ダメ出しを制約と思うか、ヒントと思うか。 (谷山雅計『広告コピーってこう書くんだ!読本』〔宣伝会議〕より) 著者は博報堂出身で、独立して谷山広告の代表となっている人。政府の広報アドバイザーを務めたこともあり、本書のような「広告コピーの教科書」を書くのにふさわしい経歴の方です。 博報堂時代、鉄道会社の競合プレゼンでのこと。谷山さんたちの提出した案に対して、発注側から、「凝ったアイデアはいらない。絵はがきのような京都のきれいな景色があればそれでいい」というダメ出しをもらったそうです。 谷山さんたちは納得がいかず、そうではない方向で提案を続けました。 しかし、ライバルの電通・佐々木宏さんのチームは、…