1966年大阪生まれ。
『シーラカンス』 『プラネタリウムのふたご』 『アムステルダムの犬』 『なきむしヒロコちゃんはかもしれない病かもしれない』 『麦ふみクーツェ』 『トリツカレ男』 『ぶらんこ乗り』 『絵描きの植田さん』(絵:植田真) ISBN:4591078523 『雪屋のロッスさん』 『東京夜話』(『とーきょーいしいあるき』改題)
「進々堂」さん、創業110周年なんだそうです。 友人が110周年記念で配布されているいしいしんじさんの「クロワさん」を持ってきてくれました。 いしいしんじさん、京都在住の作家さんだそうです。 今までも3作、進々堂さんのために書き下ろしを書かれているそうで、この「クロワさん」が4作目だとか。 今はその3作が読めないのは残念です。 進々堂さん、そのうちいしいしんじさん短編集でも出しません?^-^; さて、その「クロワさん」ですが、なかなかにぶっとんだお話でした。 SF? ん〜、どちらかというと大人が読む童話という感じ? クロワッサンいただきながら、月旅行のことでも考えましょうかね? 去年の12月か…
ポーの話 (新潮文庫) 作者:いしい しんじ 新潮社 Amazon 「ポーの話」 いしいしんじ(著) 新潮社 あらすじ 大人になるって長編ファンタジーを読む体力が無くなる事なのかも知れない まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 工事の騒音がひどく、日中の仕事が難しい日があるから原付を買って外に仕事場を探すという計画を話させて頂きましたが、騒音の原因が判明! なんと今住んでいる家の手を伸ばせばすぐ届くくらいすぐ横にバイパスが通る為、立ち退きで周囲の家を建て壊していたり、その反対にバイパスに合わせてその周りに家を建てまくっているという事でした! しかも、この工事の計画は何と50年…
トリツカレ男 (新潮文庫) 作者:いしい しんじ 新潮社 Amazon 「トリツカレ男」 いしいしんじ(著) 新潮社 あらすじ ピュアで童話的な優しい物語 まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 本日は意外にも初めましての作家さん! 何だか物騒なタイトルですが、全然怖く無いのでご安心ください! やはりこんな時には、心を癒してくれる物語が必要です。 童話的な話ですが、とても心に残る作品を読みましたので、ご紹介させて頂きます☆ 「トリツカレ男」 いしいしんじ(著) 新潮社 あらすじ 何かにハマると取り憑かれた様にハマり続けるジョゼッぺ。オペラに取り憑かれたり、三段跳びに取り憑かれた…
きのう「花束みたいな恋をした」を見た。サブカル好きな男女が恋に落ちてた。 あいたたた…と思うシーンがいくつもあった。 zakkinote.hateblo.jp ちょうど今週こんな記事も読んだ。 omocoro.jp 「ヴィレヴァンって好きって言っていいか迷う感じありません?」 「若いときは言えた」 「正直、今はちょっと恥ずかしいです。年取るごとに恥ずかしくなっていく感じがあります」 「言ったら軽いやつだと思われそうで…」 わかる。同じ。 いつから「ヴィレヴァンが好き」って言えなくなっちまったんだろな。昔は何時間でも居れる気がしたのに。 私はかつて、いわゆるサブカル女子でした。 なんとなくだけど…
6/15(水)の読売新聞の人生案内での回答がすごい! 6/15(水)読売新聞人生案内
4/29(金)読売新聞の「人生案内」で、20代女性が「・・生きる意味が分からず悲しい・・」との相談の回答(いしいしんじさん)が心に沁みた💦 4/29(金)読売新聞「人生案内」より(原文のまま) 時々たまらなく孤独に陥ることがある。 淋しい時 挫折しそうになった時に この言葉を想い出し読み返せば 私は一枚のみどりの葉! へこたれることなく歩いて行けるような気がする。 「タイサンボク」亡き主人が利き腕転換のため左手で描きました!
