私がこの本を購入した1980年台。ようやくビデオデッキが店頭に見えるようになったものの、テープはまだまだ高価。それどころか、録画したくても今見たくいつでも見たい番組がすぐに手に入るなんてのは夢のまた夢。 そんな頃、ロサンゼルスにホームステイしてあちらでケーブルテレビを見たときにはカルチャーショックを受けました。なんだこれー?毎日、いや、毎時間スタートレックが見れちゃうのー?っていう世界でした。実際、人気番組のスタートレックは専用チャンネルがあってほとんど途切れなくなんらかのエピソードが見れたんです。髭のスポックの出てくる第39話「イオン嵐の恐怖」(原題はMirror, Mirror)と、第28…