展覧会『アナ・パボン・ポラス「I spit even honey」』を鑑賞しての備忘録NANZUKA 2Gにて、2024年3月15日~4月28日(当初会期4月14日までを延長)。 蔦文様や唐草文様あるいは水玉やハートの幾何学文様のクロスを描いた作品や、それらが覆う空間を描いた作品で構成される、アナ・パボン・ポラス(Ana Pavón Porras)の個展。 展示空間に入ったときに正面の壁に掛かった3枚の絵画作品に注目したい。左側の《Nosis》*(810mm×1000mm)は、ピンクの唐草模様が上下を帯状に飾り、紺に水色で花を表わした壁紙が背後に貼られた、朱色の台に置かれた女性の肖像画を描いた…