々が特急「スーパー北斗」及び特急「スーパー白鳥」の写真を撮影していました。
その辺りにいた方の腕を見ると、「宜蘭中央」と服に書いてありました。
どうやら台湾から来た観光客だったみたいです*6。多分、大沼公園で乗ってきた中国語を喋る方々もその一員だったでしょう。


函館駅を出て、ズボンを売っている店を探します。WAKOという店があったので、そこに入りました。案内図を見ると3階にメンズがあるみたいです。
3階に行って店員さんに訊くと、隣の店がメンズらしいです。
隣の店に行くと、確かにメンズだったみたいですが、2万円近くするものばかりで到底買えません。
そこの店員さんにこちらの事情を話すと…
「隣のデパートの4階にメンズのズボンが売っているがデパートなので少し高い。ここの2階なら、古着屋があるから安い」という内容のことを丁寧に話してくれました。
他店の事をここまで詳しく話して下さるとは…


2階に行って古着屋を探しますがよく分からず、若干ケバい店員さんに訊くと、また隣の店でした。←あほ
ファッションセンスが無い事に定評があるspecial-rapid223はそこの店で片っ端から安いやつを探していきます。
すると、1980円のズボンがあったので購入。丈合わせができませんでしたが、まぁ良いでしょう。
1階付近のトイレの個室に入って着替えます。すると…


扉に落書きがありまして、
女性のm(ryからs(ryにかけての部分が描かれていました。
h(ryから上の部分は適当でしたが、s(ryの部分がかなり詳しく描かれており、その各部の名称まで書いてありました。
その横に比較的大きい文字で、「17才女性s(ry」と書かれており、実物を見た事が無い私はそれを見て納得です。
その絵の下にも色々書いてありました。


というカオスなトイレを着替えてから出ます。そしてWAKOも出ます。


この時点で、およそ14:35。ズボンのことしか考えていなかったので、昼飯をすっかり忘れていました。
昼食場所を探すのが面倒なので、近くにあったロッテリアで済まします。


昼食後は駅周辺を撮影

↑またタイヤの空気抜かれんのかw


その後、改札内に入ります。ホームで少し待っていると江差行きが入線。
進行方向左側のボックスシートにsonshi1507氏の席を確保出来たと思いきや…


僕の乗った車両は木古内で分割されるみたいで\(^o^)/
隣の車両に行くとボックスシートは埋まっていましたorz
仕方無くロングシートの部分に座ります。
せっかく席を確保出来るチャンスだったのに、それができませんでした。どう見てもアホです。本当にありがとうございました。


五稜郭でsonshi1507氏が乗ってきます。仕方無くsonshi1507氏もロングシートに座ります。


五稜郭を発車して江差に向かいます。途中、久根別・上磯・茂辺地札苅木古内で貨物列車とすれ違いや行き違いをしました。貨物列車多いなぁと感じました。←確か旅行3日目も同じ事感じてた。


木古内以降は、文字数の関係で明日に回します。


10日目終わり
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*1:ちなみにカバン類は、sonshi1507氏も私も小幌駅の廃墟前に置いておいた。これは小幌駅周辺は全く人気がなく、盗難の可能性が極めて低いからである。

*2:ちなみに売店には蟹飯の在庫が1つしかなく、sonshi1507氏の他に蟹飯を買う人がもう1人いた。sonshi1507氏は快くその人に順番を譲り、その後トラックで運ばれて来た蟹飯を食す事となった。

*3:駒ヶ岳経由

*4:但し、最終の江差行きには間に合う。しかし、そうすると旅館の人に迷惑が掛かる。

*5:函館までの乗車券と自由席特急券を買ったため。

*6:台湾に宜蘭という街があるのを知っていたから、そう推測出来た。