ははのれんあい (角川文庫) 作者:窪 美澄 KADOKAWA Amazon 本の紹介 著者 窪美澄 角川文庫 発行 文庫.2024.1 本の感想 タイトルにもある通り、母になった由紀子の結婚から出産、そして新しい恋愛を書いた一冊。母だけでなく息子も旦那も恋愛をする。子を持つ母親由紀子、長男として生まれ母を支え弟たちを見守った智晴の物語。 窪美澄先生といえば、素晴らしい感情描写や人間の生々しい部分を鮮明に書く有名作家だ。普段目を逸らしてしまうような出来事にも、じっくりと焦点を当てるので胸が締め付けられる時も多々ある。 そして、1人の母親でもある。 そんな著者が母親として生きてきたからこそ書ける…