皆さん、こんにちは。ズンダです。 今日紹介する本は御田寺圭氏による本です。 彼の活躍はTwitterやnoteが主であり、反ポリコレ、反リベラルを基調とした社会情勢を批判しておられる方です。 その文章は抒情的でありながら均整のとれたもので、社会の狭間に落とされた 【描写されない人々】を掬い上げています。 氏の文体には、ある種類の弱者を無視している社会への沸々とした怒りがあり、それが水底から文面に滲みでています。 その文章は潤びていながら、決して易きに流されることがない。 実に統御されたものです。 ここには不均衡な状態にある人間社会が描かれています。 たとえば、女性の貧困や自殺率が騒がれても、そ…