[英] cant カントとは、鉄道線路の曲線部において、外側の "レール" を内側の "レール" より高くしてある高さのこと。 鉄道車両がカーブを曲がるときに遠心力によって、車体が外へ飛び出そうとするのを防止するために設けられている。
NゲージではKATOが世界初の道床付きカントレールを発売した。TOMIXも対抗してか発売の予定である。 HOファインゲージではModelsIMONが道床付きカントレールを発売している。
→イマヌエル・カント
道徳形而上学の基礎づけ 作者:イマヌエル・カント 人文書院 Amazon 大切な人のためにモノを盗むことは正しいことなのか。みんながルールを破っていいなら社会はどうなるだろうか。このような「正しさ」の判断基準に悩んだことはありませんか。 ここでは、250年前の哲学者イマニエル・カント(1724 - 1804)の考え方を現代の例に置き換えて紹介します。SNSの使い方や友だち関係など日常の判断に使える「定言命法」というカントが考えた判断基準を使って、本当の「正しさ」について一緒に考えてみましょう。内容は以下の通りです。 [内容] ■カントってどんな人? ■「定言命法」って何? ■ハインツのジレンマ…
「トラウマ」というと、大きなショックによるものを思い浮かべるが、コツコツ塗り重ねられた小さなものも「トラウマ」になり、多大な後遺症を残す。 その克服方法として、まずは自分が持ってる価値観を一旦出して、それが本当に"正しい"価値観なのか、自分が生きるうえで持ち続けたいものかを考える。なぜなら、今までの"閉じた環境"(例:愚痴の多い家庭/パワハラ気質の企業など)によって歪んだ価値観が醸成され、生きる枷となるからだ。 * トラウマが大きな出来事のショックだけではないと知れたのが大きな収穫、これによっていろんなことの説明がつきそう。引用文献も豊富で、信頼できると思った。(帯の怪しいデザインだけが惜しい…
人間学・教育学 (西洋の教育思想 5) 作者:イマヌエル カント 玉川大学出版部 Amazon 本稿では、平成30年度告示『高等学校学習指導要領』が掲げる「主体的・対話的で深い学び」の理念を、カントの道徳教育論の視座から批判的に検討してきた。両者の哲学的親和性と現代教育への実践的示唆について総括を提示する。内容は以下の通り。 [内容] 【第1回】教育されるべき存在としての人間 ―カント『教育学』から現代の学習指導要領への展開― 【第2回】道徳的判断力の開発 ―『実践理性批判』から現代の教育実践へ― 【第3回】 『啓蒙とは何か』での「理性の公的使用」の革新性 【第4回】終わりにーカント道徳哲学と…
永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫) 作者:カント 光文社 Amazon 前回の記事で、カントの道徳教育論は、純粋実践理性の働きに基づいた自律的な道徳性の育成という理念を示しつつ、その具体的な実践方法も提示していることを明らかにした。 それは、現代の道徳教育のあり方を考える上でも、なお重要な理論的・実践的示唆を与え続けている。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp 今回は『啓蒙とは何か』をテキストに「理性の公的使用」という概念は、現代の教育が直面する課題に重要な示唆を与えていることを明らかにしていく。内容は以下の通りである。 [内容] …
実践理性批判 [カント三批判書] 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon 前回の記事では、『教育学』に示されたカントの教育理念が、現代の教育指針の中に脈々と生き続けていることを明らかにした。その普遍的な意義を改めて認識することは、教育の本質を問い直す上で重要な示唆を与えてくれることを提示した。 【参考:過去記事】 chine-mori.hatenablog.jp 今回は、カントの道徳教育論が、純粋実践理性の働きに基づいた自律的な道徳性の育成という理念を示しつつ、その具体的な実践方法も提示していることを明らかにしていきたい。この点に関して、『実践理性批判』や『人倫の形而上学』を基に浮き彫…
人間学・教育学 (西洋の教育思想 5) 作者:イマヌエル カント 玉川大学出版部 Amazon デジタル革命が進展する現代社会の中で、教育のあり方も大きな転換点を迎えている。平成30年度告示の高等学校学習指導要領が示すように、AIやIoTに象徴される「Society5.0」の到来は、われわれの生活様式や価値観を根本から変えようとしている。 このような激動の時代だからこそ、「理性の自律的使用」を説いたカントの思想から、現代の教育改革における「主体的・対話的で深い学び」の本質を問い直す意義があるのだろう。 本稿は、カントの道徳教育論を手がかりに、高等学校における新しい学びのあり方を探究することを目…
判断力批判 上 新装版 作者:イマヌエル カント 以文社 Amazon 前回の記事でも述べたように、「趣味判断」をあるものを「美しい」と判定する判断のことである、とカントは定義した。「趣味判断」は主観的な判断である一方で、「趣味判断」はあらゆる主観に普遍的妥当性を要求するという特徴を持つことを前回の記事で述べた。 【参考:前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp その「趣味判断」の根拠として、カントは「共通感官」(sensus communis)という概念を挙げる。「共通感官」は、カント道徳哲学の中で特別な意味を持つ。この概念は『判断力批判』で展開されるが、カント道徳哲学…
今日はプロイセン王国の哲学者だったカント(1724ー1804)の「純粋理性批判(要約)」を読んで考えたことについて一人議論します。 現実において、理不尽で不幸で報われない出来事が様々起きても、神が配慮してくれると信じるからこそ、人間は道徳的な判断をすることができ、最善の人生を送ることができる 僕の解釈で言い直します。 神が存在するかどうかは分かりっこないけど、神が存在すると思い込んでいた方が幸せな人生を送れるから、神は存在する(と信じていた方がいいですよ)。 僕は無神論者なので、神の存在を信じていると聞くと、なんだかうさん臭く感じてしまいます。 でも、カントが言う「なぜ神は存在するのか」の答え…
文学的文章を読むうえで役立つ理論・方法論を紹介します。 〇要点駆動の読み [読書] 読者反応理論の立場に立ちつつ、読解力を育む理論と実践。山元隆春「読者反応を核とした『読解力』育成の足場づくり」 | あすこまっ! では「要点駆動の読み」を簡潔に説明。 その実践研究を山本氏以前、以後両方で検討したのが 文学的な文章の「要点」をつかむ指導法のあり方 (副題は「〜語りをふまえた内容と形式の往還に着目して〜」であり、内容、形式、語りのいずれにも注目して読む。) 〇判断・評価への注目 寺田 守 (Mamoru Terada) - マイポータル - researchmap の 話者の判断や評価の表れる言葉…
透念気が言わんとしているところは、存在論的にみると、現実はそこにあるのではなく、「神と自分の心の神が作っている」と解釈できます。それゆえに、人は現実から神の意志をくみ取れることになります。 人間の真の操縦者霊魂様と天界の神(自然の法則)とによって、現実が造られている。これを人間は自分の現実だと錯覚?していることになるのですが、錯覚という言葉は適切ではなく、それ以外に現実はないってことです。ここから導き出されるのは、現実とは、極めて個人的な「作り事」で、神様との共同作業です。 キリスト教との違いは、神とは人格神ではなく、「自然の法則」だってことです。宇宙の法則といった方がリアルかもしれません。個…