The Woman in the Window
1944年のアメリカ映画。 監督はフリッツ・ラング。 脚本はナナリー・ジョンソン。 出演はエドワード・G・ロビンソン、ジョーン・ベネット、ダン・ドゥリエイ。
真面目な中年の大学教授(エドワード・G・ロビンソン)が若い美女(ジョーン・ベネット)に誘惑され、犯罪に巻き込まれる悪夢を描くフィルム・ノワール。 同じ監督・キャストによりラングの会心作『スカーレット・ストリート』(1945)が作られた。
飾窓の女 [DVD]
「飾窓の女」(原題:The Woman in the Window、1944)を見る。フリッツ・ラング監督の元祖フィルム・ノワール。ジョーン・ベネット、エドワード・G・ロビンソン主演。ラストにどんでん返しがある。 ・・・ 大学で犯罪学を教える助教授リチャード・ウォンリー(エドワード・G・ロビンソン)は妻と2人の子供を休暇の旅行に送り出し、クラブに食事に出掛けて仲がいいフランク・レイラー(地方検察庁検事)やマイケル・バークステイン(医師)と一緒になり、深酒してしまった。 ウォンリーは「ソロモンの雅歌」を読み耽(ふけ)り、クラブに遅くまで残った。その帰途にウォンリーはクラブの隣の店頭の「飾り窓」(…
色々な出来事があった2023年も終わりに近づいてきました。スト客はこの時期「どこで劇場納め/初めする?」なんて挨拶を交わし、各劇場の香盤や状況を細かくチェックします。休暇に入ったし遠征しちゃう?心ゆくまでプンラスもオツですよね。 先日、テレビ朝日『イワクラと吉住の番組』でストリップの魅力や楽しみ方が紹介されたこともあり、どこの劇場でもご新規さんや訪日外国人のお客さんが連日見受けられ、観光回復&経済活性化の明るい空気を感じます。 一方で、2023年をもって引退・休業する踊り子さんも数多くいらっしゃいました。徳永しおりさん、望月きららさん、緑アキさん、愛奈さん、浅井ひなみさん等々…。 ロック座の至…
2018/5/29 の Facebook 投稿に手を加えたものです。 映画には「中高年の男が若い女に血迷って人生を狂わせる」というパターンが確実にあって、ジャン・ルノワールの『牝犬』(31)など代表例だが。これに触発されたフリッツ・ラングは『飾窓の女』(44)『スカーレット・ストリート』(45)を残した。ルイス・ブニュエルもお手のものの題材で、特にフェルナンド・レイが素晴らしい遺作『欲望のあいまいな対象』(77)は強烈だ。これらほどの世界的名作でなくとも、犯罪映画や成人映画には数え切れないほどあるだろう。 今回はそんな「中高年血迷い映画」の大古典、『嘆きの天使』(30)を取り上げてみる。 エミ…