いい加減に困る!<4>(ボストン篇)の続きになします。 アメリカは、日本人というか、神経質な僕からすると、いい加減すぎる。いい加減さにイライラして、不満たらたらだ。しかし、どういうわけか、その不満などを言葉に乗せて、ここがおかしい、これはこうじゃないか、みたいな話をしていくと、怒ってしまう人もいるが、多くの場合は、だんだんと仲良くなって、しまいには、いい加減さのせいで困らせられたのに、いい加減さのおかげで満足したりもした。一つだけ言えるのは、アメリカは面倒臭い国だということだ。いちいち理屈をひねって交渉しなければならないのだから、面倒臭い国なのだ。そして、僕は、神経質でありながらも、議論などの…