雪屋のロッスさん (新潮文庫)作者:いしい しんじ新潮社Amazon タクシー運転手、調律師、図書館司書、床屋、警察官…。短編集『雪屋のロッスさん』は様々な職業の人物を主人公にした31の短編が収められている。といっても、大泥棒、雪屋、雨乞いなんて変わり種からポリバケツなんて、もう人間でさえない主人公もいる。ともかく、いろんな存在の社会的役割を主題化した物語ということだ。いしいしんじというと、以前このブログで『白の鳥と黒の鳥』という短編集を紹介したとき、いしいしんじという作家が書いたというより、風が運んできた物語をいしいしんじが書き取ったみたいだという意味のことを書いた。そんなことを思い出したの…
白の鳥と黒の鳥 (角川文庫)作者:いしい しんじKADOKAWAAmazon 民話風、童話風、ほら話風、純文学風、稲垣足穂風などなど、『白の鳥と黒の鳥』はバラエティーに富んだ19のお話が収録された短編集。こんないろんな話が一人の作家によって書かれるということが驚きだし、どれもおもしろいんだから、それでいいようなものなんだけど、これがほんとに民話だったり、昔話だったら納得するというか、いしいしんじってすごいなでおわっちゃうというか、そんな気がしなくもない。みんなで読みあって、どの話が好き?みたいな会話もできるかも。いしいしんじという作家が書いたというより、風がはこんできた話を彼が書き取ったみたい…
魅惑のタイトルですよね。おとぎ話の中のレストランだとしたら、ハリポタ施設の不思議な色のデザートとかありそうだし、大人向けだとしたら、村上春樹の小説の中に出てくる、あっちの世界の居心地のいいバーとかありそうだし。 でもこれはいろんな人たちが「自分の幻のレストラン」を語るエッセイを集めたもの。いろんな、本当にいろんな人がいて、何やらバブルの香りの濃い、当時の流行の語り口で自分の個人的な経験(失恋が多い)を語っていて、見ているだけでお腹いっぱいになってしまうものも多くあります、料理よりむしろ個人のエピソードで。個人的には、店そのものの、店主店員や、料理の味や特徴(おいしくても特に特徴がなくても)、雰…
『絵描きの植田さん』 いしいしんじ 植田真 真っ白な表紙に何色かの絵の具 手描きのタイトルの文字 とっても静けさを感じる表紙 物語は悲しくて辛い場面から始まります。 不慮の事故で聴覚と恋人を失ってしまう植田さん 画材一式と少しの着替えを持って都会から遠く離れた 高原の一軒家に引っ越した そこで出会うヒゲのオシダさん、定食屋のだんなさんとおかみさん、隣に越してきた林イルマとメリ母娘 これ…冬に読めばよかった 冬のお話です。わたしの好きな冬から春にかけて… 全体を通してすごく静かなお話 心に傷を負って音のない世界で暮らしてる植田さんがまわりの人たちや少女メリの素直な心にふれて 植田さんの傷ついた心…
朝からうっすら吐き気があり、カロリーメイトのフルーツ味を1箱、2回に分けてゆっくりとよく噛んで食べた 産婦人科に予約の電話、今日はいっぱいだったので月曜日に。出産関係は保険適用外なのでお金がかかるという旨の説明を受けた。8000円。たっかい。けど仕方ない。役所で健診の割引券をもらえるとかなんとか、そのあたりもちゃんと調べること オットとオッペンハイマー観る予定だったけど、念の為やめておいた。オットが出たあと母に電話で報告。とても驚いていたけど喜んでくれて良かった。 1時間半の通話はあっという間。つわりを経験したことのある人間と声で会話をしたかったから、とても励まされた。やはり吐き気が軽いときは…
youtu.be カネヨリマサル【バンドマン】Music VideoNamiutsu Kokoro o Mochinagaraカネヨリマサルロック¥1426 邪よ退けセークリッドウォール!!! 浅草面談。契約更新。 納品ペースが上がってきたので、今後も維持できるようにしたい。 在宅作業なので体力づくりが今後の課題だなー。 本屋さんの新刊の平台に水色?青い色? の表紙の文庫本しか置いてないの何で? Kindle Unlimitedの本ばかり読んでいて積読が減らない> やなぎなぎさんと駒形友梨さんの新譜が良いぞ。 ヘブンバーンズレッドここまで来た!!! 聴 Soul Intent / Atmosp…
奥憲介『「新しい時代」の文学論』(NHKブックス)を読む。副題が「夏目漱石、大江健三郎、そして3.11へ」。 第1章で夏目漱石の『こころ』を取り上げ、全体の半分に当たる第2章で大江健三郎が取り上げられる。3分の1に当たる第3章は「「新しい時代」の文学に向けて――3・11のその後」をどう生きるか」と題されて、川上弘美『神様2011』、多和田葉子『献灯使』、村田沙耶香『コンビニ人間』が取り上げられる。 大江健三郎論が秀逸だった。時代を追って大江の作品が読み解かれ、大江の葛藤や再生が語られる。 性的人間、政治的人間に関して 政治的人間とはつねに他者を必要とし、その他者性と対峙するがゆえに政治的であり…
