Carnage
現代のニューヨークはブルックリン。11歳の子供同士の喧嘩の後に集まった、ロングストリート夫妻とコーワン夫妻。冷静かつ平和的に始まったと思えた話し合いだったが、やがて不協和音を奏で始め、さらには夫婦間の問題までも露わになって来る。 ヤスミナ・レザ原作のトニー賞受賞の舞台劇を映画化したコメディ・ドラマ。
*1:Rated R for language.
引用元:cinema-mode.com 笑ってスッキリする映画、癒される映画、泣ける映画、等々 楽しめる作品にはいろんなタイプがあるけれど、久しぶりにお腹にズシンと来る作品だった アメリカのとある高校での銃乱射事件 原題の「MASS」というのも、銃乱射 = Mass Shooting / Random Shootingからだろう 多くの同級生を殺害した後、自らに向かっても発砲し、命を絶った加害者の生徒には、民衆やメディアの関心が集中し、彼の両親に対しても、「何故ここまで残忍な犯行に至ったのか」という、多くの非難と疑問が向けられた その痛ましい事件から6年後、今でも犠牲となった息子の死を受け入れ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「おとなのけんか」(2011)です。 映画は、子供の喧嘩で怪我をした相手の家庭を訪問したカウワン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウイスレット)は、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)と共に被害レポートを作成するが、些細なことからその虚飾にまみれた互いの人間性を焙り出し、カタストロフィーに向かってしまうのだが・・・ 色々な意味でグロさを持ち合わせた巨匠ロマン・ポランスキー監督作品です。上映時間も80分程なので軽い映画かなと思って鑑賞しましたが、ちょっとしたことで人間の本性をさらけ出し…
BD・DVDを観る タイム アイデアが良い。 アナロジーとして、あえて深読みするといっそう良い。 映画『TIME/タイム』予告編 おとなのけんか 年食ったこどものけんか。 おとなのけんか アナザー・プラネット アイデアが秀逸。低予算が気にならない。 ANOTHER EARTH trailer 2011 official movie 犯した罪からは、決して逃げ出せない…。≪アナザープラネット≫【YOURシアター】 ヘルプ アメリカの黒人差別の映画で駄作を見た覚えがない。 いじめがえげつない白人と、それに負けない黒人の、コントラストのくっきりした話になるからだと思う。 映画『ヘルプ ~心がつなぐス…
ロマン・ポランスキー監督、ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、ペリー・ロペス、リチャード・バカリアン、ロイ・ジェンソン、ダレル・ツワーリング、ナンドゥ・ハインズ、ダイアン・ラッド、ジョン・ヒラーマン、ジョー・マンテル、ブルース・グローヴァー、ベリンダ・パーマー、ジェリー・フジカワ、ジェームズ・ホン、バート・ヤングほか出演の『チャイナタウン』。1974年作品。日本公開1975年。PG12。 第47回アカデミー賞、脚本賞(ロバート・タウン)受賞。 www.youtube.com 第二次大戦前の南カリフォルニア。私立探偵ジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)は、モウレー…
第96回アカデミー賞で脚色賞を受賞した『アメリカン・フィクション』と脚本賞を受賞した『落下の解剖学』を観た。 まず、『アメリカン・フィクション』の感想から。 皮肉大好き人間にはぴったりの作品だった。J.T.リロイのことを思い出した。文学賞の選考シーンはどれも笑ったし、モンクがヤケクソになって本の新しいタイトルを提案するところは爆笑してしまった。そんで最後が見事!見事すぎる。全部ひっくるめて皮肉で返してくる展開。凄かった。あと思ったより家族の話だった。現実もしっかり描いているから、ちゃんと笑いの部分が効いてくる。宇多丸さんの映画評を聴いて思い出したけど、妹リサの遺書も素晴らしかった。あんなクレバ…
前回夫婦げんかしたのはいつだっけ?と、ブログ検索してしまいました。 2年半ぶりでした。 喧嘩の発端は旦那さんの、意見(感触)の強要でした。 学童の説明会のあとに、定められているルールに関して「そうはいっても、実際は緩そう」という感触を得たらしい旦那さんに同意を求められ、「私はそうは思わない」と答えているのに、自分の感触をごり押ししてきて、何度もしつこく同意を求められ…。 そこから喧嘩に発展してしまいました。 木曜日の夜に喧嘩となり、2日半ほど続きましたが、ぐり君は私が「ぐり君、気づいてた? ぱっぱ、ととさんと喧嘩中なの…」と、土曜日の夜にお風呂で打ち明けるまで、気づいていませんでした。 普段は…
松岡茉優というイナズマに打たれる。 2023年。石井裕也監督。松岡茉優、窪田正孝、佐藤浩市、池松壮亮。 松岡茉優が映画撮る。 年始早々、知人と音楽の話をしてるとき、キリンの一番搾りをしこたま飲んだ私は不覚にも楽しくなってしまい、得意な対義語を使って、おもんないギャグをいっぱい言ってしまったのです。知人も知人で、逐一反応してくれるもんだから、輪をかけて楽しくなった私、おもんない対義語ギャグをもっといっぱい言いました。楽しかったです。そんなわけで本日の前置きを思いつかない私は、その時にいっぱい言った対義語ギャグを思い出せるかぎり思い出して、書けるかぎり書いて、これをもって私から皆さんへのお年玉とし…