ツィッターはじめました

10月より鳥目の会もツィッターはじめました。ブログも間遠で苦労していました。つぶやくことならやれるか、からです。

まだ、フォローもとりあえず、フォロワーもひとりです。検索でもたどりつけるかどうか。

ぼちぼちとつぶやくつもりですが。すでにいくつかは発信しました。

2014年10月20日 世話人

8月14日戒能民江氏発言を読む

8月14日しんぶん赤旗2面「黙ってはいられない」欄に、「戦争は女性の人権を奪う」と題した、戒能民江氏(1944年生まれ)の発言がのりました。その中の一文を紹介します。

『安倍さんは「女性の活用」といいますが、「男女共同参画社会」の実現は強調しません。男女平等という建て前すらいわないのです。個人の尊厳と固定的な性別役割を内容とする「男女共同参画社会」の実現を嫌悪しているのがわかります。』

ついこの間、広島長崎での平和式典で、昨年同様不戦も反省も言及せずしかも他も昨年をコピペしたと言われてしかたのない、首相としてのあいさつでした。多くの批判があったことは当然といえるでしょう。しかも「被爆国民」とあったのを「被爆国」としたのはなぜかと、毎日新聞で指摘をされました。これについてはすぐ、「被爆国」となぜしたかの弁明が安倍氏にかかわるインターネットで掲載されたそうです。痛い、見透かされた指摘であったことがわかります。コピペである弁明はいなおってせず、ずるく立ち回ってもぐりこませたことがばれると、その点だけはあせって釈明する、見苦しいことです。

その根っこに、「男女平等」をいわないこと(人権の近代感覚が希薄?)があることを、人生の先輩である戒能氏から教えられました。安倍氏を選んだ有権者のひとりとして不明を恥じなくてはなりません。

安倍内閣のたがのはずれよう、多くの人との矛盾、是正がもとめられる時期、捻じ曲げられたものを直していく時期ががきているようです。それはやはり、まず安倍退陣からでしょう。国民の声を安倍氏に届けなくてはなりません。そのために私も微力でも努力を。しかし、私も、「人権」「男女共同参画社会」について改めて勉強が必要と気づかされました。

2014年8月18日 前荷 進

安倍首相、広島長崎発言にはさらに問題点

天木直人メールマガジン8月13日内73号」、「安倍コピペ演説のもうひとつの問題点」との投稿でした。8月の広島長崎の平和記念式典でのスピーチについて、コピペの他にさらに問題ある内容だったとの指摘です。同日毎日新聞コラム「水説」での指摘を引用していました。「昨年スピーチ」では、「私たち日本人は唯一の戦争被爆国であります。そのような者として。−−」とありましたが、今年は「人類史上唯一の戦争被爆国として、核兵器の参加を体験した我が国には、」となっているのでした。

天木氏の記事からの指摘は次のようでした。「そこまで意識して広島、長崎の演説が仕組まれているとすれば、コピペどころではない。安倍国家杉的政権の真骨頂である。−−安倍首相をみくびってはいけない。」まことに的確ではないでしょうか。

私もコピペで開いた口がふさがらなかった人間の一人ですが、またそうなりました。そう言ったいいまわしには安倍氏は敏感なのでしょうか。少なくとも懲りない態度を続ける気持ちになっているようです。やれやれです。

とんでもないと言わなくてはなりません。わかって居直っているならなおのことです。「閣議決定すれば憲法解釈を変えられる」との逆立ち発想も極まれりということかもしれません。

2014年8月13日 世話人

8月6日広島での平和記念式典での安倍晋三首相スピーチ

8月6日、広島に原爆が投下されて69年目にあたります。現地での平和記念式典で、安倍晋三首相がスピーチしました。ところがその内容が、問題になっています。昨年のスピーチを実質引き写しをしたもので発言したのではないかという「疑い」です。

東京都世田谷区区議会議員上川あや氏が、本人のツィッターに、今年昨年のスピーチの冒頭部分をテキスト比較ソフトで冒頭部分を投稿したことで、そのことが広がりました。たくさんの人がリツィートすることとない、東京新聞朝日新聞でも後追い紹介記事が報じられました。

