ブライアン・フェリーがソロ2作目で「Another Time , Another Place」と題したように「いつの時かも分からない、ここではないどこか」というテーマに一番迫ることが出来得たのは、ロキシー・ミュージックのラストアルバム「アヴァロン」ではなかろうか、というのは万人が認めることであろう。今日は「アヴァロン」について私的な思い出も含めて書いてみよう。僕にしては大それた話題かな。 まず、ロキシー・ミュージックのディスコグラフィ(スタジオ盤)を書いてみよう。 「ロキシー・ミュージック」(1972)・・・46分 「フォー・ユア・プレジャー」(1973)・・・42分 「ストランデッド」(19…