無意識の正体 「自分」とは何か 「自由」とは何か 作者:山竹伸二 河出書房新社 Amazon ・無意識について、著者20年の研鑽を概観した書 ・現象学に対する、大きな信頼感 ・心理療法の現場で何が求められているのか ・総評:71点(100点満点中) ・無意識について、著者20年の研鑽を概観した書 現象学的な見地から無意識の本質について考察した書。エドムント・フッサールの現象学研究をされている竹田青嗣さんに薫陶を受け著述されている方で、文章が読みやすく、内容がわかりやすい。他にもいろいろな本を出されていて、心理学=精神分析に関するものも多いが、哲学に関する本も執筆されている人文系の著述に優位のあ…