「神と自分を並べる思考」の謎がようやく明確になりました。 デカルトの「我思う、ゆえに我あり」は「神と自分を並べる思考」の根源でした。この西洋人の思考様式とデカルト哲学の両方を僕は知っていましたが、それを明確につなげていませんでした。 つなげていなかった理由の一つは「我思う、ゆえに我あり」は神の非存在証明と言えるのに、それを言ったデカルト張本人が神の存在証明をしていることです。普通に考えたら、こんな矛盾を許しているから、哲学は「役に立たない」「机上の空論」と批判されるはずです。一方で、この矛盾、あるいは二律背反に切り込んだ人物が哲学者のカントだと最近知りました。 カントの哲学の最高傑作は、下記の…