任天堂より2001年3月21日に発売された携帯型ゲーム機。発売当初の希望小売価格は9,800円で、後に8,800円まで値下げされた。略称は「GBA」「GBアドバンス」「アドバンス」など。
ゲームボーイの後継機。CPUはスーパーファミコンの16ビットを通り越して32ビットのARM7。2.9インチ反射型TFTカラー液晶を採用し、電源は単3形アルカリ乾電池2本を使用。
専用ソフトウェアの他に、ゲームボーイやゲームボーイカラー専用カートリッジとの互換性もある。
通信ケーブルを繋ぐことで、最大4人までの通信プレイが可能。他にニンテンドーゲームキューブと接続できるGBAケーブルや、無線通信できるワイヤレスアダプタ、プログラムデータが印刷された特殊なカードを読み取るカードeリーダーなどの周辺機器が発売された。
上位機種として、2003年2月14日に折りたたみ式でフロントライトを搭載した「ゲームボーイアドバンスSP」が発売された。ゲームボーイアドバンスSPが主流になったため、オリジナルのゲームボーイアドバンスは受注生産へと移行した。
2005年9月13日には、更に小型化されバックライト機能を搭載した「ゲームボーイミクロ」が発売された。従来のゲームボーイ・ゲームボーイカラー専用カートリッジとの互換性はない。
なお、現在ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロは生産終了となっている。
他の携帯ハードをなぎ倒し、ニンテンドーDSとプレイステーション・ポータブルが発売されるまでの携帯ゲーム市場を独占していた。