昨日の夜8時に家族で、近所の自然観察園に蛍を見に行った。同じ小学校の人ばかり集まっており、娘は何やら顔見知りが多く、声をかけあっていた。蛍をみるなんて久しぶりだ。蛍基金にも募金した。来年も見られますように。黒いシートがかけてあり、10匹ほどの蛍を見ることができる。全てゲンジボタル。オスは2つ光り、メスは光るのは1つなので見分けがつくらしい。蛍は、地中、水中そして空気中にあがってくる完全変態の昆虫。本当によいものを見た。娘ははじめて見る蛍に興奮していた。
1ヶ月ほど前夫が京都に出張に行ったときのこと、京都の鴨川には蛍が何千ととんでいたらしい。関西と関東は全然違うんだなあ。

空いたころに、ドラえもんの科学未来展にいこっと!

今日は、父の日。映画でも見に行こうか。

昨日、マックノートブックとiPAD(iPedとうのが中国で出たらしい。さすが特許の概念がむちゃくちゃな中国。ひどい。)を渋谷に見に行った。そしたら、サッカーのユニホームを着たかわいいパグを発見し、にんまり。ワンちゃんもサッカー観戦してるんですね。
それでiPADを実際に見た感想は、画面が明るすぎた。残念です。何冊も本を読みたいので、あの小さなガジェットに何千冊も入ってしまうのはとても魅力的だったわけです。しかし、画面が明るすぎて目がつぶれてしまいそうだなあ。キンドルのほうがましかなあ。目にやさしいのは紙なんです。目にやさしければ、問題なしです。今後改良されまでしばし待ちましょう。



「福祉」で働く (なるにはBOOKS)

「福祉」で働く (なるにはBOOKS)

一口に福祉といっても様々な職種があるのだなあ。
手話通訳士。時給2500円〜3000円。
福祉住環境コーディネーター
点字はひらがなだけで構成。48文字のひらがな。点字ソフトを使って、本を点訳。目の見えない校正者が、指で読んだ点字を言葉に出していく。もうひとりは活字本の文字を目で追い、今読み上げたものが間違っていないか確かめていく。点字を読むスピードの速いこと!
「私はゆくゆくは英語の本とか理数系の本とか、専門分野の点字本をたくさんつくっていきたい。朗読CDなども普及してきました。でも、学術書などで何かを専門的に勉強する人のための点字本がまだ足りません。それを充実させるのが、高橋所長の夢でもありますし、私も点訳者としてお手伝いしたいんです。」

ふと思ったのだが、我が社の本にオーディオブックとかあるのかなあ??

この本の作者は、この本の他に「ブライダルコーディネーター」「行政書士」になるにはという本も書いておられる。ライターってどんな分野も取材して書けるものなのかあ。

棋士になるには (なるにはBOOKS)

棋士になるには (なるにはBOOKS)

この本は実におもしろかった!!ひきこまれた。谷川浩司氏とやはり羽生義治氏ののくだりが非常におもしろかった。
谷川新名人の第一声は、「この名人位は一年間預からせていただきます。」だった。
棋士はおおむね負けず嫌いだが、それをなかなか表に出さない人が多い。その反面、勝ったからといって万歳をしたり、ガッツポーズをとったりは決してしない。それは敗者への気配りでもある。
研究、勉強を怠っていればすぐにおいてきぼりを食ってしまう。負ければ対極数が減る。将棋が指せなければ当然収入が減る。
将棋の発祥の地はインド。

レーシングドライバーになるには (なるにはBOOKS)

レーシングドライバーになるには (なるにはBOOKS)

そんな候補になれる場所にいるかいないかは、その人の運だろう。チャンスが来たとき、用意ができていることも大事だ。
つぎの形がハイブリッドカーであれ、ソーラーカーであれ、競争は続く。競争がないと進歩もない。
目標に近い道だから報酬ゼロでも
他車がいてバトルもあるから気が抜けない。恐怖と緊張で脈があがる。心拍数はなんと170くらいにあがるらしい。
舗装されたコースの路面上は暑い。炎天下のフォーミュラーカーも暑いが、GT車はほとんど密閉された状態で走る。室内温度は体温を超える。速く走るための設計上、ダクトなどもつけられない。熱中症に陥らないように、ドライバーはクールスーツのような冷却システムを利用する。(想像以上に過酷な競技なんだなあ)
「ぼくらは、レースカーを速くする仕事をしているわけですが、例えば、車が(コーナーなどで)すべり始めたときの電子制御などの技術を最先端でやっていることになります。」(そうだったんだ!)
「ドライバーは常に、4つのタイヤに、自分の神経が根をはっているような感じで集中しています。ちょっと車がすべったというのを0コンマ00何秒の中で感じとって操作していく。」
「クールスーツ着用もレース作戦のひとつ」
基本は夢をどれほど強くもっているか
多くのレーシングドライバーに共通するもの、それは我の強さだという。
結局は自分に甘いことが自分をつぶす。
「暇があれば酒も飲んだし遊びにも行った。でもその時間に、中嶋悟さんは走ることだけを考えていろいろなことを試していた。その厳しさが結果につながるんです。」
「勝ち残る人は、まず、怒られてもへこたれない、たたかれてもへこたれない。そsちえ、人にものを聞けます。速い人は聞いてきます。人にものを聞けないというのは個性で、ある程度、変えることができるんです。変えないと自分が進化しない。そこで変えられる能力が必要です。怒られても、たたかれてもへこたれない。これも結局は才能です。」

司書・学芸員になるには (なるにはBOOKS 19)

司書・学芸員になるには (なるにはBOOKS 19)

本著者の名は、「金子量重」氏。かねこかずしげと読みます。量子の量なので、名前に感動していまいました。
できる限り多くの物を見ようと博物館や美術館をたずねることにしました。人にものを見せる殿堂であるからには、自分がまず物をみておかなければならない。それには、今までのように権威や知識だけにたよって物を見ていたのではだめだ。もっと自由に物を見よう、既成の概念にこだわらないようにしようと努めた。
「三年たっても、その情熱が消えなかったらやりとおせ」
図書館のむすびつきは出版会と読者をつなぐ
人間的であって、社会に尽くす心をもつこと
文庫がつくられたのは、江戸時代、徳川家康の古書収集を含む一連の文化政策から、後に紅葉山文庫がつくられ、ここに書物奉行をあてたことにはじまる。
司書の職制がしかれたのは、明治39年
東京国立博物館国立科学博物館は法律上博物館ではない。
博物館は憩いの場だなあと思う。
学芸員のことを、アメリカでは、CuratorイギリスではKeeper、フランスではConservateurという。
学芸員は研究者でもあり、技術者でもある。