ぼくとパパ、約束の週末

とても他人事とは思えないドイツ映画を見てきた。 「ぼくとパパ、約束の週末」 親目線で見た場合… 自閉症児であり、おそらくはギフテッドでもある10歳の少年ジェイソン君を育てる大変さは、我が家の子どもたち全員分に匹敵するどころか、はるかに凌駕しているように思えた。 ASDかつ難病児であり、学校に適応できず、ガチの不登校になった長女さん。 ASDであり、重度の知的障害と強度のこだわりを抱え、日常に非日常が入り込むたびに大パニックになっていた、息子。 大癇癪持ちで、学校ではだんまりか殴り合い、宿題を全拒否していたこともあり、何度も担任と親とでお話合いをすることになった、ADHDかつギフテッドの末っ子。…

あらすじ・ストーリー ジェイソンは、両親と妹、サッカーが大好きな祖父母と暮らしている。幼いころから自閉症の診断を受けたジェイソンには、生活の中にこだわりがあった。ある日、クラスメイトに好きなサッカーチームを聞かれた彼は、すべてのチームを直接見て決めたいと言いだす。（「映画ナタリー」より引用） 公式ホームページより引用 ジェイソン君、事細かにルールを決めたがる、ルールを守れないと誰彼構わず毒舌を飛ばしてキレる、知らない人に触れられるのを異常に怖がる。本人に罪は無いとはいえ周囲からすると本当に扱いづらい男の子。イラつきムカつきぶつかりながらも、温かく寄り添うパパと2人の週末スタジアム探訪ロードムー…

さいたま新都心のMOVIXにて『ぼくとパパ、約束の週末』へ。 泣きすぎて目が痛い😭 いくつかのドイツのスタジアムの、サポーターが我がチームの応援に熱狂するたびに涙が出て、泣きすぎたーー😭 きっとお子様のいらっしゃる方よりサポーター目線で観ていたと思いますが…。多くの人が観ることにより自閉症だけでなく、みんな違っていいという“寛容、徹底的 な受け⼊れ、共感”のメッセージ受け取ると思います。私は受け取りました！ 「特別な感性を持つジェイソンは、幼い頃から自閉症と診断されていた。生活に独自のルーティンとルールがあり、それらが守られないとパニックを起こしてしまう。ある日、クラスメイトから好きなサッカー…

映画ぼくとパパ、約束の週末 映画「ぼくとパパ、約束の週末」自閉症の息子の願いをかなえるために仕事人間のパパとぼくでつむぐ物語。 その実話をもとに書かれたお話について書いています。 自閉症の息子が突然、ドイツのサッカーチーム54チームを全部見て、推しチームを見つけたいと言い出したらどうしますか？ そのために忙しかったパパはドイツ全土を回ります。 自閉症で決まったルーティンをこなさないとパニックになる息子。 二人は忙しさもルーティンもその時は封印をして、全土を時間をかけて回る事にしたんです。 この映画はそんなお話。 #映画ぼくとパパ約束の週末 #映画紹介 https://freedomcanvas…

「奈良の歴史を背負って生きる今日も大仏善いお顔」 お題は「善」だったけれど奈良を詠んだ都々逸。 新プロジェクトＸ「祈りの塔１３００年の時をつなぐ国宝薬師寺東塔 全解体修理」（再放送）を見ながら感動して何度も涙が出てしまった。 「奈良、薬師寺にそびえる国宝・東塔。創建から１３００年建ち続ける奇跡の塔だ。２００９年、危機にある東塔を未来へつなぐため、史上初の全解体修理が始まった。１万を超える部材全てを取り外して組み直す、難工事。修理のスペシャリストは、職人人生をかけて前代未聞の工法に挑み、ある宮大工は、妻への思いを胸に秘めて向き合った。伝説の棟梁が遺した謎、そして古代の人々が塔に託した願いとは。千…

この記事は２０２４年１１月に日本の劇場で公開された映画作品をかる～く紹介していく記事です。（私が観た作品だけ） 「２０２４年って、どんな映画があったっけ？」と新たな映画に出会いたい方や振り返りたい方、「あの映画、気になってるけど実際どんな感じなの？」と鑑賞の判断をつけたい方向けの記事になっています。本当に軽く紹介するだけなので、軽く流し読みする程度で読んでください。ネタバレは絶対にしません。ご安心ください。 各作品ごとに以下の項目を挙げて簡単に紹介していきます✍ 公開日（日本の劇場で公開された日） ジャンル 監督 キャスト 概要 あらすじ 感想 加えて、各作品ごとに以下の観点を⭐の数で評価して…

