転院のタイミングの問題で、またしても1週間以上風呂に入れていなかった。自分のにおいが自分ではわかりにくい可能性があるため、周囲に迷惑をかけていないか心配である。 身体の状況は改善してきており、風呂についても前の病院でのようにフル介助の必要はなさそう。どの程度の介助が必要かを理学療法担当の先生にご判断いただき、いよいよ入浴日がやってきた。 介助入浴用の車いすに移り浴室に足(車輪)を踏み入れる。フル介助用浴室とは異なりしっかりと浴室の体をなしている。 今回サポートいただく看護師さんは体格の良い快活な男性。ムキムキニキと名付けよう。 「まず、かけ湯していきますねぇ~」 ムキムキニキがタライを手にする…