韓国の南大門が焼失

ソウル中心部に位置し、韓国の国宝第1号として日本人観光客にもなじみの深い南大門(正式名・崇礼門)の木造の楼閣部分から10日夜、出火、炎上し、石造りの土台の上に建つ楼閣の2階部分が完全に崩壊、1階部分も激しく損壊した。韓国メディアは「全焼」と伝えた。出火から約5時間で鎮火状態となった。韓国メディアによると、けが人はないもよう。YTNテレビなどは、初期消火に失敗し被害が拡大したと指摘。文化財庁から慎重な消火作業を要請された消防当局が当初、徹底した放水や延焼防止措置を取らず、対応が後手に回ったと報じた。

 ソウルのシンボルでもあった南大門が焼けてしまった。慎重さが災いしたのか、対応が後手に回ってしまった様子。放火の疑いという報道もある。

ロイ・シャイダー、死去

米俳優のロイ・シャイダー氏が10日、米アーカンソー州リトルロックの病院で感染症のため死去した。75歳。AP通信などによると、多発性骨髄腫と診断され闘病中だった。32年11月、ニュージャージー州オレンジ生まれ。代表作は世界的ヒット映画「ジョーズ」(75年)で、凶暴な巨大サメと闘う小島の警察署長役を演じた。

 昨日、「ジョーズ」を見たばかり。その主役を演じたロイ・シャイダーが死去。「フレンチ・コネクション」とか、「ザ・セブン・アップス」とか、「オール・ザット・ジャズ」とか、「マラソンマン」とか、主役でも脇でも好きな俳優だったんだけどなあ。合掌。

ヒラリー・クリントンの選対マネージャーが交代

Sen. Hillary Clinton replaced her campaign manager yesterday, the first step in what could be a broader shakeup in her campaign, after Sen. Barack Obama won four weekend contests, turning up the pressure on the one-time Democratic front-runner.
The intensifying race between the two leading contenders for the Democratic presidential nomination has put a premium on fund raising, strategy and organization -- three of the key responsibilities of a campaign manager.

Maggie Williams, a long-time confidante of Mrs. Clinton who served as her chief of staff when she was first lady, will become campaign chief, succeeding Patti Solis Doyle. Ms. Williams, who was closely associated with Mrs. Clinton at a time when the administration of President Bill Clinton was in frequent partisan conflict with the then-Republican-controlled Congress, is viewed by staffers as a long-time, loyal defender of Mrs. Clinton.

 オバマメーン州でも勝ち、スーパー・チューズデイ以後4連勝。これを受けて、ヒラリー・クリントン選挙対策本部の「campaign manager」が交代。ファースト・レディ時代からの側近がマネージャーを務めることになったという。これで巻き返しということか。オバマの猛追に、それだけ切羽詰まっているともいえるけど。

ヤフーがAOLと合併交渉?

11日付の英タイムズ紙は、米インターネット検索大手のヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)が、米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)による買収提案から自衛する目的で、米タイム・ワーナー(TWX.N: 株価, 企業情報, レポート)傘下のAOL部門との合併交渉を再開することを目指している、と報じた。同紙は、取材源は明らかにしていない。またヤフーは、米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)や米ディズニー(DIS.N: 株価, 企業情報, レポート)などとの提携も検討しているという。

 弱者連合だなあ。これで問題が解決するとは思えないけど。補完関係があるようにも思えないし。やっぱり、どこかでグーグルが出てくるのだろうか。

グラミー賞では、オバマがクリントンに勝利

米大統領選で民主党の指名を狙うバラク・オバマ上院議員が書いたベストセラー「オダシティ・オブ・ホープ(合衆国再生)」の朗読本が、クリントン前大統領やカーター元大統領の作品を押しのけて、最優秀朗読アルバム賞を受賞した。オバマ氏は06年にも、自叙伝「マイ・ファーザーズ・ドリーム」で同賞を受賞している。

 グラミー賞の朗読アルバム部門で、オバマビル・クリントン前大統領を破る。これって、よく見ると、オバマにしても、クリントンにしても、カーターにしても、みんな民主党だなあ。共和党は、レーガン以来、大衆的な大統領なり、大統領候補がいないなあ。

「200∞年目玉商品」展

21_21とメインパートナー各社を中心としておくる2008年の"初展"。
視る、見る、観る、診る…みるちから。デザインにはものごとをみきわめる力、優れた"目"が欠かせません。
リエーターたちと企業のビジョンやノウハウが出会い、21_21の視点から"目"をテーマに展開する展覧会です。

 六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、「200∞年目玉商品」展を見る。一番、印象に残ったのは「HYMN イムヌ」。

フランスの写真家、フランシス・ジャコベッティ(1939年〜)が撮影した世界各国の人物のポートレートと瞳(虹彩)の写真を組み合わせたシリーズです。

 ということで、黒澤明安藤忠雄から、ホーキンス、ウディ・アレンフェリーニら、有名人のポートレートと、その虹彩が紹介される。虹彩は人間ひとりひとり違うと言うが、確かにその通りで、様々。これが意外と美しく、興味深かった。