生まれて初めて、エッセイと呼ばれるものに挑戦しようと思う。今年は元日に、イデア通信を週に1号ずつ発行していくことも決意したから、二重の決意をしてみたことになる。形式張ることが嫌いな僕でも、自由なエッセイなら何とか書いていけるのではないか、と思った次第。 僕は子どもの頃から、文章を書くことだけは好きだった。算数の計算はもちろん、みんなが張り切っている図工の製作も、みんながはしゃぐ理科の実験すらも好きではなかった。唯一、好きなのは国語の、しかも年に何回か節目の時に課される作文の時間。それに、小学6年生の時に歴史が加わり、社会と国語“だけ”が僕の好きな教科となった。 それから大学の学部生・院生時代を…