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2016-12-31

リアルタイムでは、すでに年が明けました。

今年もよろしくおねがいいたします。

抱負としては、ブログを更新する単純な楽しみを思い出す年にしたいと思っております。

[][]話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選 00:03 話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選を含むブックマーク

今年は簡易版ということでひとつ。

昭和元禄落語心中」第3話

青春時代の初端。すでに諦念がうっすらと漂いつつ、あくまで吸う空気は清新。

ジョーカー・ゲーム」第6話『アジア・エクスプレス』

夢の大陸高速列車と子供。シリーズ中めずらしく陽が射した部分がある。

ベルセルク」第3話『奇跡の夜』

ファンタジーをモチーフではなくテーマにしたエピソード。密度の高さに息を呑む。

クロムクロ」第26話『侍は振り返らず』

まさに大団円という満足度の高い最終話。幕が降りきってない点も心にくい。

宇宙パトロールルル子」第13話『私、宇宙の……』

こちらも同じ趣向。少年を少女が追いかけるという構図も同一。

タイムトラベル少女〜マリ・ワカと8人の科学者たち〜」第5話『ファラデーの憂鬱』

キャラ的にファラデーがいちばん美味しかったかなーという。割とミーハーな理由。

タイガーマスクW」第3話『虎の遺産』

主人公のキャラをくどくどしく描かないまでも、さりげなく好感へと持っていくオーソドックスさ。

クラシカロイド」第1話『ベトとモツと音羽館

同じく、ヒロインのキャラクターに親しみが過不足なく持てる。完璧に整った導入編。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第35話『アナザーワン バイツァ・ダスト その1』

自ら助く者を神は助ける。八方ふさがりの吉良に突如舞い降りる新たな能力。なにか善悪を超えた感動があった気がする。

亜人」第22話『邪魔してるのはあんたの方だろ』

以前にも特殊部隊VS佐藤の展開はあったのだけど、それをさらに上回るディテール描写と演出のコントロールぶり。


(補記1・OPアニメ10選)

Dimension W」(Genesis)

昭和元禄落語心中」(薄ら氷心中)

「だがしかし」(Checkmate!?)

ジョーカー・ゲーム」(REASON TRIANGLE

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」(Crazy Noisy Bizarre Town)

マクロスΔ(デルタ)」(一度だけの恋なら)

ベルセルク」(インフェルノ)

タイガーマスクW」(行け!タイガーマスク)

Lostorage incited WIXOSS」(Lostorage)

91Days」(Signal)

(補記2・EDアニメ10選)

昭和元禄落語心中」(かは、たれどき)

Dimension W」(Contrast)

ブブキ・ブランキ」(ANGER/ANGER)

ジョーカー・ゲーム」(DOUBLE)

宇宙パトロールルル子」(Pipo Password)

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」(I WANT YOU)

ベルセルク」(瞑目の彼方)

ALL OUT!!」(全力少年)

クラシカロイド」<該当曲複数>

遊☆戯☆王ARC-V」(疾走ペンデュラム)

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2016-12-28

火の気のない自室での更新は時間との闘いポゥッ!

[]ことし観た女性映画5選 23:23 ことし観た女性映画5選を含むブックマーク

今年は女性登場人物をよりリアルに、これまでの古い女性像から自由に描いている作品が多かったというのが真っ先に出る感想です。

それを念頭に一年を振り返ってみました。記述は観た順です。

なお地方在住のため、封切が昨年のものも含みます。

恋人たち」('15/監督:橋口亮輔) 例えのはなしだが、通常の映画に登場する"平均的な女性像"がいわゆる『シンデレラ体重』と呼ばれるものだとすれば、この作品の主役の一人である郊外の町のパートタイマー主婦は『厚生省データにおける平均体重』からくる掛け値なしに現実的な中年女性の典型例。その設定、キャスティングだけでも画期的なのだが、古めの少女漫画の模写のような落書きをそのへんにある紙に描きちらすことが趣味の彼女がたどる、不恰好で独りよがりながらも純粋な恋愛の姿の赤裸々さはちょっと忘れがたいレベルにリアル。

「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」('13/アメリカ 監督:ジョン・マルーフ、チャーリー・シスケル) 映像作家志望の学生がガレージセールで入手した写真群の作者である女性写真家の生涯を追うというドキュメンタリー・タッチ。乾いたカット使いが、戦後すぐの時代からはみだす個性の強さゆえの孤独に苦しみつつも、シャッターを切ることをやめなかった一人の女性の姿をあぶりだしていく。マイヤーの不器用さが他人事とは思えず、関係者の証言の細部ともども個人的に心に突き刺さってくる場面が多かった。

キャロル」('15 アメリカイギリス/監督:トッド・ヘインズ) こちらはスタイルアップされた女性キャラクターふたりを主役に据えて、その背景となるうす曇の50年代アメリカの様子をひたすらにリアルに描くことで、どちらともを効果的に際立たせる手法がとにかく徹底していて圧倒された。こと美学の強度という点において、ここ数年において最高レベルの作品。キャロルの美しさと強さは、ふしぎと反感や気後れをこちらに与えない。それは主役の片方であるテレーズ同様に、彼女への距離感が最後まである一定に保たれているためだろう。

