キューバのカストロ議長がついに引退

Fidel Castro stepped down Tuesday morning as the president of Cuba after a long illness, according to Granma, the official publication of the Cuban Communist Party. His resignation ends one of the longest tenures as one of the most all-powerful communist heads of state in the world.
In late July 2006, Mr. Castro, who is 81, handed over power temporarily to his brother, Raúl Castro, 76, and a few younger cabinet ministers, after an acute infection in his colon forced him to undergo emergency surgery. Despite numerous surgical procedures since then, he has never fully recovered, but he has remained active in running government affairs from behind the scenes.

 New York Times オンライン版のトップはやはり、これ。カストロ議長の退任報道。米国にとっては天敵であると同時に、アンチヒーローともいえたのだろうか。カストロも81歳かあ。で既に、76歳の弟に権限を委譲していたけど、本格的な引退というわけか。既に歴史となったチェ・ゲバラの同志だもんねえ。暗殺されたケネディ大統領の天敵であり、米CIAが暗殺を画策したが、生き残った人物。歴史だなあ。ともあれ、キャラがひとり表舞台から去っていくわけ。そういえば、リビアカダフィ大佐って今、どうしているんだろう。

日本経済新聞社がトップ交代

日本経済新聞社は19日、杉田亮毅社長(70)が代表権を持つ会長に就任し、喜多恒雄専務(61)が社長に昇格する人事を内定した。新井淳一副社長(68)は顧問に就く。3月28日に開く株主総会後の取締役会で正式に決定する。杉田氏は2003年に社長に就任し、グループ連結経営体制を築くなど一連の経営改革を進めた。喜多氏を中心に組織を若返らせ、さらなるグループの連携強化と意思決定の迅速化を目指す。

 メディアの社長の年齢って今、いくつぐらいなんだろう。61歳って大手の中では、どんな感じなのだろう。海外では、76歳のルパート・マードックみたいな人いるから一概にはいえなんだろうけど。いまや巨大広告メディアともいえるグーグルのエリック・シュミットCEOは52歳。ソフトバンク孫正義社長が50歳かあ。NHKの福地会長は73歳ねえ。適齢期ってあるような、ないような。

マンション発売戸数、前年比14.2%減

不動産経済研究所(東京・新宿)が19日にまとめた2007年の全国のマンション発売戸数は、前年比14.2%減の13万3670戸と2年連続で前年を下回った。用地の仕入れ価格や建築費の高騰を受け、1戸当たりの平均発売価格が3813万円と前年から7.1%上昇。買い控えを招き、9年ぶりの低水準を記録した。平均発売価格の上昇は2年連続。会社別では、一時期より用地仕入れに慎重な姿勢をとっている大京が06年まで29年連続だった首位から陥落して5位。各地で積極的に物件を増やしてきた穴吹工務店高松市)が初の首位となった。

 供給側の事情で減ったということなんだろうか。売る側も、そろそろ高値圏で危ないと思い出したのだろうか。大京は、そう考えている風だなあ。バブルの時のような無理はしないと・・・。このあたりの経営判断が後で影響してくるんだろうか。

イージス艦が漁船と衝突

第3管区海上保安本部(横浜)に入った連絡によると、19日午前4時20分ごろ、千葉県・野島崎の南約40キロの太平洋で、京都府舞鶴市海上自衛隊第3護衛隊群所属のイージス護衛艦「あたご」(艦長・船渡健1等海佐、7700トン)が、マグロ漁に向かっていた千葉県勝浦市の新勝浦市漁業協同組合所属の漁船「清徳丸(せいとくまる)」(7.3トン)と衝突した。

 イージス艦が簡単に漁船とぶつかったのではまずいのではないの。電子装備された最新鋭艦のはずなのに、レーダーで漁船を認識することもできなかったわけ? 漁船は沈没して、乗組員を行方不明という悲劇を生んでしまったわけだが、もし、テロリストの自爆船だったとしたら、イージス艦が大破・撃沈していたかもしれないのだから、ともあれ情けない。電子の目はどうなっていたのだろう。

パキスタン、ムシャラフ与党は惨敗

パキスタン下院選挙は19日、開票作業がほぼ終了、大勢が判明した。昨年末に暗殺されたブット元首相の野党パキスタン人民党(PPP)が第1党との座を固めつつあり、シャリフ元首相率いる野党パキスタンイスラム教徒連盟シャリフ派(PML?N)も躍進。野党勢力は定数342の3分の2に迫る勢いで、ムシャラフ大統領支持派の与党は惨敗した。ただ、単独過半数を占める政党はなく、与野党は連立を探る政権協議で駆け引きを本格化する。

 暗殺されたブット元首相のパキスタン人民党が下院選で圧勝の気配。軍やイスラム原理主義勢力はどう動くのか。まあ、ムシャラフ大統領支持の与党も、ブットの野党も米国シンパかもしれないが、これに対してイスラム原理主義勢力はどう動くのだろう。テロの季節の再燃か。それとも・・・。アフガニスタンも絡んで、わからないなあ。