自民党、296席。公明党を加えて与党327議席
第44回総選挙は11日、全国300の小選挙区と11ブロックの比例区(総定数180)で投票が行われ、即日開票された。自民党は公示前勢力を大幅に上回る296議席を獲得し、中曽根内閣だった86年衆参同日選挙での300議席に次ぐ地滑り的勝利となった。自民党が衆院で単独過半数(241議席)を回復したのは15年ぶり。公明党と合わせて定数の3分の2を超える327議席を占めた。小泉首相は自公連立政権を維持するが、今後の政権運営で自民党が主導権を強めることは必至だ。首相は今月下旬召集の特別国会に改めて郵政民営化法案を提出する方針で、この圧勝を受けて成立は確実となった。与党内では首相の自民党総裁任期の延長論が広がっている。民主党は惨敗し、岡田代表は辞任を表明した。
こういうのを地滑り的大勝利というんだな。民主党は113議席と惨敗。真面目では、パフォーマンスに通じなかったか。説明に時間がかかる商品は売れないと言うけど、選挙も同じなんだな。「郵政民営化」一発勝負の小泉・自民党に、商品説明に熱心だった民主党はかなわなかった。選挙も商品もマーケティングの方法論は同じか。ということで、これから4年は自民党の天下か。で、消滅するかと思われた社民党は、棚ぼたもあり、5議席から7議席に伸ばした。共産党も9議席で変わらず。このあたりも単品の店が意外と強いといったところか。