昼頃起床。もうちょっと寝ていたい気持ちはあった。即朝食、お椀チキラー玉落とし。今日もゆるめに、ゆるめに。 とはいえ前日の夜日記を書いていなかったり金曜分からはてなに投稿できていなかったりしたので、順番に取り組む。まずは日記。ゆるゆる過ごした日だったからさほど苦労せず色々思い出せた。書いている間に紅茶を淹れたけれど、この辺りの段取りがようやく上手くなってきた気がする。 書き終えて、そのまま続けて金曜分の日記を投稿用にまとめる。結構個人名入れて書いていたのでよくよく見直して書き換えたりしたものの、投稿画面の最終見直しで早々に1箇所モロ出しになっているのを見つける。節穴だけれどギリギリで流出回避でき…
2021年公開、主演:菅田将暉、有村架純、脚本:坂元裕二の映画『花束みたいな恋をした』をついに観た。花束みたいな恋をした菅田将暉Amazonこの映画はずっと気になっていた。だって、なんかどうやらサブカル好きだった人がこの映画を見ると、過去の自分の振る舞いや恋愛を思い出して悶え苦しむことになるらしいから。じゃあ私も絶対に嫌な気持ちになるのだろうな、絶対に観ないでおこうと思っていたのだけれど、絶対に嫌な気持ちになると思うとなんだか気になるものである。気になる、けどわざわざ嫌な気持ちになるってわかりながら再生ボタンを押したくない、でも気になる、を繰り返して早半年以上。先日Prime Videoのトッ…
「日本の異常さを知るためには、どうしたらいいのか?」 「日本の異常さを知るために、どんな情報を集めたらいいのかな?」 「日本の以上を知ったとき、どんなことをすればいいのか?」 上記のように、日本の異常さを知りたい人に向けて書いてあります。しかし、日本は正常であるという声が。 「バカなことを言うなよ。どこが異常なのかな?」 「平和だよ。考えすぎだよ。知ってどうするの?」 日本の異常さを知りたい人とそれでも日本は正常であるという人に、方法があります。それは、「注文の多い料理店:宮沢賢治」を読んで、日本の異常さにヒントを見つけておくこと。 また、本記事を読んで、様々な分野を勉強したくなっていきます。…
思い入れの強い小説を5作挙げます。興味が湧いたらぜひ読んでね!私が読んだ順。
youtu.be カネヨリマサル【番外編】Music VideoNamiutsu Kokoro o Mochinagaraカネヨリマサルロック¥1426 勝ち確です!ありがとうございました! バレンタインデーでしたね。 本命チョコレート貰ってみたい人生でした。 図書館で借りた本を読むペースも落ちているというのに、 ブックオフに吸い寄せられてしまい本が増える。 結局steamでプレイしているヘブンバーンズレッドを スマホにもダウンロードしてプレミアムコースに入会してしまった^q^ 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』 なつかしー!と借りて見たら面白すぎた。 アニメみたいなCGみ…
げんじものがたり (講談社文庫)作者:いしい しんじ講談社Amazonいしいしんじ*1『げんじものがたり』は『源氏物語』の現代京都弁訳。 「きりつぼ」の始まり; どちらの帝さまの、頃やったやろなあ。 女御やら、更衣やら……ぎょうさんいたはるお妃はんのなかでも、そんな、とりたててたいしたご身分でもあらへんのに、えらい、とくべつなご寵愛をうけはった、更衣はんがいたはってねえ。 宮中で、フン。うちがいちばんに決まったあるやん、て、はなっから思いこんだはった女御はんらみんな、チョーやっかんで、邪魔もん扱いしはるん。おんなしくらいのご身分や、それより下の更衣はんらにしても、ずんずんあからさまに、いらいら…
こちらをきっかけに。以降、Twitterのフォロワーの方々の見て自分も絶対やりたい!と思って。各カテゴリに分けた後もおおよそ出会った時系列になっていますが、オールジャンルの時系列にもまとめました。楽しすぎる。 テレビ・ネット番組(バラエティ・アニメ) ・ガチンコ! ・爆笑問題のバク天! ・週刊ストーリーランド ・明日のナージャ ・USO!?ジャパン ・M-1グランプリ ・高校生ラップ選手権 ・クイズ☆タレント名鑑/クイズ☆スター名鑑/クイズ☆正解は一年後 ・いろはに千鳥 ・ラップスタア誕生! ・勇者ああああ ・水曜日のダウンタウン テレビ(ドラマ) ・3年B組金八先生(第5シリーズ〜第7シリー…
本を買った。いしいしんじ『げんじものがたり』講談社文庫、2023げんじものがたり (講談社文庫)作者:いしい しんじ講談社Amazon千葉雅也『オーバーヒート』新潮文庫、2024オーバーヒート (新潮文庫 ち 9-2)作者:千葉 雅也新潮社Amazon川上未映子『すべてはあの謎にむかって』新潮文庫、2018すべてはあの謎にむかって (新潮文庫)作者:川上 未映子新潮社Amazon酒井順子『儒教と負け犬』講談社文庫、2012儒教と負け犬 (講談社文庫)作者:酒井 順子講談社Amazon桐野夏生『白蛇教異端審問』文春文庫、2008白蛇教異端審問 (文春文庫 き 19-11)作者:桐野 夏生文藝春秋…