4月〜5月の新刊情報
「topics/注目の新刊」より。4/16は村上春樹さんの『1Q84』の続編『1Q84 BOOK3』が注目です。大方の人がこの続編を予測していたかどうかは定かではありません。当月はそれ以上を求めてもムリな話になってしまいます。
しかし、GW連休明けには5月の新刊が数多く出版されます。同サイトからピックアップすると、次の通りとなります。まだ一ヶ月以上も先なのですが,連休明けが楽しみになってきます。
- 5/10 吉田健一 『文学の楽しみ』
(講談社文芸文庫) - 5/12 田中優子 『江戸百夢 近世図像学の楽しみ』
(ちくま学芸文庫 予価 924円) - 5/14 J・M・G・ル・クレジオ 『物質的恍惚』
(岩波文庫 945円) - 5/14 ポール・ヴァレリー 『精神の危機 他15篇』
(岩波文庫 1071円) - 5/25 『鹿島茂が語る山田風太郎 私のこだわり人物伝』
(角川文庫 予価 609円) - 5/25 狩野博幸 『伊藤若冲 Kadokawa Art Selection』
(角川文庫 予価 735円)
こう並べて見ると、文庫一冊1000円という相場です。これが高いか安いかというと、それぞれでしょう。本好きからすると、やはり文庫一冊ですから高いのではないでしょうか。
でなければ、やっていけない事情もわかりますが。であるならば、電子書籍推進の方向にフローの風か。