私もどういうことだろうとはじめ思ったのです。しかし、昨年のものの「引き写し(コピペ)」と言われてもしょうがないような今年のスピーチのようだと、認識することになりました。気持ちも心も入っていないスピーチを行ったわけでした。しかも場所が場所、相手が相手のところでです。

亡くなった被爆者、戦死者を冒涜する行為ではないかと私は思いました。そうとられてもしかたのないことを彼は行ったわけです。「特定秘密保護法」「集団的自衛権閣議決定」を推し進めた日本政府の最高責任者が、悪く言うと、その本音を衣の下から示したように思いました。被爆者代表の閣議決定撤回の声に耳を貸さなかった人物であること、これでも明らかです。式典参列の被爆者、遺族に対しても許せないことをしてしまったのではないでしょうか。

ふざけたスピーチをしてそのままでよいとはとてもいえません。安倍氏の謝罪、これを求める気分です。首相としての能力資質もまことに疑わなくてはなりません。国民のあきれ怒り、外国からも辛口の批判、にさらされるこれからになることは間違いありません。

2014年8月9日 与謝名 阿寒

繰り返される橋下徹発言、百田尚樹発言

従軍慰安婦に関して、またまた橋下徹大阪市長、作家百田尚樹氏が、発言したようです。慰安婦に関していうと、橋下氏は外国もやっていた制度と、百田氏は軍強要の従軍慰安婦の存在否定と、発言したとマスコミに報じられました。それで知る限り、学びも反省も感じられない繰り返し発言です。またかその程度かと驚きました。これほど大きな問題であるのに、です。

両氏の発言については、いろいろな言及が山ほどされ、国内外にあふれています。なるほど聞こえないふりでやらなくては、続けられないものであることが、両名の発言内容(慰安婦と限りませんが)でわかります。

相変わらずの発言を繰り返すことで、なぜ自らの墓穴を掘る作業を続けるのか、私には不思議でなりません。白旗をあげたくない現実を直視しない人の発想はこういうものなのかもしれません。

ていねいに打ち返す気持ちを私なりに続けたいと思います。かみあった発言を努力することになるでしょう。本人たちにむけて、耳にしている人たちにむけて。わかってくれるまで続ける気持ちで。同じ土俵にいる日本人でsから、相手の繰り返しにも面倒くさがらずに、何回でも。「水に落ちた犬はさらに打て」ですから。


2014年6月20日 与謝名阿寒

3月15日しんぶん赤旗記事、3月16日しんぶん赤旗日曜版記事に注目

3月15日しんぶん赤旗は、14日に行われた志位和夫日本共産党委員長の見解発表を報じました。見解「歴史の偽造は許されないー『河野談話』と日本軍『慰安婦』問題の真実」を全文紹介もしています。さらに17日、14日の内外記者の質問への回答、さらに見解への各界の感想を報じています。論点をはっきりさせたたいへん詳細な見解発表と受け止めました。続く報道も親切です。

3月16日しんぶん赤旗日曜版では、「これが南京大虐殺」と題して、福島県の小野賢二氏の研究調査結果を報じています。小野氏が戦後入手した30冊以上の陣中日記が大虐殺について生々しく伝えていることを知らせてくれました。笠原十九司(とくし)氏の解説も明快です。

過去の歴史にきちん向き合い見つめている、日本人がいる、日本の政党がある、ということを内外に表明したことの意義や意味は、軽いものではありません。とくに、ヘイト・スピーチの垂れ流しがあったり、戦争犯罪の隠ぺい発言も目に付く昨今、たいへん時宜にもかなっています。日本国民ひとりひとりにとって、大事な問題でもありますから。