「ぼくとパパ、約束の週末」を見た。 「わからない」を超える素晴らしい映画だった。むちゃいい映画！ドイツの家族もの。自閉症の息子に推しサッカーチームを見つけさせるため週末、父と息子が全チーム、全スタジアムにサッカーの試合を見に行くという話。外側から見てわからないものを開いていくような映画なんですよね。冒頭、バスを待つベンチで、年配女性が腰掛けた椅子の前で子供が「そこは僕の席だ！どけ！！」と叫び出す。その声がどんどんエスカレートする。横にいる母親はそんな息子を叱るでもなく「息子のためにどいてください」という。年輩女性は少年の母親に、あんたしつけはどうしてるの？あんたの子供は独裁者？と呆れる。この状…

公務員の冬のボーナス支給日ということで、夏に続いて1on1で話しています。 いつものテーマとは違う内容で、話したいことがいくつかあったので今年体験した「好きなものの」の話をしています。 creators.spotify.com

はじめに インターネットで予告編を見かけて、おもしろそうだと思ったので見に行きました。おもしろそうじゃないですか？ 細かいあらすじはそのへんの映画情報サイトを参考にしてください 雑多な感想 ・スタジアムに入ってグラウンド（サッカー場の場合はピッチというのかな？）を見たときにジェイソンが毎回ニヤッとするのがすごくよかった。その気持ちすごくよくわかる。サッカーが好きな人は何度も繰り返されるあのシーンだけでも見る価値あると思う。野球ファン（私）の心にもあの感動はとても響いた。わかるよ、なんべんやってもいいよな、あれは ・鉄道での長距離移動シーンでかかる音楽がどれもよかった。エンドロールで曲のリストは…

まだ今年が終わったわけでもないのに一年を振り返るのはちょっと早すぎではありますが、今年観た映画を羅列してみます。深くは考えずに書いちゃうのは、一昨年観た『福田村事件』のアフタートークから得た学びです ^^; 2024年、ここまでに観た映画は平年より多めの9本でした。 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 かみさんによると原作とは違う部分もちらほらとあるらしく、これがホントの誕生ストーリーであるかには疑義有りとのこと。 そういう点はサテオキ、父ちゃんが意外とイケメンだったのが印象的だった。外見も、性格も。 水木という人物が出てきて、目玉おやじの原型とともに、財閥の親分と戦う。徴兵の経験と権力への怒りを感じるあ…

ぼくとパパ 約束の週末 www.youtube.com なぜ我々はスタジアムへ向かうのか？がすごくよくわかる作品だった。 自閉症スペクトラム障害を持つジェイソンがドイツ中のクラブを全部見て自分の推しクラブを決めるという実話をベースにした物語。 サッカーとか野球とかスタジアムで生観戦した人たちには確実に刺さる。あのスタジアムの空気感と熱狂が手に取るように伝わってくる。特にドルトムントのゴール裏の熱狂は必見。 パパさんも自分の推しクラブを愛して欲しいという思いがちょこちょこ伝わってくるのもよかった。 この空気感がちゃんと映画になってるのよね また、数ある自閉症スペクトラム障害を扱った映画の中でも感…

「他人は地獄だ」 韓国WEBコミック原作だけあってかなりグロテスクなシーンが連続するが、それを無視すれば、なかなかよくできた面白いサスペンスホラーだった。東洋思想を背景にした作劇もこれはこれで面白いし、若干、ラストは思った通りという予想が八割ほど的中したが、ホラー映像の作りの演出も思いのほかうまいし、人に勧めないまでもまあこれはこれで楽しんだ気がします。監督は児玉和土。 一人の男が椅子に固定されている。なんとかテープを外して廊下に逃げ出したが廊下の奥に何かを見つけて絶叫の後タイトル、場面が変わる。こうして映画は始まる。ユウは何かを成し遂げようと田舎から都会に出てきて、タクシーに乗ろうと並んだが…

違国日記 原作を知っているからぼんやり空気なぞれていることはわかるけど。 ドライブアウェイドールズ 90年代的ってことは20年代的なのかねみたいな。 HOW TO BLOW UP 爆発したれって映画ですからイイです。 ホールドオーバーズ 待ち望んだ作品が望んだ以上の出来だと嬉しい。 ペインらしい愛ある厭世。 π 面白いのかね。 ウォークアップ 連打されて癖になってるかもです。 オールドフォックス ブリーディングラブ フェラーリ ふたごのユーとミー ある一生 すくラッパー クレオの夏休み How to Have Sex Kfc クワイエットプレイス day1 密輸1970 台北アフタースクール …