1980年代後半から1990年代前半にかけて流行した架空の生き物。
「人の顔をした犬」のことで、人間の言葉を喋り、時速100kmで走るなど数々の伝説を持ち、「遺伝子工学によって生み出された生き物」などの噂も飛び交った。
一大ブームを巻き起こしたこの「人面犬」だが、実は1989年末からフリーライターの石丸元章氏が雑誌「ポップティーン」の編集部と組んで作り上げたものであり、数々の噂を捏造、肉付けしたことが受けて、読者を巻き込んでじょじょに広まっていったものなのだそうだ。
その後は各メディアが取り上げ、マンガやテレビなどでも数多く特集された。