色素性乾皮症のたっくんが主人公。たっくんの本当の名前は「匠」くんです。 たっくんはお日様にあたれず、色素性乾皮症のためそばかすが多いです。外へ出るときは大きな帽子をかぶり、長い手袋をして肌をまもっています。 たっくんはうまく歩けずできない事も多いですが、いじめられている友達「みーくん」に「どうしたの?」と声をかけたりとても優しい心を持っていることがわかります。 たっくんはまわりの人を笑顔にする魔法を使えるという可愛らしい終わり方をします。現代のお話なのに急に魔法が出て来ていきなりファンタジー風になりますが絵本なので不自然な所はありません。 巻末のあとがきにお母さんの榊原妙さんの匠君への思いが綴…