新・三つの棺−「幻影の書庫」日記

2017-01-23

[]スキンコレクター

やはり完成度は圧倒的。

 

もうフォーマットとしてはほぼ完成された感じで、

そういう意味での目新しさはないんだけど、

それでも、その枠の詰め込み方がどんどん痩せ細っていくってのが

通常だと思うのに、その枠分毎回みっしりと詰まってて、

から隅まできっちりと愉しませてくれる。

 

理想的エンタテインメントと呼んでいいのでは。

 

どんでんをこれでもかというばかりに大量に積み重ねて、

とにかく退屈させることの無い、いつもながらの疾走感。

 

だいぶディーヴァーのやり口にも慣れてきて、

おっきなどんでん返しに関してはだいぶ読めるようになってきちゃったけど、

そういう一発芸じゃないんで、読めたからって評価がた落ちになることもない。

(まぁ、伏線あんま無いよなぁと、大抵思っちゃうってのはあるけど)

 

やっぱ年間ベスト級の8点が当然。

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2017-01-22

[]探偵なふたり

これも昨年末のお蔵出し。

TSUTAYAの準新作百円クーポンにて鑑賞。

探偵なふたり [Blu-ray]

探偵なふたり [Blu-ray]

ミスにて紹介されてた作品

 

推理オタク主人公と頑固なはみ出し刑事とのコンビ物。

主人公は未解決殺人事件サイトを運営する有名ブロガーで、

シャーロック・ホームズばりの推理力という設定なんだけど、

ただそれにしては推理と言うにはイマイチかなぁ。

”思い付き”の方にかなり近い印象。

 

そのせいで、事件推理(というか推測)が二転三転四転……と、

ごろごろ様相を変えられるという、制作側の都合の良さもあるんだろうけど。

 

事件真相は、ある意味一言で片付けられるにも関わらず、

それにしては相当複雑になりすぎてて、なんかすっきり感が薄い。

 

意外性の演出もされてるんだけど、

なんかくどさを感じてしまう。

 

頑張りすぎたがゆえの空回りっぽく感じられてしまって、

素直に秀作とは言えないかなぁ。

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2017-01-20

[]ヘイトフル・エイト

米国出張中の機内で見た四本の感想の前に、昨年末のお蔵出しを。

TSUTAYAの準新作百円クーポンにて鑑賞。

タランティーノの本格密室ミステリっていう謳い文句だったけど、

それはさすがに「異議あり!」だな。

ミステリを全く知らない人が付けた惹句なんだろうな。

 

こういうのを”密室”と呼ぶのは、どう考えても詐欺で、

せめてミステリ風にしたいのなら、せいぜい

クローズドサークル”と呼ぶしかない。

でもまぁたしかに、ミステリ者以外には馴染みはないだろうからな。

 

そもそも本格ではないし、ミステリってわけでもない。

広義で言えば、言えなくもない程度。

でもって、これをミステリと呼ぶなら、

タランティーノ過去作品全部ミステリって呼んでもいいレベル。

 

相変わらず、時制を変えての謎解きパートも健在。

 

いやあ、しかし、題名通り誰にも感情移入できないし、

最後まで後味の悪い作品だった。

特に将軍の息子のエピソードは、トラウマになっちゃうレベル。

 

どっちかといえば、見ない方が良かった。

監督作品としては、個人的には最低評価としたい。

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2017-01-18

[]翔んで埼玉

「月曜から夜ふかし」は我が家でも定番で、毎週録って見てるんだけど、

そこで見て我が家中が興味抱いてしまった作品

 

勿論我が家だけではなかったみたいで、狙いすました復刊のタイミングで、

一時期大人気に。

2016年上期日経MJヒット商品番付」で発行部数55万部を突破した

ヒット商品として「前頭」にランクインしたらしい。

 

で、読んでみると、たしかに笑える。

 

これはたしかに自虐ネタじゃないと許されないような作品だわな。

佐賀県出身だから、はなわが「佐賀県」を歌えるように。

で、横浜に引っ越したせいで、その後は描かれ仕舞いになったと。

 

他にも魔夜峰央時間ラブロマンス「時の流れに」も

収録されててお得(?)。

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2017-01-17

[]今夜は昨日の星が降る

今夜は昨日の星が降る (『このマンガがすごい! 』大賞シリーズ)

今夜は昨日の星が降る (『このマンガがすごい! 』大賞シリーズ)

ミスで紹介されてた作品(但し、何年も前)だけど、なるほどの納得。

 

テイストの違う短編を並べながら、それらが全て繋がっていく。

伏線を出しては回収し、また出しては回収し、

それらが複雑に絡み合って、全貌はなかなか掴めない。

 

たしかにミステリファンにこそ、薦められる作品だな。

 

ラストの締めくくりも油断してて、

意外に感動的な印象も受けたりして。

 

絵が下手なのが難点だけど、

なかなかの佳作だと思う。

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2017-01-15

[]飛ばねぇ豚はただの豚だ

一週間のご無沙汰です。

 

三泊四日の米国出張は順調に終わったかと思いきや、

最終日に空港に行ってみたら、なんと洪水の影響で、

フライトキャンセルになってしまってた。

 

なんと帰れない!!!

もう一日延泊しなくちゃいけない羽目に。

天候都合なので、航空会社は何も出してくれないし。

 

まぁ三泊四日(日本時間換算だと5日)が一日延びるだけの自分はまだしも、

自分以外の5人は昨年から正月挟んでずっと行きっぱなしになってて、

ようやくすっかり帰る気になったところで、この仕打ちからなぁ。

彼らは結局日本時間換算で18日間(しかもオフ元旦の一日だけ)という、

超ハードな長期出張になってしまったようだ。

 

取りあえず翌日は無事に飛んで、木曜の夜10時半には帰宅できたのだった。

 

これが三泊したホテルミラージュの部屋と、窓からの眺め。

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正面にそびえ立ってるのが、あのお方の成金趣味的な金ピカホテル

 

延泊は安いところということで、ダウンタウンにあるメインストリートホテルに。

古き良きアメリカって感じでいい風情だったんだけど、

自分の部屋の真下に空調機の吹き出し設備があって、その轟音が機内並み。

部屋の中なのに、ノイズキャンセルヘッドホンじゃないととても寝られない状況で、

これが結構辛かった。

 

ミラージュもだけど、部屋の広さだけはとても比べようもないけれど、

それ以外は日本の数千円のビジネスホテルの方が、よっぽど過ごしやすいかなぁと。

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2017-01-07

[]時間を遡るタイム・トラベラーになる方法

今日から(あるいは昨日から)三泊四日の海外出張

1/7の19:45出発の飛行機で、1/7の12:25くらいにサンフランシスコに到着。

17時間の時差で、10時間近いフライトなので、時間を遡ることになるのだ。

お手軽にタイム・トラベラーになれる仕組み。

 

国内線乗り換えまで2時間近く待ち時間があるので、これを書いている。

 

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サンフランシスコは雨上がりでうっすらと虹がかかってた。

虹の彼方より遠いところへ来ています。

 

さて、ではこれからラスベガスへ出発だ。

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