もう今日は覚悟を決めて行っちゃうよ、朝方の寝落ちをするまで。数年に一回はこの波がやって来る。三大アイドルをハシゴする波が。自分の中で早見優、石川秀美、堀ちえみは『82年組トップに立てなかった「3大アイドル」』なのです。好きだったのです。主に楽曲が。「ゆ・れ・て湘南」のイントロ、ドラムが入った瞬間にもう感涙物。この時代のこの音。たまらない。そしてこのどこか拙いボーカル。たまらない。このようにシンセサイザーが幅を利かせるようになるまでの生音の揺らぎ、厚さ、隙間、合いの手、キメが好きで好きで。アイドル歌謡は時代の粋。そう考えるとこの時代のアイドルは演奏手法の過渡期に存在していたのだよね。打ち込み路線…