河西俊雄

プロ野球選手・指導者・スカウト。
右投右打、ポジションは二塁手・外野手。背番号は27→18→31番。

1920年4月5日生まれ。兵庫県出身。
明石中学*1から明治大学に進学。

1946年、近畿グレートリングに入団。

俊足選手として活躍、南海ホークスと名称変更後を含め3年連続で盗塁王のタイトルを獲得。

1950年、藤村富美男の説得により大阪タイガースに移籍。

1953年、選手兼任コーチ・二軍監督となる。

1955年、現役引退しコーチ専任となる。

1958年、阪神タイガースのスカウトに転身。藤井栄治・遠井吾郎を入団に導く。

1962年、タイガースのコーチに復帰。

1963年、再びスカウトに転身。
渉外課長・スカウト部長を歴任。江夏豊・藤田平・中村勝広・掛布雅之・山本和行など多くの名選手を発掘した。

1977年、近鉄バファローズのスカウトに就任。

スカウト部長を務め、大石大二郎・金村義明・阿波野秀幸・野茂英雄・中村紀洋を入団させるなど、敏腕を発揮。

1996年、福留孝介のバファローズ入団拒否により勇退。

その後は西宮市に在住し、サンケイスポーツに記事を執筆する。

2007年6月25日、慢性腎不全のため西宮市内の自宅で逝去。

日本プロ野球界最高のスカウトに数えられる。