1979年(昭和54年)2月3日から、テレビ朝日系土曜夜7時30分から放送されていた、山中恒原作の少年ドラマ。 勉強は苦手だが、運動・ケンカ・悪戯なら誰にも負けない腕白少年 あばれはっちゃくこと桜間長太郎が学校・家・近所などで巻き起こす出来事をユーモラスに描きいたドラマ。 最高視聴率は、20%を超えることもあった。東野英心演じる父ちゃんが言う名台詞「この大バカヤローお前のバカさ加減には父ちゃん情けなくて涙出てくらぁい」を懐かしく思う人も多いはず。
訃報 俳優の沼田爆さんがお亡くなりになりました。昨日、相互フォロワーの方のポストで知りました。沼田爆さんは、ついこの間『不適切にもほどがある!』のドラマで元気な姿を拝見してただけに、突然の訃報に驚いています。 弊社所属 沼田爆は過日、逝去しました。生前のご厚誼に深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。(所属事務所HPより引用) itkikaku.co.jp 沼田爆さんは『あばれはっちゃく』では、2代目『男!あばれはっちゃく』15話「何でも切るゾ!」に伊奈勝平役でゲスト出演され、4代目『痛快あばれはっちゃく』では準レギュラーとして、父ちゃんの会社の専務、一平さん役で出演されました。 沼…
ポケベル セリフはないけど名前がわかるモブの女の子 7話で登場した伏線 2話に登場した週刊少年マガジン ポケベル 今から5年前の2019年9月末で終了したポケベル。私がポケベルの存在を知ったのは高校生の頃の1990年代。当時は携帯電話もまだまだ一般的ではなく、スマホも存在していなかった時代。そんな時代に登場した文字入力ではなくて、数字でメッセージを伝えるポケベル。このポケベルの歴史を調べてみると、NTTのサイトで1958年にアメリカでサービスが始まり、その10年後の1968年に日本でサービスがあったと紹介されていました。 それを知って私が思っていたよりも、ポケベルの歴史は古かったんだと驚きまし…
戦隊ヒーロー バトルフランス ダイナイエロー 嵐山長官 ガオブラック 戦隊ヒーロー 以前、コメントで万江仁士さんが教えてくれましたが、『男!あばれはっちゃく』84話に『バトルフィーバーJ』(1979年2月3日〜1980年1月26日)でバトルフランスを演じた倉地雄平さんが出演していました。『あばれはっちゃく』を見ていくと気づくと思うのですが、東映の戦隊ヒーローだけでなく、『ウルトラマン』シリーズの科特隊やZAT、MATの隊員や関係者を演じた人達も『あばれはっちゃく』には多数出演しています。 それから戦隊ヒーローでも敵幹部とか、ちゃんと調べていくと『仮面ライダー』シリーズに出演した人達もいるかもし…
45周年 今日、2月3日は45年前に『俺はあばれはっちゃく』の放送が始まった日です。『俺はあばれはっちゃく』は毎週土曜日、夜7時半に放送されていました。45年後の今日は奇しくも曜日も45年前と同じ土曜日です。 45年前、45歳の人でも初代を見たことがない、知らない世代が当たり前になり、当時は私たちの生活と大差なかったドラマの日常も小道具も、ちょっとした時代劇の世界に見える人達も増えてきました。わらさんのコメントを読んで、そうか父兄の方でも知らない時代のドラマになっていたんだな、と、当たり前の事なのに、今更ながらびっくりしたりしています。 今、このドラマを見返してみたりすると、45年前にしては先…
『男!あばれはっちゃく』80話より 1981年10月17日放送・脚本・安藤豊弘さん・松生秀二監督 カヨちゃんの試験 努力をしても神に祈っても 寺山先生と母ちゃんの言葉 長太郎と克彦 カヨちゃんの試験 今回はカヨちゃんが理容師の試験を受ける話。筆記試験が受かって後は実施試験のみ。長太郎はカヨちゃんの合格を信じていますが、母ちゃんが留守の時にお客としてきた克彦は母ちゃんの代わりに自分を散髪したカヨちゃんの腕に疑問を抱き、カヨちゃんは合格すると断言する長太郎に無理だと言って喧嘩になります。 長太郎と克彦はカヨちゃんの合格をかけて、カヨちゃんが合格したら克彦が逆立ちして運動場10周、不合格だったら長太…
