根っからの串だんご(あんだんご)好きなので、かつて東京・築地にあった「福市だんご」(一日少量しかつくらなかった=すでに閉店)のような、全身がとろけそうな串だんごに会いたい。 日本民藝館で柳宗悦のコレクションを楽しんだ後、東北沢まで足を延ばした。 私にとってはかつて2年ほど過ごしたエリアでもある。 目的は「和菓子司 ほさか」。 周辺の風景は大きく変わったが、小さな、志しを感じる渋い店構えはクール。 ここで出会ったのがよもぎの「草だんご」。 見た瞬間、細い竹串に突き抜かれた濃いよもぎ(2玉)の深い色に体ごと引き込まれてしまった(そんな感覚)。 「中は自家製こしあんです。本日中にお召し上がりください…