日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

そしてお散歩

http://d.hatena.ne.jp/zaikabou/20000104
霞ヶ関駅で待ち合わせて、そんなわけで、東京メトロ主催の『第13回東京メトロ沿線ウォーキング』便乗オフ。今日も人が多いなあ。本日の参加者の皆様は6人。烏鹿さんはちょっと遅れるので後から追いかける、とのこと。こぢんまりしております。初参加のClaudiaさんは、長身で存在感のある方でした。
もともとは雨の予報だったのだけれど、天気予報外れて素敵なお天気。暑くなりそう。では、歩き始めましょう。法務省の赤レンガは一部工事中だったが、壁面の修繕をしていたのだろうか

右や左をきょろきょろと見ながら、ぞろぞろと歩いているうちに、大変暑くなってくる。日比谷公園脇を歩き、道はぐるっと一周して霞ヶ関駅前に。そういえば、ほのぼんさんが、今日は「あと○.○km」の看板を持っている人を撮影していない。飽きたのだろうか…
Claudiaさんに、ブログのタイトルの『敵』とは何か、と聞かれてお答えできずあわあわしたりしながら、国会議事堂が見えてくる。

今回のコースは首相官邸前を通るのだけれど、警察官がずらっとならんでいて、インカムつけた怖そうなお兄さんが、警備員に『こっちは通らせないで、そこの信号を渡らせて…』などと誘導させている。

さすが総理官邸(交差点の名前は総理官邸前、になっているのです。)、警備が厳しい。東京で目に見えて警備が厳しいところといえば、総理官邸、アメリカ大使館、そして信濃町であるな。
プルデンシャルタワーに見張られながら

坂道を下って、自民党本部

があったりして、赤坂見附へ。

コンビニで小休止していたら、烏鹿さんが背中にびっしょり汗をかきながら走ってきた。そんなに頑張らんでもー。ほいでもって、全員揃って、日枝神社のありがたみの無いエスカレータ参道を通ってお参り。参詣は思想信条に従ってご自由に。なんかこういう書き方をすると微妙なニュアンスを与えますが、特に意味はありませぬ。

赤坂の細い道に入って11時。順調なペース。TBSの放送センターをみんなで見上げて、

アドさんに『ただのヘリポートでしょ』とか言われて、まあ、そうなんですけれどね。乃木坂の陸橋を左折、坂道登ると東京ミッドタウン。少し中に入って、どう見ても安藤忠雄です。本当にありがとうございました。

で、ここで個人的に、一人でぶらぶら歩いている『ある人』を見つけてあわわわわ、となったのだがそれはそれである。さて、そろそろお昼にいたしたしょう。少しコースを外れて、六本木交差点から芋洗坂を下ると『DEL SOLE』。以前にここで、なかむらさんの頼んだデザートを間違って食べてしまったことがあるのだが、それはそれ
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ビールにパスタセット、食後にエスプレッソを頼み、『砂糖いらないです』と言ったら、『エスプレッソは砂糖を入れて初めて完成します!一杯半くらい入れてください!甘苦い味を楽しんでください!』と大変な勢いで説得されたので、蛇の道は蛇、じゃない、老いては子に従え、でもない、まあいいや、とにかくその言に従ったのであった。甘苦い。
またしても少しコースを柔軟に解釈し、六本木ヒルズ内を抜ける。西麻布まで下り(このあたりも飲食店が多いなあ)、居酒屋権八を眺めつつ、ヘリポートのある公園の脇を通って

…ちなみに、ヘリポートは上から見るとこんな感じ

公園の中にぐーっと張り出している感じですが、もとはもっと右寄りにヘリポートがあったのですね。で、道路工事か何かの都合で、公園の土地をアメリカ軍に貸し出して、ヘリポートを今の位置に移した、と。ところが、工事が終わっても土地を返してもらえない、ということだそうです。
閑話休題。もうゴールは目の前。国立新美術館へ到着。地下の搬入口がゴールになっていた。

ここで、Claudiaさんとはお別れ。また何かありましたら、よろしくお願いいたします。親しみやすい日記を心がけますので…

お茶、そして美術館

さて一休みしましょう…なのだが、美術館は大変な混雑で落ち着かぬ。というわけで、国立政策研究大学院大学を眺めたりしたのち

喫茶店を求めて、乃木神社前の落ち着いた喫茶店へ。『乃木坂カフェ グレコ』。インスタントのドリップコーヒーで有名な店らしいのだが、店で出しているコーヒーはインスタントじゃないです。小動物系の店員さんが給仕していた。メニューが英語だけだった。店の奥でご主人がずーっと誰かと打ち合わせしていたり、なんとなく不思議な雰囲気の店だった。ほのぼんさんは、今日も砂糖と戯れていた。
ほいで、森美術館で『日本美術が笑う』と『笑い展』を。じっくり見すぎて疲れた。お天気が良く、展望台からの眺めは良かったのだけれど、私は足元の工事現場とかばかり眺めていたのだった

その後、一旦解散して、青山ブックセンターで本を物色

六本木の夜は更けて

再び待ち合わせて、『などわど』という店に行く。手際よく半個室のようなところに通されて、似非覆面トークのようなことをしつつ、酒、飯。5時半から9時まで。詳しくはよっぱ研のほうで。その後、『だいこくてん』という店で焼酎。

電車に乗ったのだけれど、寝過ごして元町中華街まで行ってしまい、最終的に元住吉で電車おしまい、となり、ラーメンを食ってからタクシーで帰宅したのだった。