言葉を失う 今朝、とても悲しいニュースが飛び込んできました。それは、クレージーキャッツのメンバーとして一世を風靡した犬塚弘さんが94歳でお亡くなりになったニュースです。犬塚さんは大林監督の映画『海辺の映画館』(2020年)を最後に俳優を引退されました。長く活躍されていましたので、各年代ごとで犬塚さんの印象があり、特にクレージーキャッツ全盛期の世代には映画や音楽、コメディアン等での活躍が大きく思い出される方々がいらっしゃると思いますが、このブログ、私にとって犬塚さんは『痛快あばれはっちゃく』の春日幸一教頭先生でした。 春日教頭先生以外だと『怪獣大戦争ダイゴロウ対ゴリアス』(1972年・東宝)で演…
『痛快あばれはっちゃく』77話より アバンタイトル最後の芸術の秋 本命登場 彫刻家だったのか? アバンタイトル最後の芸術の秋 2年前に以下の記事を書きました。この時に、4代目『痛快あばれはっちゃく』の2年目のアバンタイトルには、芸術に関連したものはないと書いたのですが、再び見返したところ、77話のアバンタイトルに芸術家に扮した長太郎のアバンタイトルがありました。よって、以下の過去記事は間違った情報だったので、ここで訂正します。 kakinoha.hatenadiary.com 初代から続いてきた『あばれはっちゃく』のアバンタイトルは、5代目『逆転あばれはっちゃく』(1985年3月2日〜9月21…
『痛快あばれはっちゃく』40話より あばれはっちゃくに登場したドラえもん 今日はドラえもんと坂詰貴之さんの誕生日 あばれはっちゃくに登場したドラえもん 4代目『痛快あばれはっちゃく』40話に登場したドラえもん。『あばれはっちゃく』シリーズでは、初代『俺はあばれはっちゃく』(1979年~1980年)から、ドラマの中に『ドラえもん』が長太郎が見ているテレビ番組として、または小道具、黒板や道路の落書きで何度か登場してきますが、ここまで堂々とドラえもんが登場してくるのは、4代目『痛快あばれはっちゃく』(1983年~1985年)ぐらいです。 さて、この堂々と『痛快あばれはっちゃく』40話に登場したドラえ…
『痛快あばれはっちゃく』51話より あ、ドンペイ 多分、間違えられたドンペイは初代から3代目までのドンペイじゃないかな あ、ドンペイ 4代目『痛快あばれはっちゃく』51話でドンペイにそっくりな犬が盗みなどの騒動を起こして、ドンペイに疑いがかかります。ドンペイの無実を証明するために、ドンペイに間違えられた当時では珍しい犬種のもう一匹のラブラドール・レトリバーを長太郎が探すことになり、見事、捕らえたのですが、その時に捕まえラブラドール・レトリバーを見た瞬間、私は「あ、ドンペイ」と思ってしまいました。 上記の引用画像のどちらが、4代目の長太郎のドンペイだと思いますか。向かって右側が4代目長太郎のドン…
佐藤邦彦がまだ佐藤邦彦じゃなかった頃 井上輝彦がまだ井上輝彦じゃなかった頃 飯田信彦がまだ飯田信彦じゃなかった頃 高田秀彦がまだ高田秀彦じゃなった頃 大下五郎が大下五郎じゃなかった頃、島崎達也が島崎達也じゃなかった頃 たぶん、全員次回作の長太郎候補だったんじゃないかな kakinoha.hatenadiary.com 上記リンクの過去記事で、次作で主人公長太郎を演じる人達が前作で、どんな役で出演していたかを紹介しました。その時に5代目長太郎役の酒井一圭さんが前作の4代目『痛快あばれはっちゃく』に出演しておらず、その関連で4代目に出演していた5代目の長太郎の同級生、大下五郎役の大島和徳さんと島崎…