そうした誰とでもかみあう内容の見解や記事です。それらを、共産党の言っていることと限定的に見たりとらえたりすることは、視野が狭いことにてになりかねないと自戒しました。共産党であろうとなかろうと、いいものはいい、正しいことは正しいと、そう考えたなら、まず認めることが必要ではないでしょうか。さらに自分の意見も加えて、広める努力も、求められるのではないでしょうか。また、共産党が言ってくれる、言ってくれている、ということで、自らの発言あるいは紹介を控えめにしてもよいと考える人がいるならばそれも私にはいただけません。適当な代弁として、他人の頭から借りたものを借りているだけでは、周りの納得や理解のための努力がおざなりになってしまう場合があるだろうからです。

過去の戦争には、これまでの多くの日本人の反省と直視があります。これらは、それに加えられる、誠実な発言ではないでしょうか。価値あり重みのある発信と受け止めました。共産党、引き続き声を上げていってほしいものです。幅広い人たちにもどんどん伝わるよう心がけてもらって。

通じる内容の発信があれば、それを、どう受け止め、そして周りにどう伝えていくか、私も課題を与えられる立場と思っています。今回がまさにそうでした。

2014年3月18日 前荷 進

韓国大統領3月1日演説と「従軍慰安婦」

3月1日、「3・1独立運動記念式典」でパク・クネ韓国大統領は演説を行いました。焦点は「旧日本軍の従軍慰安婦問題」です。3月2日日本経済新聞は演説の要点を伝え、さらに韓国政府の想定解決策が明らかになったとしてその内容について報じています。

朴韓国大統領演説の要点
 ・日韓関係発展の基礎は村山談話河野談話
 ・日本政府は次世代への正しい歴史教育
 ・55人の元慰安婦の生存者の傷を癒すべきだ
 ・歴史の証言を認めないなら日本は孤立
 ・ドイツの先例に従い過去の否定から脱却を

韓国政府の期待する「解決策」としての対応
 ・日本政府が法的責任を認める
 ・安倍晋三首相が謝罪する
 ・政府予算を使った何らかの支援をする

過日日本の国会で石原信雄氏が慰安婦問題で発言、河野談話の際慰安婦証言の裏づけ調査をしなかった云々とのことがマスコミで報じられました。ご本人の発言、私には首を傾げるものでした。文脈の流れの中では言えることかもしれませんが、韓国の元従軍慰安婦への「聞き取り」は行ってのうえの河野談話です。覚悟も真剣さも見えない「評論家」答弁を行ったと私は思いました。案の定、その証言を「検証」することもと菅官房長官も発言し、産経などは鬼の首をとったような論調です。安倍晋三首相等もしてやったりの気持ちになっているのではないでしょうか。

生き残って名乗り出た元日本軍従軍慰安婦が存在する、そのことと名乗り出てからの時間の経過も、限りない重みを持ったことです。韓国大統領演説の演説はそうした重みを踏まえた妥当な内容ではないでしょうか。残念ながら、これまでの安倍氏などよりよほど識見ある発言をされたようです。私を含め日本国民、よほとしっかりしなくてはならないようです。

かの橋下徹大阪市長の昨年春の「従軍慰安婦発言」、当然ながら国内外の酷評に会いました。そのなかで女性ノーベル平和賞受賞者4名の批判声明は、世界でもどのように理解されているかを日本人にも改めて伝えてくれました。橋下氏の編論弁解はそれについてはいっさいありません。勝負はすでにあったのです。

我々日本人ひとりひとりがきちんと考えそれぞれの声をこれからさらにあげていくことが、世界市民としても求められているように思っています。かくいう私もその心がけ、改めて強めたいと考えています。それは「従軍慰安婦」に限られたものでもありません。

東京の図書館で蔵書「アンネの日記」が、多数破損されていたことが最近明らかになり報道されました。犯人が誰かまだわかっていませんが、すでに大きな国際問題となっています。犯人は「確信犯」なのかあおられてかりたてられたのか、まだ不明です。しかし、日本の文化程度の実情示されました。日本と日本人は、犯人の行為で大恥をかいたのです。それに気がついているのかいないのか、マスコミの論調、淡々としているように思えてなりません。

2014年3月2日 世話人