マイクロソフトがGrooveを買収

Microsoftは米国時間10日、Groove Networksを買収することを明らかにした。この買収でGroove創業者のRay OzzieはMicrosoftの最高技術責任者(CTO)に就任する。

 ロータスノーツを開発したRay OzzieがP2Pグループウエアを開発していたのだが、これが、ありゃりゃ、マイクソフトの傘下に入ってしまった。おまけに、OzzieがMSのCTOに…。う〜ん。本当にIT業界はいろいろなことが起きるなあ。ありゃ、おまけに日付は10日。先週決まったのか。いやいや。

経産省キャリアがインサイダー取引

経済産業省の現職キャリア官僚が職務を通じて入手した未公開情報を利用してチノン株を売買していたとして、証券取引等監視委員会は14日、同省地域経済産業政策課の○○○○調整係長(31)=14日付で大臣官房秘書課付=を証券取引法違反インサイダー取引)容疑で東京地検特捜部に告発した。特捜部は今後、刑事処分を決める。

 「官僚たちの夏」とか通産官僚(昔の名前でいえば、経産省通産省ね)といえば、昔は「国士」という雰囲気もあったけど、いまはねえ。インサイダー取引ねえ。ま、昔もいろいろな人がいたか。

NHKの受信料不払いがとまらない

NHKの不祥事などを理由にした受信料支払い拒否・保留が2月末現在の暫定値で約56万件に上ったことが14日、NHKから衆院総務委員会の委員らへの報告で明らかになった。

 また増えちゃった。予算は持つのだろうか。年間払いで受信料を拒否した人たちの場合、不払いは翌年分から発生するわけで、時間差をもって料金未収が出てくることになると思うんだけど、そのあたりはカウントしているのだろうか。

ポニーキャニオンがフジに第3者割当増資?

ニッポン放送株の買収問題で、フジサンケイグループポニーキャニオンフジテレビジョンを引受先とする第三者割当増資の検討を進めていることが14日明らかになった。ニッポン放送が重要資産であるポニーキャニオン株を売却した場合に、ライブドアが同放送の役員を相手に株主代表訴訟を起こす可能性があるため。ポニーキャニオンでは同日午後、常勤取締役による会合で対応策の検討を詰める。

 ニッポン放送の「焦土作戦」などといわれて、ニッポン放送が子会社のポニーキャニオン株を売却という報道もあったが、これは株価次第では、株主代表訴訟を受けてしまう。安ければ、株主代表訴訟、高ければキャッシュフローニッポン放送にたまりすぎてしまう。と考えると、ポニーキャニオンがフジに第3者割当というほうが妥当な策に思えるのは確か。ただ、焦土作戦のために、いちいち増資させて、引き受けていたら、どんどんフジの財務体質が毀損されていってしまう。う〜ん、大変だよなあ。ライブドアにブラフをかけているのだろうか。神経戦と消耗戦になってきた感じ。

うわあ、ニッポン放送株問題で飛び火

フジテレビジョンによるニッポン放送株の公開買い付け(TOB)に応じたことで、東京電力に約1億円の損害が生じたとして、東京都内に住む60代の東電株主の女性が14日、TOB応諾を決めた役員を相手に同額の損害賠償を求める訴訟を起こすよう、書面で東電に求めた。東電が役員を提訴しない場合、女性は株主代表訴訟を起こす方針。

 まあ、こういう訴えを起こす株主は出てくるだろうな。でも、これは十分、予想されたことだから、弁護士も理論武装しているはず…。と思うのが常識だけど、本当はどうなのだろう。株主総会を考えると、みんな憂鬱だろうなあ。

ライブドア側弁護士、また辞任

ニッポン放送新株予約権の発行差し止めを求めた仮処分申請で、ライブドア側で中心的な役割を果たした新保克芳氏ら2人の担当弁護士が辞任したことが14日、分かった。

 しかし、よく辞めるなあ。法律的な立場としては、ライブドアは結構、強そうに見えるけど、本当はそうでもないのだろうか。昔は顧問弁護士が辞めると、会社に何か問題があると思われるから、会社側も弁護士側も相当、慎重に考えたというけど、最近はそうでもないのだろうか。

千葉県知事選、大接戦で現職の堂本さん

任期満了に伴う県知事選は13日、投開票が行われ、即日開票の結果、現職で無所属の堂本暁子氏(72)=県レベルで民主、公明、社民支持=が、俳優の森田健作氏(55)=県レベルで自民支持=と、弁護士の山田安太郎氏(62)=共産推薦=のいずれも無所属新人2人を破り、再選を果たした。堂本氏は森田氏との大接戦を制した。

 堂本・現知事が96万0125票。一方、「青春」系の森田健作氏が95万4039票。1万票も開いていない。大接戦。でも、堂本さんって何をしたのだろう。選挙の時以外、印象薄いなあ(私が勉強していないために、知らないだけだろうか)。この薄さだと、次は自民党も乗ってきたりして。個性が薄い方が県議や官僚の人たちから見れば、いいだろうから。