「暗闇に潜む謎と恐怖があなたを待っている。不気味な夜の孤島で連鎖する殺人事件、消えた証拠...あなたならどう解決しますか?」 今回は、孤島を舞台にした荒木あかねさんの『ちぎれた鎖と光の切れ端』をご紹介します。 この作品は、孤島で起きる連続殺人事件と、大阪で起きた新たな事件が絡み合う二部構成のミステリー小説です。 驚愕の展開と緻密なプロットで読者を魅了すること間違いなしです。 第一部では熊本県の孤島である徒島(あだしま)を舞台に復讐を誓う樋藤清嗣が、先輩の無念を晴らすため、他の参加者全員を殺す計画を立てます。 しかし、彼の計画が揺らぎ始めたその瞬間、舌を切り取られた死体が発見されます。 第一発見…