リップヴァンウィンクルの花嫁」('16/監督:岩井俊二) 合理的かつ一般的な幸福への追求の道を愚直に選んでいた無防備で無心なヒロインが、混沌の現実を直視できるようになるまでを描く。その道筋がはたして "正解"とされて描かれていたのかどうかは、実は今でも自分には分からない。ただ一つはっきりと感じたメッセージは、このクソのような世界でそれでもなんとか深呼吸をしつつ私達は生きていくしかないということ。今の世の中で必要なのはそれだけだと思う。

この世界の片隅に」('16/監督:片渕須直) さまざまな女性の生き方が淡々と描かれるが、自分がもっとも感銘をうけたキャラクターはヒロインが嫁に行った先の隣組の主婦。のほほんといつもと変わらぬ顔で広島被爆し故郷までたどり着いたが行き倒れのようになってしまった息子について語る。戦争中でも人は固有の個性でもって反応する。そんなことが老若男女かかわりなく表現される、日本ではめずらしくあたらしいタイプの作品だと端的に分かるシーン。

[]ことし観た映画5選 (全体版) 00:55 ことし観た映画5選 (全体版)を含むブックマーク

単純に満足度と個人的印象の強度で選びます。

なおこちらも、当方地方在住ゆえ封切が昨年のもの有り。

1.この世界の片隅に('16 /監督:片淵須直):戦争映画のようでいて、女性映画のようであり、恋愛映画ともみえる、そんな人生映画。邦画にあらたな、新しい名作が生まれた。

2.クリムゾン・ピーク('15 アメリカ/監督:ギレルモ・デル・トロ):虚実織り交ぜてヒロインに切々と訴える階段踊り場のシーンに心底うっとりした。トムヒは世界の宝。

3.ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS- ('16/監督:熊切和嘉):弱い冬の光のもと、かつては約束の場所であった日本都市をさすらう魂の難民たち。自らを匿名的な存在に落とし込んだ主人公の、『ちゃんと裁いてやる』というセリフの重みが忘れられない。

4.キャロル('15 アメリカイギリス/監督:トッド・ヘインズ):クラシカルでいてアクチュアル、オーソドックスでいてプログレッシヴ。いろいろな意味で自分から遠い世界の人々の物語であったが、それでもなにか冷たく消えない炎が力強く心に残る。

5.リップヴァンウィンクルの花嫁('16/監督:岩井俊二)ニュータイプガンダムはいないけど、あむろが来る! それだけを信じて2017年も生きよう!

番外編:ことし再見した旧作映画1選

AKIRA(('88 /監督:大友克洋)ミニマムなストーリーにのせて綴られる一大破壊衝動絵巻。数十年前から「この街は色々な意味で飽和状態」だった。そんなこと、自分はいまだに分かろうとしてなかったんだ。いつでも時間の外周にいて、いつだって破滅の淵に世界は立ってる。この名作アニメを、昭和の残り香ただよう後すこしで取り壊される映画館跡で観られて本当に良かった。

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2016-12-21

いくらフェーン現象による短時間のものといったって、12月下旬の北陸で20度超えの予報出るとかうっそだろオイ

[]乱歩随筆 01:02 乱歩随筆を含むブックマーク

乱歩随筆―江戸川乱歩自選随筆集

乱歩随筆―江戸川乱歩自選随筆集

江戸川乱歩が活躍当時に諸媒体で発表したエッセイやコラムを自選した一冊、その復刻版。日本の探偵小説第一線を走っていた作家によるジャンル論は明快そのもの。乱歩読書歴になっているのも面白い。ほかは先祖の女傑によって一族の功が立ったという江戸時代エピソードや、集団生活に適応しきれずに学校でいじめに遭ったり、サラリー生活を転々とした話などが読める。

[]ひそひそ星('16/監督:園 子温) 01:10 ひそひそ星('16/監督:園 子温)を含むブックマーク

人類が絶滅間近となった未来、その穴を埋めるがごとく超性能コンピュータアンドロイドが静かに宇宙を飛び交っていた。主人公は『鈴木洋子』と名付けられた一体の機械人間。彼女に任ぜられた仕事は星間宅配便である。滅び行く人間たちが、ガラクタのような品物を誰かに贈ろうとする心の不思議に、次第に『鈴木洋子』は魅せられていく… ストーリーはただそれだけなのだが、宇宙船の中身が彼女が嗜好で選んだ昭和アパート風だったり、藤城清治の静謐な影絵世界を思わせる演出惑星訪問の一つに付けたりと、モノクロ(1カットのみとある企図によってフルカラー)仕上げとあいまって複数の効果が全体を物憂く優しく覆う。すでに喪われた者、かれらをいまだ忘れ得ない人たちに寄り添うにはどうしたらいいのか? 余計な声や音を控え、ただ耳を澄ませればいい。そこからきっと何かがはじまる。

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